意外に思われるかもしれませんが、関西地域の住宅会社主催の完成現場見学会にスタッフとして参加しました。
 見学会の手法についての研修は数多く実践していますが、いざ学習したはずの見学会がどのくらいのレベルで実行されているのかは不透明なことが多いものです。
 顧問会社に至っては、見学会の計画・実行・検証を書類やミーティングによって確認してはいますが「百聞は一見に如かず」とも言います。
 今回のように、実際に僕自身がスタッフの一員として参加してこそ理解できることかもしれません。

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 自分が関与している顧問会社ともなるとどうしても業績向上を望んでしまう関係上、要求水準が高くなってしまうものですが、今回の見学会参加で感じたことをあえて列記してみました。
 全体的にはおそらく全国レベルで判断してみてレベルは高いと思います。
もっとこうすればよくなるのになぁといったことを書かせてもらいますと・・・・・

1、例えばポップ、建物のいろんな見どころをお客様に知っていただくためにはできれば20枚ぐらいはほしく感じました。
2、小物などをもっと数多く配置して生活感がもう少しあるともっとお客様の心にアピールができたのではと感じました。
3、季節感のあるイベントを実施したことはとても良いですね。
4、お子様アンケートは好評だったと判断します。
5、お客様の来場、退場時はもっと熱意をもっての社員対応があってよいと感じました。
6、車の駐車時もしっかりとしたジェスチャーや声掛けが大切です。
7、イベントはその手法をお客様にわかりやすいように案内しておくことが重要です。
8、お客様との記念撮影は効果的だと考えます。
9、スタッフは一体感・連帯感を増すためにも法被やTシャツ、ポロシャツなどお揃いが良いですね。
10、心地よい音楽が印象的でした・・・・・

 他にもいろいろと感じることがありましたが、全体的にはレベルが高い見学会ができていたように判断します。
 来場数は結果が分からないのですが、いかに自分たちから来場されるお客様を連れてこれるかが大きなポイントであると断言できます。

 顧客目線でしっかりとお客様をおもてなしすること、お客様はとかく建物を見に来るものだと考えがちですが、自分たちこそが見てもらう対象であると考えるべきでしょう。
 販売会社の社員が一丸となってお客様をお迎えする盛り上がり見学会でありたいものです。
 この見学会は2日間にわたって開催されていますが、1日目の反省点がしっかりと理解されたうえで2日目の見学会にそれが生かされることを期待したいものです。