どんな業種の仕事であっても自分たちの販売エリアを知ること、愛することはとても大切なことのように思います。
特に住宅業界は地域密着業界と言われますね。

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 マネージャーとして愛知県・岡崎支店長、東京都・多摩支店長となった僕は特にこういった点に力点を入れました。
 積水ハウス時代、中部地方の市場戦略委員長として特に意識して売りやすくするための策を講じた思い出もあります。

 例えば、自分たちの担当するエリアの人口・世帯数・建築戸数・主たる企業・特色などを知識として会得しそれを戦略として仕事に生かしていくということです。

 また支店長としての自分は担当エリアをより熟知するべくとなるべくエリアに溶け込む努力もしたものです。
担当エリアの市長さんとの対談や、地域への社会貢献、地元ラジオ番組に社員さんやお客様が出演するような企画もしました。
これは社員さんや業者さん、お客様のモチベーションアップに役立ちもしました。

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 経営上の責任と市場のシェア率を向上
させていくといった市場責任の双方を併せ持つことを重要視したわけです。
結果としてシェア3位だったところから第1位に、そしてそれにともなって戦略拠点を増やし社員数も増加して全国トップの業績に結び付きました。

 自分たちの販売エリアを愛する工夫、とても大切なことと考えていいのではないでしょうか。