2021年 01月の記事

January 2021
カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato

今年の住宅業界各社トップの声が「住宅産業新聞」に掲載されていました。
そこで感じたことは持続可能社会実現に向けて地球に優しい住宅を普及していこうとするものでした。
年々普及率が高まっているZEHなどが対象ですね。

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2050年「脱炭素」を実現する上でもZEHをはじめとする省エネ性に優れた住宅普及が不可欠です(積水ハウス・仲井社長)
 住宅ローン減税延長の措置、贈与非課税の維持、かつてない大規模な住宅ポイントの導入等の経済対策がなされた(大和ハウス工業・芳井社長)
 安全で安心、快適に暮らせるサステナブルな住宅が一層求められています。カーボンニュートラルの達成にはZEHなど省エネ性能の高い住宅の供給や、街づくりで住宅産業は大きな貢献を果たせます(積水化学・神吉プレジデント)
 世界中で激甚化する自然災害は、気候変動への意識を高め環境に配慮した住宅が求められるようになっています(住友林業・光吉社長)
 脱炭素社会の実現に向け安全・安心で健康で暮らせる環境負荷の少ない住宅へのニーズが高まっています(三井ホーム・池田社長)
 住宅の脱炭素化に取り組まねばなりません。更なるZEHの普及や既存住宅の断熱回収促進に向けた制度拡充にも期待します(パナソニックホームズ・井上社長)
 脱酸素への取り組みは最も重要な要素です。住宅の省CO²化を促進するZEHやZEBの普及拡大施策は一層の拡充が必要(ミサワホーム・磯貝社長)
 安心・安全・レジリエンス性能の強化に加え、抗菌・健康面への配慮もより強く求められるようになりました。地球環境に優しい住宅、かつ災害に強い住宅を普及・流通させる(ヤマダホームズ・松本社長)
 SDGSの観点からも省エネ性やレジリエンス機能を強化した良質な住宅ストックへの補助・助成も引き続き期待する(三菱地所ホーム・加藤社長)
 省エネ・耐震性の優れた住宅への支援に加え、新しい生活様式を実現する住宅についてポイント制度等で支援していただきたい(ポラス・中内社長)

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 またほかの意見として、住宅減税延長を高く評価する声、ポストコロナに向けた在り方、災害時の安心・安全の推進、環境と経済両面での再生・・・など多くのご意見が載せられていました。

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 このままだと地球がいつまでも私たちに優しい存在であるということが困難になっていくに違いありません。
いまこそ、私たちの未来のために住宅業界の地球を守る姿勢が問われます。
カーボンニュートラルの達成に向けて業界が足並みをそろえて意識を高くしていきたいものです。


カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 私たちが住む星であるこの地球は、いつまで私たちに優しい存在であり続けてくれるのでしょうか・・・?
 徐々にではありますが地球の温暖化は進んでいます。
この状況を野放図にしておけば、私たちの子供はまだしも孫の時代以降には日々平穏で落ち着いた、安心安全な暮らしはおそらく困難になるように思われます。

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 菅総理は2050年に脱炭素社会の実現を目指すと宣言されました。
私たち住宅業界もまたZEHをはじめとした住宅ストックの整備を進めていくことが義務であろうと思われます。
 昨年から現在に至るコロナ禍にあって私達はますます「家」の重要性を実感しました。
外出を自粛するという現実が当たり前化してきて「家」にとどまる時間が随分と多くなってきました。
「家時間」を価値あるものとして捉え、今まで以上に「住まい」を「安心」で「安全」な器として考えていく必要性を問われるようになってきたように感じます。

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 住宅業界の使命は将来への不安を払拭した「安心」「安全」である住まいである事、今やコロナ感染の関係で益々そういった傾向が高まっているように感じられてなりません。
 推測ですが、おそらくは住宅を購入しようとする顧客の多くが今後、自分が建築しようとする住宅会社の経営についての健全度も検証していくであろうと・・・。
 少なくとも一生に一度の大きな買い物である住宅を建築する顧客の多くは、入居後も長期的に付き合っていける安全度の高い住宅会社を選択肢の一つとして重要に考えていくだろうと思われます。

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 2021年、混迷と不安の中で、幕を開けましたが住宅業界の現実も気になります。
個人的には2021年住宅の着工は75万戸ぐらいではないかと予想いたします。
日本の人口は減少していく、現存する日本の空き家の数は850万戸で今後はさらに増えていく…ですがそんな中でも世帯数は増える傾向にあります。
 つまりはあえて言えば、小さな家が、増えていく傾向にあると考えます。
住宅メーカーはますます住宅についてのシェア度を減少させ地域のビルダーが中心となっての建築が進展していくのではと予想いたします。
 また住宅展示場へ来店されるお客様の70%が土地なしということもあって、土地なし客に強い会社が業績を伸ばすのではとも考えます。

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 住宅会社の使命は「売りっぱなす」住宅会社ではなく、お引渡ししたのちも顧客との関係を継続していく住宅会社であってほしいと希望しないではおられません。
 本来住宅会社の使命は「地域密着」であります。
地縁関係や血縁関係が原点となっていました。
「街」や「村」の中の工務店は地域社会と結びついていたはずです。

 今までにも増して「安心」「安全」に対しての意識を高く強く持ち、顧客からの相談にはwebでもしっかりと対応していく、存在価値のある地域に必要な住宅会社を目指していきたいものです。
 またそのような住宅会社を応援していきたく思います。

 

カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato

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 2021年が始まりました。
今年は東京オリンピックの年、コロナも一掃されて是非明るい年にしたいものです。
皆さんにとって良き1年となりますようお祈りいたします。

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 さて毎年夢中になって観戦するのが「箱根駅伝」です。
朝7時からのテレビ放送ですから、今年はいつもの年以上に6時には布団を出て朝食を終え7時ジャストには観戦モードに入りました。
母校の応援もありますが、毎年それ以上に選手達の真剣に走るその姿に胸を打たれます。
 様々な人生ドラマがここに集約されているようなそんな感じすらします。
何でも今年の「箱根駅伝」は視聴率が歴代トップの32.3%だったということです。
往路を見た人が4988万人、復路を見た人が5266万人でこれはもう国民的行事になってさえ来ている感じですね。
またコロナ禍で外出規制「巣ごもり」状態だったこともよくうかがえます。

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 「箱根駅伝」ではまず感動したのが1区の母校法政の鎌田君でした。
まさかまさかのトップで他の強いランナーを抑え母校の21年ぶりの1区区間賞、素晴らしい走りでした。
ついつい嬉しくなって大きな声を張り上げて応援してしまいました。
 全体的には創価大学の素晴らしさに心打たれました。
100年近くの歴史ある箱根駅伝に参加4回目で、今年の目標が3位入賞のところが、往路1位、復路も最終10区で駒澤大学に抜かれるまで1位を死守するなどチーム一丸となっての走りは素晴らしいものでした。
 最終区間で大逆転の優勝をなした駒澤大学の執念にも脱帽、これもまた感動です。
本命視されていた青山学院大の往路の出遅れを一新した復路優勝も原監督と選手たちのなにくその意地と執念を見た感じがします。

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 選手の多く、なんと95.7%がナイキシューズを履いていたのもびっくりでしたね。
皆がナイキを好んで履くところが、日本人らしさが見られます。
そして区間賞をとった選手10人中9人までがナイキでした。
ナイキの「ネクスト%」「アルファフライ」はこれからも市場を賑わしそうです。

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実況中継をしていた日本テレビの森圭介アナウンサーのコメントが素晴らしかったですね。
往路優勝をした創価大学の10区小野沢勇樹君が3分19秒のリードをもって栄光のゴールを目指したのですが21キロ地点で駒澤大学の石川拓慎君にかわされました。
残念ながら総合優勝には届きませんでした。
 森アナウンサーは「初めての往路優勝がありました。初めての総合優勝には届かなかった。目標は総合3位でした。目標達成とみれば嬉しい準優勝、ただし悔しい準優勝」と伝え、「そして2位で悔しいと思えるチームになった」・・・最後に「創価大学準優勝、この悔しさを来年につなげます」と結んで小野寺のゴールを称えました。
 胸に刺さる中継コメントだったと思います。

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 2021年、新しいこの年を一つでも多くの感動で綴りたいですね。
まずは「箱根駅伝」の感動、この感動を今年の一歩に繋げていきたく思います。
僕もまたいつもの年にも増して多くの感動を世の中に残していきたく動いていきます。
「箱根駅伝、たくさんの感動をありがとうございました!!」

  2021年今年は東京オリンピックがもう開催まで200日を切りました。
世界中が人類の英知を振り絞ってコロナの危機を超え、新たな感動の年になってほしいものです。