9月中旬になると思い出すのが、この時期に旅したアメリカへの住宅視察です。
ロサンゼルスから北へ飛行し、コロラド州ポートランドでの住宅視察でした。
国土の広いアメリカだからこそでしょうが、一戸一戸の住宅は土地が大きくゆったり間が漂っていました。住環境を大切に考えられているなという印象を強く持ちました。

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 地元のガイドの方から説明を受け、室内にも数多く足を運びましたが日本の家屋とは随分と違いもあります。中でもゲストルームという感覚は日本にはないのかも知れませんね。また家具付きの住宅がほとんどです。玄関で靴を脱いでということもありません。
アメリカの家庭では友達の家族を招いて自宅でパーティを開くということが日常化しているようでした。

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 日本の住宅もかつて「ウサギ小屋」などと言われていた時代と比べて、はるかに床面積が広くなりました。ですが、ここへ来て一世帯当たりの構成人数が2,6~2,7人と少なくなっており大きな家が少なくなっている感じもします。
 我々住宅を供給する立場としては一人一人の顧客の住まい方を良く理解した上で、住宅を建築していく立場にあります。もっともっと顧客の立場に立った個性ある「家」があっても良いのではないでしょうか。