お世話になっている社長に美味しいお寿司を御馳走になりました。
夜のお任せで、この時期の旬なネタをお腹いっぱいいただきました。
ありがとうございます。(感謝)

20100128-nametagarei091205-300.jpg null null

 そういえば最近NHK「プロフェッショナル・仕事の流儀」で82歳のすし職人、小野二郎さんを観ました。
通常とはずいぶん遅く25歳ですし職人の道を志し、ミシュラン三ツ星レストランの称号をいただけるまでになった御方です。
現在も東京・銀座「すきやばし次郎」で握ってらっしゃる筈、「おまかせ」で3万円とお聞きしています。
「高い!」というイメージを持たれる方もあるかもしれませんが、世界一のすし職人の握るすしと考えれば感謝して頂けるようにも感じます。

null null 

 二郎さんはとても不器用な方とご自身でおっしゃってらっしゃいます。
不器用だからいろいろと工夫し、人一倍考えた。
「二郎握り」という手を返しての握りなどはその典型なのでしょう。
20カンの「おまかせ」は温かいものと冷たいもの、さっぱりとこってり、よりおいしく食べていただくための工夫やアイディアが凝縮されています。
苦手を克服していく努力大いに学びたいものです。

20100128-img03_02.jpg null null

 また7歳で丁稚奉公に出て帰る場所がなく、「帰る場所の無い人生」が現在につながったともいえよう。この道しかない、だからこの道を究めようとするプロの生きざまが印象的でした。

 82歳になってもどうすればさらに美味しくなるかを追求し続けるその姿、素晴らしいと感じました。