石屋製菓・・・ご存知でしょうか・・・・?
石屋製菓を知らない方も「白い恋人」は知ってらっしゃるのではと思います。

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 この日は他業界ではありますが石屋製菓の工場見学を経験しました。
石屋製菓さんは皆さんよくご存じのチョコレートのヒット商品「白い恋人」や、バウムクーヘンなどの各種菓子。ケーキなどを製造販売してらっしゃいます。
 そして関連会社の石屋商事がサッカーチームであるコンサドーレ札幌をテーマとした複合施設「白い恋人パーク」の運営を行っています。

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 このパーク内に菓子工場で見学可能なイシヤチョコレートファクトリーが存在します。

 かつて積水ハウス時代にお客様をよく工場見学会にお連れしました。
当時はまだガンガン音のする工場や工場独特のにおいをかぎながらのお客様案内でした。
今や積水ハウスは工場をあえて「夢工場」と名打ってハード面よりもむしろソフト面を中心にお客様案内をしていますね。
 いつの間にか工場が販売促進活動の重要な要素となっているといって間違いありません。

 イシヤチョコレートファクトリーも御多分に漏れず魅力ある施設でした。
まず驚いたのは人がいっぱいなこと、数多くの観光客が所狭しと工場内に溢れていました。

 実は2007年石屋製菓はチョコレート「白い恋人」において賞味期限改竄という問題を起こしたことがあります。
賞味期限をなんと1か月伸ばして販売していたのです。
 またほかの商品にも不祥事が発覚しました。
全商品の自主回収を行い本社工場は操業停止、雪印企業やミートホープに次ぐ北海道ブランドの信頼が一気呵成にマイナスに走りました。
 
 その後大幅な社内改革、社長交代 役員一新・・・・信頼を回復し現在の隆盛がここにあります。

 今や海外からの多くの観光客にも身近な存在として、当たり前の北海道のお土産となって庶民に慕われる「白い恋人」があります。
大阪からは「白い恋人」をもじった「面白い恋人」が、また「黒い恋人」も商品化されています。

 不祥事があればしっかりと謝罪し信頼の回復に応えていくことは企業の務めです。
かつての教訓を生かし、コンプライアンスを重視した、さらなる購入者からの期待を背負っての経営を見続けていきたいものです。