7年8か月と長かった安倍政権の後を継いで菅義偉新総理が誕生しました。
振り返れば愛知県で行われた全国法政大学OB会の席で来賓として大村愛知県知事や河村名古屋市長も列席され、当時官房長官であられた菅氏はビデオメッセージでご挨拶していただきました。
 当時から法政大学OB会としては将来的に総理大臣にとの期待の声が存在しました。
ただ、そうは言うものの現実としては可能性は低いのではという思いも正直ありました。

null

 ところが様々な雑誌や政治の世界の専門家から聞こえてくる声では次の総理は菅氏が適任だというものがありました。
ささやかではありましたが期待を込めて世の流れや政治の世界の動きを見つめてきたつもりです。
個人的には大学の先輩であるのみにとどまらず、随分と関心を持って動向を注視してきました。
 
 今まで正直な話、そこまで深い気持ちで興味をもって政治に目を向けてきたわけではありませんでしたが今回だけは違います。
菅総理誕生まで時々刻々と流れていく時間軸の変化が気になってしょうがないという状態でした。

 そして改めて世襲でもなく、派閥に属するわけでもなく、まさにたたき上げの苦労人=菅義偉総理就任をわが身のように喜びました。
 近辺の大学先輩からは「一緒にお祝いしよう!」との連絡も入りました。
法政大学卒の国会議員は13人いますが、総理大臣は菅義偉氏が初めての就任です。

 こうやって個人的なブログに一般的には政治や宗教の話を掲載することはタブーかもしれませんが、そういった範疇を超えて今後菅政治の行き先を真摯に見つめていきたく思っています。
 安部政権時も官房長官として実務的な様々な仕事をしてこられたはずです。

null

 個人的な印象ですが、まじめで本当に国民を想い、日本の将来を考えて動かれる素晴らしい指導者ではないかと感じています。
 おそらくは仕事が何より一番お好きなはずです。
我々の世界でもそうですが、業績を伸ばしておられる企業の社長さんたちはそのほとんどが仕事こそが一番の趣味という方が多いですね。

 日本という国をいかに導いていくか・・・とてつもなく大変な大海へ向けた未曽有の航海なわけですが、国民の多くが実務ができる総理大臣であると期待しているようです。
 それは今回の内閣人事に強く反映されてもいますね。
確かに無派閥で総理の座に就いたわけですから、自民党内の様々な派閥の力を借りた以上、ある程度の派閥均衡での自民党役員や大臣登用はやむを得ないと推測します。

 前内閣からの引継ぎで再任者が多く新鮮味がないということは裏返せば、即戦力の実務重視の内閣ということに違いありません。
 行政の縦割りを打破していくことはまさに、企業にあってはコミュニケーションを重要視した経営というに等しいものでもあるでしょう。

null null

 新型コロナ感染対策にメスを入れ、国会の解散についてとやかく言われもしてはいますが、ここは任期満了まで持たせていただきたく期待しています。
 苦手ではと懸念された外交についてもスピードをもってアメリカのトランプ大統領やオーストラリアのモリソン首相ともさっそく電話会談などで接触するなど順調な滑り出しと感じています。

 また今回デジタル庁を新設されましたが大賛成です。
携帯電話料金の値下げも望むところです。
ふるさと納税も評価に値しますし、コロナ禍であってもGOTOトラベルキャンペーンなどは経済の活性化に多く役立っているものと捉えています。
また河野太郎大臣にも行政改革大臣として大いに期待してよいのではと思われます。
公明党や日本維新の会、あの橋本元大阪府知事からも信頼が厚い様子です。

null null

 今回の菅総理の就任後の毎日を見ていますと、健康管理のための日々のウォーイングをはじめ休日返上で仕事に没頭され、また全てにおいてスピードを要求されていることが明確です。
 まさに企業経営者と合致する点が多いように感じられてなりません。
誰よりも動く総理、総理自身がスピードをもって働いて国民をけん引していく、そんな姿勢は支持率の高さにも反映されてくるのではないでしょうか・・・。
保守と革新、思想の云々ではなく、懸命に頑張っていくその姿勢を評価しています。

 新総裁に日本の舵取りをしっかりとお任せしたく思います。
菅先輩、どうか健康にはくれぐれも留意されこの日本という国の明日を創造願いたくよろしくお願い申し上げます。