昨日顔を出した関西の会社にも新入社員が入社してきました。
そして今日の仕事先、東海地区の会社も若さを売りにしている会社です。

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 新入社員、いい響きですね。
僕も積水ハウスの支店長時代、毎年多くの新人さんたちが入社してきました。
一番多かった時には10人以上が支店に入ってきたことがあります。
販売会社ということもあって、最初の研修時には営業だけでなく全社員が一緒になって研修を受けました。
また、逆に営業が現場に出て建て方研修も実践しました。

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 そんな中で営業の新入社員には早い時期に契約を取るように指導していました。
「鉄は熱いうちに打て!」の言葉のように、やる気をもって入社してきた彼らには徹底的に量をやってもらいました。
「量は質に転化する」その通りだと思います。
また量を実行することによって、学生時代からの自分を吹っ切り、社会人としての自覚をもってもらうようにしていました。

 毎日の報告・連絡・相談の義務、朝の1時間のチームミーティングを通して上司からの指示を受け、P・D・C・Aをしっかりとこなし、10時以降はお客様に会いに行って夕方までは帰社しない、徹底して行動する、そういう癖をつけるように指導していました。
 おかげさまで僕の支店に入社した新入社員たちは皆1年で実績を作り、先輩社員にもいい意味での影響を与えそこにシナジー効果が生れました。
 新入社員が火をつけ全営業へと炎が大きくなっていって業績アップの大きな輪ができたのです。

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 つまりは新入社員の役割は入社したことによって社内に良き影響を与えることと義務付けしていました。
 「はじめ良ければすべてよし」僕の著書『住宅業界の新入社員が1年でトップ営業になる方法』にはそのあたりの経験に基づく話の数々を書かせて頂いています。

 東京の支店長時代の3年間は僕も新人さんたちと交換日記を実行しました。
毎朝僕のデスクには彼らの昨日の記録や感想が日記となっておかれてあり、僕も夕方までに彼らのデスクに彼らのモチベーションを上げようと熱くなってコメントを書いたものです。
 今も当時の日記が残っていますが、振り返れば、いい思い出です。
当時の彼らにも「感謝」の気持ちを表したく思います。
新入社員の彼らも大変だったでしょうが、僕も当時年間売り上げが160億円の支店長でしたから、随分と忙しい状態で、そんな中自分に鞭打って臨んだのも事実です。

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 自分の人生は自分自身で創っていくしかありません。
新入社員さんたちの早いうちでの意識改革、早い時期での契約を期待したいものです。
 大リーグに挑戦した大谷翔平選手もいわば大リーグの新入社員で、最初から大活躍しています。
 もちろん、先輩たちのフォローは欠かせないことも事実です。
「人は教えることによって学ぶ」ものです。
愛情をもって育ててあげてください。


 新入社員さんたちに熱いエールを送ります。