2010年 11月の記事

November 2010
 久しぶりに長野県での仕事でした。
一昨日が岐阜での仕事でしたから、何か最近は地元近くで仕事をしている感じです。

 マイカーを飛ばして2時間半、伊那市が今日の仕事場でした。不動産会社のコンサル業務で女性社長が僕の話に熱心に耳を傾けてくださったことが印象的でした。

 人口7万人のこの街にも秋が訪れていました。
写真は高遠城の紅葉です。さすがに伊那市は寒いですね。
この日は長野県北部で雪が降ったとのこと、ついついコートの襟を立ててしまいます。

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 伊那市は小沢の花公園の芝桜も有名です。
季節がゆっくりと、とはいってもしっかりと流れてきているのが解ります。

 今年は紅葉を見学に出掛けることもありませんでしたが、仕事先で秋を感じています。
 TIME IS MONEY ・・・といいますが・・・
 最近とみに時間が資源であると思われてなりません。
他にも時間は命(大げさかな) 時間は宝(なるほど、なるほど)等とも思います。

 「貧乏暇なし・・・」というけれどいつも時間に囚われている自分がいます。
人はみんな一日に24時間という時間を与えられています。
なのになんでこんなに人は結果に個人差が出来てしまうのでしょうか。

 年齢を重ねるにつれ時間の過ぎていくのが早くなってきているような感がしてなりません。自分を取り囲んでいる社会の変化が激しいせいでしょうか?それとも人生の残りの時間が少なくなってきているせいでしょうか。幼かりし日、一日ってもっともっと長かった感じがするのですが・・・。

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 我が書棚を探せば時間に関する書が並んでいます。
あれっ・・・いつの間にか時間に関する本が増えてきていました。
時間に関する感覚が徐々に厳しくなってきている自分を感じています。

無駄な時間はとにかくもったいない。 
もっともっと時間を大切に使わなくては・・・。

 PHP研究所から新刊が出版されました。トップリーダーが綴る『元気をもらった一言』という本です。
174名の共著です。
一人当たり2ページずつでまとめられています。

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 「不安に襲われ立ちすくんだ時、困難に直面し挫けそうになった時、そこに希望の光が見えれば、私たちはまた頭を挙げて前を向き、歩み続ける事が出来ます。各界で勝医薬するトップリーダーの方々が。これまでの人生においてその傷ついた心を癒し。力や温もりを与えてくれた言葉、苦しみから解き放しててくれた言葉について、エピソードと共に綴った書です。」

 ユニー社長 前村哲路さん
 東京海上日動火災保険会長 市原邦夫さん
 (株)壱番屋特別顧問 宗次徳二さん
 ワタミ(株)CEO 渡辺美樹さん
 スターバックスコーヒージャパンCEO 岩田松雄さん
 日本財団会長 笹川陽平さん
 (株)エスワイフード会長 山本重雄さん・・
・・・などたくさん著名人の中に、不肖
 私も稚拙ではありますが、サラリーマン時代の思い出を書かせて頂いています。

 有難いことに私にとっても7冊目の出版物となりました。
コンサルタントとして独立後、毎年1冊ずつ書が世に出ていくことは非常に光栄に思っています。

 どうかご一読いただければ幸いに思います。
 今月は5日に広島でセミナーを実施しましたが、偶然ですが、今回は講演で広島県福山市に来ています。
 福山駅のすぐ前に大きな建物がそびえていました。

福山城です。こんなに駅の近くにあるお城は初めてです。
 この福山城、関ヶ原の戦い以降は福島正則がこの地域を治めていたのですが、武家諸法度違反により改易され、その後は徳川家康のいとこである水野勝成が毛利氏など西日本の有力外様大名に対する抑えとしてこの地に赴任し築城したものです。

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 この日、講演前に駅の構内にあるレストランで「牡蠣ご飯」をいただきました。
旅に出ての一番の楽しみはといえば、その土地の名物である食べ物を食することでしょうか。
 この地方の名物である、牡蠣と蕎麦の定食をごちそうになったのですが、気分的にそのエリアを知ったような気持にもなるから不思議ですね。

 この日の講演では「地域密着の重要性」をお話しさせて頂きました。
住宅業界にあっては「地域密着」は大きな戦略といって間違いありません。

 地域に根差した住宅会社こそ厳しい時代を乗り越えていくものと信じてやみません。
 プレジデントとの11月29日号に激減している日本人の給与が特集として取り上げられていました。

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 ここ数年減少気味であった我々の給与は2009年には最大の下落となり、かつての上昇が夢のようですね。また業種を問わず減少しているのも大きな特徴です。
 住宅業界も厳しい現状ですが、製造業、卸売り・小売業、医療福祉、運輸、生活関連業、宿泊・飲食業はより大変な状況に追いやられています。
 業種別のトップは電気・ガス・水道業ナドインフラ系で705万円、それに対して宿泊・飲食業は337万円でワーストです。
 昇給・昇格といったかつての当たり前が崩れてきているのも現実です。
 仕事を終えての楽しみであったビールが発泡酒に変わり、第3のビールへと変化しているのもよくうなずけます。

 地域別の平均給与では東京が595万円でトップ、沖縄が327万円で最下位となっています。貯蓄ゼロ世帯が20%を超えているとのデータもあります。
 我々を襲う生活不安、安心できる会社はどこへ行ってしまったのでしょう。

 ローコスト住宅についつい顧客の眼がいくのも納得してしまいます。

 毎日が勝負の緊迫感なるご時世がここ当分続きそうです。
 
 
 
 興味深い記事がありました。 
電通総研の調査にとると何と彼氏がいる独身女性は30%ということです。驚きでした。
ちなみに23歳から49歳までの独身女性へのアンケート結果です。

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 女性が男性を選択する条件が随分と変化してきています。
かつては「三高」と言われた時代がありました。
「年収の高」「高学歴」「背が高いこと」が男性に期待する3項目でした。
それが最近の調査では「信頼できる人」「価値観が近い人」「安心できる人」「一緒にいて楽な人」・・・の順となっています。

 恋愛に関して相手からのアプローチを待つタイプが女性で73%、男性に至っても64%という結果が出ていて、お互いに待ちの姿勢が感じられます。またこれにも増して驚いたのは「恋愛はしてもしなくてもいい」という人が58%で「恋愛は必要である」という考えの人の42%を上回っていました。

 コミュニケーションが苦手な人が増えてきたのではないでしょうか?。
何事にも興味、関心を示し様々なネットワーク作りを望みたいものです。

 
 妻の両親がめでたく結婚60周年を迎え親族で「ダイヤモンド婚」のお祝いをいたしました。この日は朝9時に自宅を出て、東三河の西浦温泉「銀波荘」にて食事会をしてゆっくり温泉に浸るという段取りでした。この日ばかりは僕も久しぶりの休日をとっていました。

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 この日の主人公は勿論両親ですが、80歳を超えた二人がみんなの祝福に若干照れながらも喜びを隠しきれない状態でした。
 結婚記念日は特別な日ですね。
二人が力を合わせて積み上げてきた、家族の絆が証明される、大変意義深い日でもあります。
 ちなみに結婚記念日は1年目から名前がついています。ご存知でしょうか?
イギリス式ではありますが・・・1年目の紙婚式から始まり、綿婚式、革婚式、花婚式、木婚式、鉄婚式、銅婚式、青銅婚式、陶磁器婚式、錫婚式、鋼鉄婚式、絹婚式、レース婚式、象牙婚式、水晶婚式と続きます。

 25年は銀婚式、30年は真珠婚式、35年目が珊瑚婚式、40年目がルビー婚式、45年目がサファイア婚式、そして皆さんよくご存じの50年目は金婚式ですね。55年となってエメラルド婚式、60年目がダイヤモンド婚となるわけです。

 生きていくことすら大変なのに、結婚60年を迎えることは素晴らしいことと思われます。両親の姉は102歳まで延命しました。結婚75周年のプラチナ婚を目指して頂きたいものです。