9月16日の『住宅産業新聞』の第一面に積水ハウスリフォームが取り上げられていました。
「既存住宅の一部をZEHレベルの快適性に」というタイトルでしたが、積水ハウスリフォームの「いどころ暖熱」が大きく取り上げられていました。

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2021年度の上期(2月~7月)(参考=積水ハウスは1月・7月が決算月です)においてこの受注環境の厳しいコロナ禍であったにかかわらず前年を大きく上回る勢いで伸びているという記事でした。
表現を変えれば「いつも今が快適」という積水ハウスの住宅つくりの思想を、築25年以上の同社既存住宅でも実現するために開発した商品で、居住者が必要とする空間だけをZEH(ネット0エネルギー住宅)レベルの快適性に引き上げる事で、2021年はすでに750件の受注を達成したとの事でした。

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ここで参考にリフォーム業界の事業者ランキングを挙げてみます。(2020年度実績)
1. 積水ハウスグループ 1527億円
2. 住友不動産グループ 1246億円
3. 大和ハウスグループ 1206億円
4. 積水化学グループ 950億円
5. 住友林業グループ 702億円
6. ミサワホームグループ 655億円
7. 旭化成リフォーム 611億円
8. パナソニックホームズ 525億円
9. エディオン 521億円
10. 三井不動産グループ 469億円


この積水ハウスリフォーム社長は西野一之氏です。
が、僕にとっては随分と縁がある人間です。
彼(西野社長)は新入社員として僕が愛知県春日井市にある、春日井店店長時代に僕の店に配属となりました。
幸か不幸か・・・彼にとっては最初の上司が僕であったということです。
そして、僕や仲間の営業と共に住宅営業としてサラリーマン人生のスタートを切ったわけです。

当時の住宅業界、当時の積水ハウスはまさに体育会的な組織に近く「24時間働けますか!」などという歌がテレビCMで流れていた時代でもあり、働くことが何よりの美徳の時代でもあったように記憶しています。
今のような時短の時代とは全く違っていました。

春日井の総合展示場には当時28社ほどの住宅展示場がありましたが、どこの住宅会社よりも量的には多い時間を仕事に費やしていたように振り返ります。
まさに「量が質を創る」ことを実践していました。

西野君もそんな僕の店に新人として仲間入りしてきて、多分ですが随分と鍛えられたのではないかと思われます。
とにかく仕事漬けの毎日だったのは事実です。
…ですが、業績は素晴らしいものを出していたと思います。
そんな中で彼(西野君)も頑張ってくれていたことは事実です。
3年間ぐらい一緒に仕事をしたのではないかと記憶しています。

彼は居合道の達人で確か当時9段の腕前だったはずです。
記憶が確かであれば、無双直伝流であったような気がしています。
真剣で一度、彼の技を見せてもらったことがありますが、すごい迫力を感じたことを覚えています。
新人として営業本部に入社した新人の中で優秀な成績を収めた営業マンでもありました。
勿論、営業の「いろは・・・」を指導した僕を含めメンバーの力もありますが・・・。
(笑)
たくさんの思い出がありますね・・・・・。

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そんな彼は現在、日本で一番大きなリフォーム会社の社長となっています。
これは僕にとっても大変に嬉しい事であります。
そして今回の新聞記事はそれに拍車をかけて喜びでもありました。

新築の住宅が人口減少や、空き家住宅の増加に代表されるような厳しい中で、リフォームは順調に推移しています。
今後も日本を代表するリフォーム会社NO1の社長として活躍を期待しています。

頑張れ!西野君。応援していますよ。