プレジデントとの11月29日号に激減している日本人の給与が特集として取り上げられていました。

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 ここ数年減少気味であった我々の給与は2009年には最大の下落となり、かつての上昇が夢のようですね。また業種を問わず減少しているのも大きな特徴です。
 住宅業界も厳しい現状ですが、製造業、卸売り・小売業、医療福祉、運輸、生活関連業、宿泊・飲食業はより大変な状況に追いやられています。
 業種別のトップは電気・ガス・水道業ナドインフラ系で705万円、それに対して宿泊・飲食業は337万円でワーストです。
 昇給・昇格といったかつての当たり前が崩れてきているのも現実です。
 仕事を終えての楽しみであったビールが発泡酒に変わり、第3のビールへと変化しているのもよくうなずけます。

 地域別の平均給与では東京が595万円でトップ、沖縄が327万円で最下位となっています。貯蓄ゼロ世帯が20%を超えているとのデータもあります。
 我々を襲う生活不安、安心できる会社はどこへ行ってしまったのでしょう。

 ローコスト住宅についつい顧客の眼がいくのも納得してしまいます。

 毎日が勝負の緊迫感なるご時世がここ当分続きそうです。