のどかな太陽と海に抱かれて、時代に流されることなく、どこか懐かしさの漂う岬村。
その岬の先端で吉永小百合演じるヒロイン悦子は長年小さなカフェを営んできた。
 悦子の入れるとびきりうまいコーヒーと、和やかな語らいを楽しみに、店に集う人々との交流を通して、当たり前すぎて忘れてしまいがちな、世の中の不思議や人と人との絆がなめらかに紡ぎ出されていく・・・・・。

 モントリオール世界映画祭で審査員特別賞グランプリ、エキュメニカル審査員賞のW受賞に輝いた「不思議な岬の物語」を観てきました。
 (我ながら時間の使い方が最近とみにうまくなったと思います。)

 映画の中に出てくる岬村青年団フォーク愛好会のメンバーは・・・・・杉田二郎・ばんばひろふみ・高山厳・因幡晃・堀内孝雄、音楽に40年間関わってきた懐かしいメンバーも顔を見せて、温かい、そしてほろ苦さも感じる映画でした。

 映画のシーンの中で主人公悦子(吉永小百合)と、悦子に30年間恋心を持ち続ける不動産屋(笑福亭鶴瓶)がキャッチボールをする場面がありました。
 こんな場面に弱いですね。
ついつい涙腺がゆるい人間になってしまっていました。

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 映画はいつ見ても実にいいものですね。
今後封切りされる観てみたい映画を並べてみました。
ご存知ですか「バンクーバーの朝日」この映画は必ず観ます。
今から心うきうきとても待ち遠しい映画です。