6年間連載を続けていた「住宅産業新聞」にプレハブ住宅満足度調査についての記事が乗せられていました。

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 かつて「売り逃げ産業」などと称された住宅業も今やしっかりと顧客満足度の向上に励んでいます。
これだけをとっても時代が大きく変化しているという感じがしてきますね。

 その新聞記事によると顧客からのいわゆる「満足」という回答はわずかだが低下したということです。
 満足を得ようと努力する、顧客はいつしかそれを当たり前のこととしてとらえようとする・・・となると自然体で満足のレベルが変化してくるといってよいと思われます。

 同じことを実行していると、いつの間にか満足の度合いが落ちてくる、顧客の要求水準が大きくなってきてより高い満足を求めるようになるといった具合になるのでしょう。

 しっかりと顧客の意見を聞いていく姿勢は永遠に我々の使命でもあり、何よりもそういった顧客の声こそが仕事への大きなヒントになっているといって過言ではありません。

 記事の中で営業担当者の迅速な対応が高評価になっていました。
嬉しかったですね。

 最近講演するたびに、かつては「地域密着」から「地域貢献」と以前は言っていましたが、今年になって「顧客密着」から「顧客貢献」とお話ししています。

 また持論ですが、住宅を購入された(建築された)顧客が満足する状態から、感動する状況へと変わってこそ本物のリピーターになるように思います。

 当たり前のことを当たり前に実行することは満足という結果を誘因しますが、当たり前以上に実行することこそはサプライズであり顧客の感動を生むものと考えるからです。

 それこそがサポーターの生まれてくる過程のように思います。

 2013年も数多くの感動物語を作りたいものですね。