この仕事をやっていて嬉しいことの一つが様々な企業に顔を出せることでしょうか。
いろんな企業の顔を見ることができることは興味深いことです。
ああ、日本には同じ仕事をやっているにしてもこんなにも違いがあるのかと感じます。
僕の場合は住宅業界なわけですが随分と温度差があることに驚嘆します。

 そんな中で感じることがあります。
頑張っている会社には(業績の良い会社)に仕事を楽しんでいる社員さんたちが多いという事です。
ここで重要なことは仕事量と業績は一般には比例するはずで、仕事を楽しんでいる人たちの多くは仕事量が多いのだけれど、その仕事をこなしていく喜びや達成したやり遂げ感を喜びと考えていることです。

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 僕自身の経験からもそれは感じています。
よくまああれだけ仕事に時間を費やしてきたなあと振り返ります。
一言でいえば充実した会社員生活だったと言い切れます。
ですが、いやだったかと問われれば、そうじゃないですね。
途中途中で嫌気がさしたり、くじけそうになったりすることは誰しもありうるものです。
大変だったけれど結構楽しんで仕事をやっていたなあと、自分自身をほめてあげたい気持ちにもなったりもします。

 そんな中で、よくよく思うことの一つに人は変化することを望まないんだという事です。
誰しも変わらないことが楽な事の様です。

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 そこを変化していきましょうよとある種のくさびを打ち込んでいく事がを僕の仕事だろうと思います。
負け組から脱して勝ち組企業になろうとするならば、当然そこには仕事量の変化が必要にもなります。
その際、さあ挑戦していこうとポジティブに行動すると最初は大変ですが結果に結び付くものです。

 結果にこだわることも重要な要素ですね。
勝ち組企業は数字を重要視しています。
そして結果第一主義であることが多い。
信賞必罰まではいかないにしろ、できる人をほめ、努力不足の人を叱咤することも大切ですね。

 そこには上司の情熱も必要になります。
叱ることも実は大変です。
怒ることと叱ることとは違います。
自分中心で考えるか、部下中心で考えるかの違いがあります。
愛情をもって叱ることです。

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 「厳しい上司でしたね。」とよく言われます。
僕の心の中では厳しさと優しさは同居するものです。
大きな数字を任されているのに厳しさを持ちえない上司の方が不思議でなりません。

 この日もまたついついそんなことを思わずにはいられない一日でした。
誰かが起爆剤となって企業の突破口にならなくてはならないものです。
多少悪者のように思われても業績が回復してからあの人は正義の味方だったと思っていただけるように、自分の使命を捉えてもいます。
僕もまた自分に負けないように頑張らなくては・・・。

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