住宅業界の生き残りの条件を講演やセミナーを通じてよくお話します。
10年後の住宅着工戸数60万戸時代を見据えると、是非とも筋肉質の会社を作っておきたいものです。

 その際にお話しするのは・・・・・
1、OB顧客との接触頻度の強化、
  これからはお引渡ししたOB顧客からの信頼が得られない住宅会社は生き残れません。
2、人材育成
  他業界と比較して我々住宅業界は学習の機会が少なく感じています。
3、「待ち」から「攻め」への営業転換
  住宅展示場への来場がかつてと比べて少なくなっています。
  お客様を待っているのでなく、お客様に近づいていく会社でありたいものです。
4、地域密着に徹する
  もともと住宅業界の原点は地域密着です。
  エリアを理解し、マーケティングをしっかりと実行したいものです。

 この日は顧問先の全社員さんに集まっていただき、
営業から設計へ、工事へ、総務へ、
設計から営業へ、工事へ、総務へ
工事から営業へ、設計へ、総務へ
総務から営業へ、設計へ、工事へ・・・・・といったように
他セクションへの要望を出していただきました。

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 言いたいことを言えるか言えないかも大切なことですね。
会社が生き残っていくためには絶えず社員の声が生かされ、よき方向性にベクトルが向いていくことが必要だと考えます。

 社員全員が同じ時間に、同じ場所に会して、同じテーマに沿ってディスカッションすることは組織の強化につながります。
 またコミュニケーションの向上にも役立ちますね。
もっと言えばこの会社に関与する協力業者の皆さん方にも一緒になってもらうこともより効果的であるともいえそうです。

 この会社、この1年間で売り上げは114%アップ、今後も攻めの展開を考えていますが、僕もこの会社と二人三脚で歩んでいく覚悟です。

 「凡事徹底」といいますが、人材育成をしっかりと毎月研修会を通して実行し、勝ち抜く会社にしていきたく考えています。