北海道に初めて旅をしたのは大学2年の時、ヒッチハイクでの15日間の旅でした。
大自然の素晴らしさに感動しその後も何度か足を運ぶようになりました。

 10年以上の時を経て、家族で旅した時、立ち寄った和洋菓子店「六花亭」、感じのよい店内がお客様で溢れていたのを思い出します。
 社員の態度や対応も商品のうちであるが、販売員の気持ちの良い対応が印象的でした。

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 この「六花亭」の小田社長は従業員を家族と言い、会社を我が家と呼びます。
社長は千何百人もいる社員の名前を覚えていて気軽に声をかけるといいます。
そこには社員が幸せでなければ、顧客満足などあり得ないという姿勢があります。

 100名近い新人研修は5日間に及ぶが課題がユニークですね。
一人ひとりが仲間である同期の全員の名前を新人研修修了時までに覚えるというものなのです。社員がコミュニケーションをよくして気持ちの良い社内環境を創っていこうとするもの、従業員満足度を高くすることで果ては顧客満足度も高めていこうとする試み、好業績が続く「六花亭」の秘密が隠されているようですね。