皆さんもご存じでしょうが、何と身長155センチ、18歳の女性野球選手が頑張っていますね。そうナックル姫こと吉田えりさんです

 どうしても野球がやりたくて、体格で劣る部分をナックルを投げることで補おうと自分自身でレッドソックスのウェイクフィールド投手を見本にして魔球をマスターしたのです。素晴らしいですね。

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 彼女いわく自分のナックルは「うにゃうにゃ」と曲がってくるボール、「シュー」と音をたてて隠れてくるボールだそうです。

 神戸9クルーズで投げていたかと思いきや、今度はアメリカ独立リーグ・ゴールデンベースボールのチコ・アウトローズに入団してしまいました。あの小さな小さなえりちゃんが、大きな大きな外人男性選手を最速101キロの直球と時速80キロのナックルを武器にして三振をとる光景を頭にするだけで「スゴーイ」と感動してしまいそうです。

 ちなみに昨年の成績は先発1試合を含む11試合に登板、11回と3分の2を投げて0勝2敗、防御率4、63の成績でした。

 「まさか」が現実に、「うそだろ」が真実に、人間の持つ努力には私たちが思いもよらない部分があり、可能性が広がっているのですね。

 (出来るわけがない)・・・と、最初からあきらめてしまう人達の多い中で彼女の努力には敬服することしきりです。

 「えりちゃん頑張れ!」挑戦するその姿勢に精一杯の拍手を送りたく思います。