かつてこのブログには全国各地を出張で旅した時の様々な駅弁をよく紹介していました。
「加藤さんのブログは駅弁ばかりですね」などと笑われたこともしばしばでした。
このブログの席は仕事上の自分ではなくて、普段着の自分を出したほうが…なんて思いもあります。
 今回は久しぶりに駅弁の話です。

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 東京駅構内には中央に駅弁専門店「旨囲門」があります。
通常よくここで新幹線に乗り込む前に駅弁を選択して購入するわけですが、今回は「東北支援駅弁大会」の文字が目に入りました。
今の時期東北の文字には心が動きます。

 以前も口にして「いいねっ!」と太鼓判を押していた「牛肉どまん中」ガ目に飛び込んできました。
ただその横には「えび千両ちらし」も、ドカンと存在感を示しています。
どちらも自分の中の味覚がしっかりとその美味しさを覚えていて何んとも捨てがたいのです。

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 どっちにしよう・・・・ここで決定的だったのは米沢と新潟の産地の違いでした。
米沢・新杵屋さんの「牛肉どまん中」に決定でした。
 東北のブランド「米沢牛」を豪快につかった牛丼弁当、山形のブランド米「どまんなか」との合体でネーミングはまさにそのまま「牛肉どまん中」なのです。

 仙台・こばやしの「牛タン弁当」も、郡山・福豆屋の「小原庄助べんとう」も、風評被害なんてなんのその、食したいのですがまたの機会に譲るとして今回は明治時代の英語教師C・H・ダラスがその味にはまったと言われる米沢牛をいただきました。

 5月28日・29日の「東北駅弁大会」もよろしくお願いします。