視聴率もまあまあ高く好評のようですね・・・『家売るオンナ』
2016年夏の水曜ドラマ、北川景子演じる三軒家万智は不動産屋のスーパー営業ウーマン、どんな手段を使っても家を売ってしまうという強くてできる女です。

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 北川景子さん自身はDAIGOとの結婚を発表してさらに存在感を示しましたが、このドラマでの評価が結婚後の彼女のヒロインが継続できるかどうかのポイントとなるようです。

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 住宅業界の現実はというと三軒家万智のような愛嬌がなく、笑顔の乏しい接客から契約が取れるとは到底思えません。
私はお客様に害を与えるものではありません・・・という意思表示が笑顔といってよいでしょう。
なんといっても「営業にとって笑顔は原点」なのです。

 かつて16年前僕は積水ハウスの東京の支店長でした。
当時積水ハウスには新卒の女性営業は0、キャリアのベテランの女性営業が数人いただけでした。
住宅営業は女性には不向きだといわれていたのです。
ところが現実的に家庭にて一番多くの時間を費やすのは主婦です。
女同士の会話で新居の話が盛り上がるのが現実でした。
僕はそこに新しく女性の住宅営業を誕生させました。
Bさんです。
彼女は大変に頑張り屋さんでした。
まさに三軒家万智のような活躍をしてくれ期待に応えてくれたのです。
な、なんと合コンをした相手の自宅とアパートの建て替えも受注、サプライズの実績で見事新人賞に輝きその後の女性営業の活躍の道を開拓してくれたのです。

 今や積水ハウスは「なでしこ企業」として世間に女性の活躍できる会社として存在感をアピールしています。
新卒の女性営業社員はなんと400人ほどに増えてきたと聞きます。
まさにBさんたちが先陣を切って『家売るオンナ』を増やしていってくれたのです。

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 ドラマでは現実とは多少遠い状態でのストーリーも多いのですが毎回楽しみに面白く拝見させてもらっています。
世は女性の時代、家庭内における決定権者はもちろん奥様・・・・と来れば営業は女性がいいのです。
住宅業界の営業ウーマンたちの健闘を祈ってやみません。