顧問となってもうすぐ1年半となる名古屋市の会社の研修会でした。
毎月顔を出していますがいつもみんなが明るく気持ちの良い会社です。
そんな若い彼らと顔を合わせることは僕にとってもとても嬉しいことです。

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 大学生の価値観も近年は変化してきています。
かつては給料の多い会社が魅力でしたが、今ではそれ以上に自分の時間が取れることや、そんな仕事の遣り甲斐のある会社が就職先として選ばれているように思います。

 月刊PHP12月号の取材インタビューにもお答えしましたが、個人的に住宅販売は会社1割、商品2割、お客様に対応にする社員7割が決めて要因ではと感じています。
 今日の会社は経験値や知識ではまだまだ他社の社員さんにはかないませんが、従順さにおいては他社の社員さんをはるかに凌駕するものを持っていると感じます。

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 この日は今年1年の振り返りと、また来年度の抱負と計画を発表してもらいました。
発表を聞いての感想です。
結果は随分と甘い、また具体性・現実性に欠くものでした。
彼らに期待を込めて「檄」を少しばかり飛ばしました。

 最近の傾向ですが若い人たちが叱られていない現実を見ることがあります。
企業にあってはコンプライアンス上の問題(パワハラ)も存在するのでしょう。
…ですが、愛情をもって叱ることは大切です。
そしてしっかりとフォローしてあげることです。

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 若い彼らは今年飛躍的に業績アップに貢献しました。
昨年度から比較して少なくとも倍以上の成果を出しました。
全国的にはほとんどの住宅会社が前年割れしている現状です。
「素晴らしい!」彼らをたたえたいと思います。

 そしてまたこういった彼らが成長できる会社つくりをしている上長、社長も素晴らしいですね。
細かなところで気遣いをしている社長の姿を垣間見ることがあります。
今年も社員さんに社長が感謝の気持ちを込めてお歳暮を贈ってらっしゃいます。
僕にも届きましたがそういった心使いは常日頃のモチベーションにも大きく影響するものです。
また一人一人の部下に対してとて、専務が(とても若い専務です)、しっかりと面倒を見てる姿にも感動さえ覚えることがあります。

 今や「働き方改革」が進行中ですが、業績の良い会社には上司の気配りや仲間同士のコミュニケーション、毎日顔を出す会社ですから楽しい時間となっていればお客様の目にも「良い会社」として映るに違いありません。
 
 この顧問会社の来年のさらなる業績向上と発展を祈って、また若い彼らの人生が更に充実したものになることも祈念したく思います。