カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
積水ハウスの『住まいの参観日』ご存じでしょうか?
毎年積水ハウスがメインイベントとして定期的に開催しています。
今年はテレビCMによると35周年目にあたるようですね。
もうそんなに時代が流れたんですね、胸がジーンとします。

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実はこのブログでも何回か取り上げさせて頂いています。
理由はというと僕はこのイベントを企画・立案したメンバーの一人だからです。
もっと言えばそれだけ思い入れが大きいからですね。

『住まいの参観日』は愛知・岐阜・三重の東海3県で、当初は始まりました。
住宅展示場へ行ってモデルハウスを見学する事から住宅を検討するということが当時は当たり前化していました。
ところがお客様の声として聞こえてくるのは住宅展示場はオプションが多く豪華に創られていて参考にならない事が多いという事でした。
…ですから営業マン時代、契約前のお客様に対しては自分が建築したお客様のお住まいをお見せしたりして、標準仕様の住まいを理解して頂いたりしていました。(もちろん建築後のお客様の御好意があってのことですが…)

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そういったことからヒントを得たのがこの『参観日』です。
当初は東海3県だけで『ほのぼの住まいの参観日』という名前で実行されていたのが始まりです。
東海エリアでは中日新聞を読んでおられる方が多く、また住宅展示場も中日新聞と協力体制で運営していたこともありますが、中日新聞の毎日の4コマ漫画を描かれていたのが佃公彦さんという漫画家さんで、そのマンガのタイトルが『ほのぼの君』というネーミングでした。
そこから名前をお借りして温かみのある見学会にしようとして『ほのぼの住まいの参観日』としたのです。

このイベントを企画・立案したのは当時営業本部長から「君たちで何か面白いこと考えてみろ」と声を掛けられていた、中部第一営業本部の販売促進委員会メンバーの7名でした。
名古屋東・名古屋西・岡崎・豊橋・岐阜・三重・四日市の各営業所の代表メンバーで構成されていて僕は名古屋西の代表で参加していました。
手前味噌ですがこの7名は皆トップ営業マンかつ、トップ店長たちでとにかく忙しいメンバーだったのですが月1回は委員会を開催して積水ハウスの活性化に大きく貢献していたと振り返ります。
よくもまああんなに忙しく仕事をしていたものかと(とにかく仕事漬けの毎日でした)、積水ハウスも急成長していましたし、営業力が何より売りの時代でした。
コンプライアンスなんて言う言葉はありません。
夜討ち朝駆け、人間力で販売する時代でもありました。

トップ営業マンたちは販売する為に工夫をしました。
そのアイディアから、お客様の住まいをお借りしてたくさんの住まいを一斉に見てもらおうと実行に移したのです。
住宅展示場は建築費がずいぶんとかかります。
又5~6年で建て替えをしてしまって、これもまた大変です。
『住まいの参観日』は、一言で表現すれば現場見学会なのですが、積水ハウスで実行すれば随分とたくさんの現場を一斉に見てもらうことが出来、そのスケールメリットも魅力で、他社との差別化にもなりますし、やりがいのある企画でしたから僕もすこぶるモチベーションアップしました。
多忙な本来の仕事もさることながら組織の活性化にも全身で力を注いだと記憶しています。

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結果としては3年間の間、東海地区(愛知・岐阜・三重)で春と秋この『ほのぼの住まいの参観日』を開催して大いに業績向上に寄与することが出来ました。
その後、この成功例を是非全国的にも拡大して実行していこうということになりました。
ネーミングは『住まいの参観日』という形になりましたが、今も積水ハウスの代名詞的なイベントとなって定着しています。
時にはマスコットがバーバパパになったり参観日の歌が出来たりもしたり、いろいろと形を変えて現在に至っています。
また積水ハウスの『住まいの参観日』の成功は他の住宅メーカーにも大きな影響を与えました。
費用対効果が大きいわけですので、真似をするメーカーも次から次へと出てきました。

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反面問題点もありました。
建築されたお客様の住まいをお見せするわけですからプライバシーの問題もあります。
お客様とは書類上でお約束をして開催するのですが時としてトラブルに発展する事もあったようです。(現在はそういったことはお聞きしません)
…とはいっても現在も全国一斉に全社挙げて行われている『住まいの参観日』は、個人的にはいいアイディアだったと自負しています。
当時、協力的だった広告代理店さんに感謝、また我々にやる気とチャンスを与えて下さった当時の営業本部長(のち社長となられた和田勇さん)にも感謝しております。
厳しい上司でしたが、いつも先頭に立って私たち社員をけん引していく素晴らしい経営者であられました。

個人的には『住まいの参観日』をさらに発展させ、完成宅だけでなく、築10年の建築現場や、入居宅現場(完全予約制)、建築途中の現場なども見て頂くようにしていました。
またお陰様で全国の積水ハウスの範として僕の支店の社員さん達が頑張っていてくれたことで、現場数が他の支店と比較すると数多く開催もしていました。
そうなるとスタッフが不足しましたが、そこは常日頃から切っても切れない関係にある協力業者さん達にお手伝いをしていただきましたが、皆さん本当によくアシストしていただき、コミュニケーションもしっかりとされて更なる業績向上となっていきました。
とても充実した、また良き思い出がいっぱいです。

『住まいの参観日』は僕にとっては積水ハウス時代の一番の思い出と言ってもよい宝物、大きな財産です。
今後いつまで継続するかは不可解ですが、全国住宅会社さん達に真似していただきたいイベントである事も事実です。

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開催会場によっては建築されたお客様が先頭に立って来場された方々に対してご説明をして下さる方もありました。
私達のお客様に対する情熱が、形を変えた情熱となって伝道していった素晴らしいイベントでもあったと思います。
住宅営業の感動を味わった大きなイベントでもありました。

自分たちで考え、自分たちが始めた『住まいの参観日』
まさかこんなに長い時間皆さんに支持されるとは・・・。

『参観日』というネーミングもよかったのかもしれませんね。

『住まいの参観日』を今年も応援したい気持ちでいっぱいです。
どうか皆さんお時間の許す方はご覧になってください。


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author: Masahiko Kato
あっという間に今年も10日間が過ぎました。
1月は行く、2月は逃げる、3月は去るなどと言います。
「時間は資源です」
時間への感覚は今年もさらに強く持ちたいですね。

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個人的に、ようやくというかコロナ禍にあってオファーがなくなっていた講演の話がここへきて復活し始めました。
有難いことです。
また全国への発信をしっかりとしていきたく考えます。
今まで以上に健康には留意して住宅業界の皆様からの期待に応えていきたいものです。

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斎藤鉄夫国土交通大臣は年頭所感で「住宅取得しやすい環境へ」と挨拶されました。
2024年問題がありますが、建設業にあっても時間外労働の上限規制が適用されます。
より一層の働き方改革を推進していく必要がありますね。
工期の適正化、週休2日の確保、残業削減の意識を高める必要があります。
都市部における新築住宅の価格高騰、住宅ローンの金利の上昇も気になる事です。
「子育てエコホーム支援事業」や「フラット35子育てプラス」に期待したいですね。
空き家や老朽化マンションに対しての話もありました。
年々増え続ける空き家は既に850万戸を超えてきています。
うち、使用目的の無い空き家が350万戸を超えていると思われます。
是非、具体的な空き家対策の取組が可能であるような現実的な政策を進捗して頂きたく希望します。

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さて2024年の住宅市場についてですが、人口減少が確実な状況下で年々着工戸数が減っていくのは間違いなく思います。
・労働力が減少する
・倒産・廃業が増大
・高齢者の頑張りに期待
・人手不足からくる売り手市場
・終身雇用者が減って転職組が増える
・高級住宅とローコスト住宅の二極分化
・住宅会社は顧客目線による多角経営の必要性要
・工務店は更なる地域密着。地域貢献を
・マーケティングの必要性
・信頼される住宅つくりの徹底
・日本の不動産を購入する外国人増える
・人の動きが業績向上に結びつく
・営業の基本や日々のP・D・C・Aを実行
・土地なし客への対応をしっかりと展開していく
・社員教育(社員のモチベーション向上)・・・

などが現実的ですので対応をしていく事が必要ですね。

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オープンハウスの勢いがすごいですね。
コンプライアンス上の様々な問題点も浮き彫りになっていますが、勝ち組企業は行動的であり顧客に対して近づいていく努力をしているのも事実です。

かつて積水ハウスも大和ハウス工業も営業力で業績を伸ばしてきました。
時代の変遷と共に私達の販売手法も変化していきます。
高級住宅と比較的低価格帯の住宅によって温度差もありますが、変わらない事は顧客目線で営業していく事です。

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全国の住宅会社を見させて頂いて思うことは、まだまだ住宅業の勉強が不足しているということです。
私達の従事する住宅業という仕事はお客様に感動を与える仕事でもあります。
それは素晴らしい仕事です。
先日は100%紹介で契約しておられる工務店さんにも出会いました。
顧客に近づく、お客様の心を捉える住宅会社作りに注力していきたいものです。






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author: Masahiko Kato
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新しい年の訪れはありがたいものですね。
いつも心を新鮮にしてくれます。
この1年をこうして生きていきたいと気持ちが新たになる事は嬉しい事です。

「1年の計は元旦に在り」と言いますが、元旦早々から大きな地震が能登半島を襲いました。
続いて2日には羽田の飛行機事故、今年は悲惨な状況が年初から連続して勃発しました。
国際的にはロシアのウクライナへの侵攻は終わりを見せないし、イスラエルのガサ地域への攻撃も激しさを増すばかり、犠牲者の増加に対しては人道的に許せない感情を持たざるを得ません。
世界情勢は大きく暗い影を落としたままの状態です。
地球環境が近い将来危ぶまれている状況下で人間の愚かさに哀しみを感じます。
子供たちの未来を真摯に考える事が必須です。

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元旦は我が家で昼食を家族10人がそろって心ばかりのお祝いでした。
1年毎に成長していく孫たちの姿は頼もしい限りです。
今年は高校受験を控えている初孫がいて今が大変な様子です。
夜は妻の実家で親戚一同21名が集まっての新年恒例の大食事会でにぎわいました。

個人的に正月一番心を躍らせるのは「箱根駅伝」です。
コロナから解放されてか今年は多くのファンが沿道に帰ってきました。
そういう僕も2日と3日は朝6時にはテレビの前で釘付けで夢中で観戦しました。
母校法政大学の応援もかねて、大学のスレッドにも時折目をやりながら時間を忘れました。

ことしの「箱根駅伝」は記念すべき100回大会、100回ともなるとすごいですね、もう国民的行事と言っていいのではと思います。
戦前の予想は駒澤大学の圧勝でしたが、終わってみたら青山学院大学の完全優勝という結果でした。
走行タイムも10時間41分25秒・・・新記録です。
素晴らしいですね。
原監督の「負けてたまるか!大作戦」が大成功しましたね。
原監督の選手のモチベーションを鼓舞するマネジメントにはいつも感心させられます。
「青山学院の選手の皆さん、おめでとうございます。」
また青学の関係者の皆さん方もおめでとうございます。

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嬉しい事に我が母校法政大学も、昨年の7位を上回る第6位に入賞し3年連続でのシード権獲得、特に6区の山下り武田君の走りは区間賞に輝き熱い感動を与えてくれました。
実は今回の法政大学駅伝メンバーは、昨年8月チームメイトの髙橋彰太君を亡くしました。
その高橋君への思いも込めて選手全員が胸に喪章をつけての走りをした結果が成果に結びついたようにも感じられます。
高橋君の駅伝チームへの想いが選手全員に乗り移ったのかもしれませんね。
感動をありがとうございます。

さて、昨年は腰椎の手術の後のリハビリの1年だったように振り返ります。
大きな手術だったこともあって、まだ全面回復には至っておりません。
が、多少は改善されたのでは…という思いもあります。
何よりも健康のありがたみ、大切さがしみじみと身に染みた1年でした。

今年の賀状にも書かせていただきました。
「年齢を重ねた今も『ワクワク』が好きです。
『ドキドキ』に魅せられます。
生きていたいという欲求の原点は
新たな『ときめき』に遭遇したいという我儘からかもしれません。
子供たちの笑顔や従順さをお手本に
愚直になって、照れながら、恥じながら・・・
心を揺らしながら、また熱い瞬間を追いかけていきたい自分がいます。」
・・・と。

徐々に失っていく時間との戦いの中で未だ燃え尽きていないと感じる自分がいます。
悔いのない毎日をいつもの年よりしっかりと意識して生きていきたいものです。

皆さんにとって2024年がどうか良い年になります様祈っております。
出来れば、世界に平和が戻り、安穏とした日々に帰れますように・・・。

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author: Masahiko Kato
時代の変化と共に住宅業界も大きく変わってきています。
新入社員として積水ハウスへ入社した時に感じたのは「営業力の強さ」でした。
他社に勝とうとすれば単純に考えれば量を実行する事です。
人間は賢い動物ですから量をやれば質もできてきます。
両親ともに教員だった僕にとっては民間企業は魑魅魍魎としたある種魅力的な場所でした。
朝9時半には会社を出て夜は10時までは帰社しない、とにかくお客様と会って来いというのが当時の上司からの命でした。
しかも何を話してよいのか、教えてくれる人もなく重い鞄を持ってひたすら歩きました。
理不尽さが当たり前の中で、中々期待される業績は達成できません。
それでもこういう時期があっていいんだと自分に言い聞かせていました。
お客様にどれだけ勇気や夢を頂き助けられたことでしょう。

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毎日が仕事、1日4時間睡眠、よく働きました。
総合展示場時代、絶対に他社よりは早く帰宅しないと決めていました。
クレージー集団とも言われたこともあります。
だからこそ契約実績が安定して上がり、表彰されることも当たり前となりました。

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時代は変わってきています。
積水ハウスはイクメン企業、また女性活躍を期したなでしこ企業となっています。
会社からしっかりと管理され営業車にはGPSが付いています。
残業は避ける事が当たり前、子供が生まれたら1カ月は休日を取る事が義務です。
休みを取って子育てに専念することが求められてもいます。
営業が販売する住宅の価格がどんどんと上がってきています。
脱炭素、ZEH、カーボンニュートラル…の時代です。
1棟当たりの平均単価は4600万~4800万円となってきました。
賃貸住宅に至っては平均受注金額は1億6千万円、会社の方針としては高級感のある建物を販売するという形になりつつあります。

日本の住宅メーカーはそのスタンスを大きく変化させようとしています。
人口減少、空き家住宅の増加、日本での住宅着工には限界もあります。
国内から海外へと舵を切りつつあります。
積水ハウスは令和6年~令和8年の3か年の中期経営計画においてアメリカを中心にした国際事業で売上高、営業利益を倍増させる方針を明らかにしました。
土地の仕入れなどの海外での投資規模について1兆7千億円を計画しています。

国の方針でいろいろと問題がある中国からは撤退を決め、アメリカでの高価格帯の戸建て事業を主要事業として展開を決めています。
既にアメリカ現地での住宅販売会社を買収し市場開拓を進めてもいます。
先日もテレビ「ガイヤの夜明け」で積水ハウスのアメリカでの耐震技術を生かした戸建て住宅建設事業の展開が報じられました。
それによると今年10月カリフォルニア州のモデルハウスをオープン、アメリカの住宅シェア50%が見込める南部テキサス州で既に東京都の60倍の土地を確保したとも聞いています。

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日本の住宅の質の高さは折り紙付きです。
世界で起こっている地震の20%以上が日本で起きている現実、同業他社の住友林業も積極的に海外戦力を推進しており、積水ハウスもオーストラリアでの事業の失敗の経験を活かしてアメリカに大きな活路を見出そうとしています。

ライバルであった住宅業界での先輩企業である大和ハウス工業が4兆円企業から5兆円になろうとしている現実を意識して積水ハウスも2兆9千億円から4兆円企業を目指そうとしています。
世界には大和ハウス工業や積水ハウスのような住宅のビッグカンパニーは存在しません。
世界の誰も歩いてこなかった道を日本の住宅会社が挑戦しています。

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現在の僕の仕事は地域のビルダー、ホームビルダー様に対しての顧問が中心ですが日本の住宅メーカーのチャレンジを応援したくなってもいます。
可能性を求めて・・・日本の住宅業界に期待です。




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毎日思う事ですが、とにかく時間の流れるのが早いですね。
悔いを残さないよう、自分なりに楽しみを見つけるよう意識しています。

このブログをご覧になっておられる方はよくご存じでしょうが、僕のモチベーションのあげ方の一つがスポーツ観戦です。
大リーグの大谷選手から、高校野球から、大相撲から、バレーボールからサッカーからなどと、もういろいろなスポーツに関心があって興味津々です。
また政治やもちろん、ビジネスの世界の動向にも関心があります。
住宅業界の仕事にももちろん目が離せません。

つい、最近の藤澤五月さんの変身ぶりは目からうろこでした。
同姓同名の人がボディビル界に表れたかと思いました。
まさかまさか、あのもぐもぐタイムでおやつを頬張りながら「そ・だねぇ」と連呼しての「カーリング界のヒロイン」のイメージはどこへやら、バキバキの激変ぶりで「小麦色のマーメイド」といった姿が印象的でした。
人はこんな風に変化できるものなんですね。(もう、すごいです)

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プロ野球界ではソフトバンクと日本ハムの連敗に、企業における業績の減少傾向を垣間見る感じがしました。
年間の試合数が多いですから、毎試合高いモチベーションを維持することは大変ではありますが、監督やコーチ陣のチームの雰囲気づくりに疑問を持ってしまいます。
野球はチームで戦うわけですから一体感を創る努力は忘れたくないものです。

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サラリーマンの管理職時代も、毎月毎月が数字との戦いでした。
会社の期待に応えようと目標数字の達成に随分と努力したものです。
幸いにして社員さん達の活躍のおかげで成績が良かった事が多かったですが、まれに思うような数字が達成できなかった時もありました。
そんな時にこそ日頃厳しかったイメージを変えて営業社員さん達に接した思い出があります。
また仕事を楽しむことが出来ないかと、ゲーム化を図って面白いものにしていく仕組み作りもいろいろと実践しました。

仕事には変化が大切ですね。
特に業績が思わしくない時ほどその必要性があると言ってよいでしょう。
また基本業務を継続して確実にこなしていく事も重要です。
基本をしっかりとこなしていると、結果は大体はついてくるものです。
マネージャーやリーダーにとって、毎月の業績数字は自分の日々の仕事の指標と言ってよいものです。
数字が落ちたら自分自身の胸に手を当てて反省すべきと考えます。
メンバーの心を掴んでいるか、日々の指導は的確か、顧客目線で営業活動が出来ているか、マーケティング手法は間違っていないか…検証する必要性があるように思います。
管理者たちの指導でチームのムードは大きく変化するものです。

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実際、企業における業績は正直なものです。
一般には行動した結果が契約に素直に反映されるものです。
住宅業界で言える事はお客様との折衝件数や折衝濃度が大きく成約にも影響します。

常日頃からマネージャーやリーダーはメンバーたちとのコミュニケーションを欠かさない事、そしてまた彼ら一人一人を認めてあげる事を大切にしたいものです。




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author: Masahiko Kato

最近(2023年7月4日)の住宅産業新聞に興味深い記事が掲載されていました。
住宅メーカーの2022年度における1棟当たりの金額・床面積・坪単価などです。

平均単価 床面積(㎡) 坪単価
三井ホーム 4799万円 133.8 118.4万円
旭化成ホームズ 4680万円 130.5 118.3万円
積水ハウス 4620万円 137.4 111.0万円
大和ハウス工業 4510万円 144.3 103.1万円
住友林業 4150万円 122.8 111.5万円
パナソニックホームズ 3900万円 124.5 103.4万円
セキスイハイム 3320万円 115.7 94.7万円
ミサワホーム 3290万円 117.1 92.7万円
ヤマダホームズ 2398万円 114.1 69.4万円

前期と比較すると大手9社のすべてが住宅単価がアップしています。
床面積はメーカーによって様々ですが、坪単価も全てアップしてきています。
私達の手の届かないところへ行ってしまうような感じさえします。

ウッドショックをはじめとした部資材価格高騰の影響がくっきりと出ています。
またほとんどのメーカーが高付加価値化を推進している現実も出てきています。
私の出身母体である積水ハウスでいえば、国が薦めるZEHの他、大空間リビングや全館空調システム、邸宅IOTシステムなどの独自仕様の提案の結果とも言えます。

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三井ホームから住友林業までは1棟単価が4000万越えと驚きの数字です。
ヤマダホームズは購入者ターゲットが他のメーカーとは違いますね。

こういった結果を目にすると住宅購入者が変化してきている現実を垣間見ることが出来ます。
つまり富裕層や準富裕層をターゲットとしている大手主要メーカーは独自の路線を展開し、販売に至っては地域のビルダー、ホームビルダーが中心の業界が明確になってきている様相です。

ここで気になるのは購入する側の立場です。
日本人の年収はこの20年間ほとんど上がってきていないのが実情です。
GDP(国民総生産)ではアメリカ・中国に次ぐ世界第3位なのですが、2021年度のデータでは年収は世界で24位の結果が出ています。(今や韓国にも抜かれてきています)

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この日本人の年収が上がらない原因の一つは「終身雇用制」によると言われています。
年功序列の体質も問われてきています。
労働生産性が上がらない、IT化やグローバル化の遅れも指摘されています。

最近の傾向ですが物価の高騰が目立ちます。(ほとんどが対象になってきています)
今後収入が横ばいのまま物価だけが独り歩きして上がってしまうのかと懸念もします。

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年収は地域格差も存在します。
住宅は人が一生に購入する最大の買い物とも言えます。
ちなみに日本人の生涯賃金を見てみますと・・・
関東地区 2億2927万円
東海地区 2億2904万円
関西地区 2億2622万円・・・
九州・沖縄地区では 1億8723万円となっています。

また職種によっても大きな格差が存在します。
総合商社 2億8478万円
IT/通信 2億5330万円
金融 2億5200万円・・・
サービス業 1億8944万円
小売り・外食 1億8593万円といった具合です。

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厚生労働省の令和3年賃金構造基本統計調査によると・・・
日本のサラリーマンの平均年収は全世代平均が 5464200円です
が、年収には平均値と中央値があるのをご存じでしょうか?
中央値は全世代平均が 4676900円となっています。
高収入の方によって平均値が引き上げられている現実があります。
その違いを見てみますと・・・

平均収入 中央値
20才~24才 3329700円 3003156円
25才~29才 4185300円 3671360円
30才~34才 4859800円 4219275円
35才~39才 5456800円 4710762円
40才~44才 5911100円 5139567円
45才~49才 6273400円 5536745円
50才~54才 6719400円 5978376円
55才~59才 6660700円 6068619円

敢えて年収について触れますと、男性と女性との格差も気になります。
この辺りも徐々にではありますが改善の必要性を感じます。
また事業規模によっても随分と年収の開きが出てきています。
事業所規模が1~4人の企業は平均年収が309万円に対して、5000人以上の企業となると平均年収は412万円となっています。

住まいは魅力的なものであってほしいものです。
僕もまた「夢」を販売する事を務めとしてサラリーーマン時代奮闘努力していました。
「住宅」があまり遠くに行ってほしいものだと思いたくありません。
日本人誰もが、現実的に追える「夢」であってほしいものです。

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author: Masahiko Kato
5月21日、大変興味深い高校野球のゲームがありました。
岐阜高校と青山学院高等部の野球の試合が岐阜長良川球場で行われたのです。
岐阜高校の創立150周年事業の一環で約140年の伝統ある両部が白熱したゲームを繰り広げました。

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このブログにも時折出没する題材ですが、スポーツ観戦が大好きな僕でして(どんなスポーツも好きなのですが、敢えて言えばアマチュア野球にはいつも夢中になっている自分がいます。(高校野球や六大学野球はその典型です。)

岐阜高校の野球部が1884年創部ということは全くもって知りませんでした。(勉強不足でした)
但し、僕の弟が岐阜高校の野球部に在籍していましたのでとても親近感があります。
何でも青山学院の野球部には1883年に活動していた記録が残っているそうで、今回こういうイベントに繋がったという事らしいのです。
高校の野球部の歴史としては、旧制一高の野球部がもっと古いらしいのですが現存していませんので、今も存続する野球部同士で記念行事をやりませんかうと岐阜高校が青山学院にオファーをして了解を得てのゲームとなったわけです。

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始球式では岐阜高校OBの柴橋正直岐阜市長がピッチャーで、バッターには同じくOBの古田肇岐阜県知事が、これまたOBで元日本代表監督の後藤寿彦氏がキャッチャーを務めるという華やかなメンバーでした。

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肝心の試合は8対3と甲子園に6回出場経験、1949年には準優勝の経験がある岐阜高校が勝利しましたが、両チームの新たな親睦が構築されたようです。

スポーツは良いですね。
昨年は岐阜高校野球部の応援に遠く関東から駆け付けた弟と一緒に岐阜長良川球場に足を運びました。
現在の監督が北川英治監督、岐阜高校の野球部出身で3年浪人して慶応大で野球を経験した熱い魂の持ち主の指導者、数年前には関商工を初の甲子園に導いてもいますので、ひょとしてという期待も湧いてきます。

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世界では悲惨な戦いという現実が存在していますが、スポーツの熱い戦いは大いに歓迎したいものです。

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author: Masahiko Kato
振り返れば随分と多くの住宅会社とのご縁を頂きました。
沖縄県以外の全国46都道府県で顧問や講演、セミナー等をさせて頂いたことは人生の充実の何よりの要因になっていて、その思い出の1つ1つは私の宝物でもあります。
改めて感謝したく思います。
また100%には及ばないまでも多くの住宅会社の業績アップのお手伝いもさせてもらいました。(手前味噌ですが…)

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業績向上の一番のポイントはと言えば、顔を出させていただいた会社の「今迄」を検証させて頂いたうえで「これから」に変化させていただいた事だと断言できます。
顧問としてかかわらせていただいた住宅会社の中には年間売上が30億から400億近くまで進捗した住宅会社も現実に存在します。

実は往々にして変化を望まれない方々が多いのも事実です。
人は変わらないことが一番楽なようです。
私としては生産性を高める為に変化を求めます。
ですから時折社員さんと衝突することも出てきます。
心底、業績向上を願う社長さんはそこをぐっと我慢もされて従順に対応されます。
多くの業績向上される住宅会社の社長さんは実に懐も深い方が多いものです。

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先日プロ野球の野村克也氏の書『リーダー論』を読みました。
そんな中に記載されていたのが
「今一つ、伸び悩んでいる人間は、たいてい変わろうとする意欲に欠ける」
「良くなったということは、裏を返せば変わったという事なのだ。変わる事=進歩なのだ」
という表現がありました。
まさに同感です。

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書の中で、かつての部下=山﨑武司選手の事を好事例として挙げておられました。
中日ドラゴンズ時代、1996年にはホームラン王にも輝いた山崎選手ですがその後は移籍したオリックスから戦力外通告を受け、その後、誕生したばかりの野村監督指揮下の東北楽天に入団します。
その時の年齢は36才、そして野村監督の指導の下、2007年には43本塁打、108打点を挙げ2冠を獲得しました。

野村監督のボヤキにじっと耳を傾け、データを活用とした配給を読み、変わる勇気を持ったことが成功の要因になったのです。

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皆さん方の部下の方が期待値より低い結果しか出さない時は「今のやり方、考え方、仕事の仕方ではだめだ、変わる勇気を持て」と言い続ける事が重要なんですね。
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author: Masahiko Kato
映画が好きです。
学生時代からずっと継続して映画館に足を運んでいます。(時間が許せばですが…)
学生時代は頻繁に池袋でオールナイトの3本立て等、当時は満員の中、また観客からの拍手喝采の中、目を皿のようにして観たものです。(熱かったですね)

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さて、最近見た映画があります。
黒澤明監督の名作「生きる」のイギリス映画版です。
ただいま上映中ですね。
ノーベル賞作家カズオ・イシグロの脚本でリメイクされたもの、実は黒澤明監督が1952年に作品化した志村喬さん主演映画を観ておりませんでして、今回は是非という感じで鑑賞しました。

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仕事一筋で生きてきた男が死期を宣告されたことで、自らの人生を見つめ直すというストーリー。
今回の作品は主演が73才のビル・ナイが務めています。(渋さが光りますね)
1953年、第2次世界大戦後のロンドンが舞台で、役所の市民課に勤務する主人公が毎日の同じ仕事の繰り返しからくる虚しさを感じて、これまでの味気ない人生を見つめ直し残された日々を大切に過ごしたいと決意し変化する物語です。

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この日の映画館は観客数30名程、そのほとんどが70歳前後のシルバー層でした。
皆さん、僕と同じような感覚で足を運んでらっしゃるのでしょうか。
何となく人生が浸みてくる、心をうるうるとさせる作品でした。

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かつての黒澤明監督の作品は第4回ベルリン国際映画祭でベルリン市特別賞を受賞していますが、今回の作品もアカデミー賞の候補になっているということです。

今年になっては池井戸潤の作品「シャイロックの子供たち」に心打たれ、「湯道」を楽しみ、「レジェンド&バタフライ」も夢中になりました。
映画は良いですね。
これからも感動を求めて体が許す限り足を運びたいものです。
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author: Masahiko Kato
「侍ジャパン、感動をありがとう!!」
燃えましたね、WBC、3度目の世界の頂点に立ちました。
選手たちの大活躍に日々魂を揺さぶられ拍手の連続でした。

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超一流の個性ある選手たちを栗山監督はよくまとめました。
何でも今回招集した全員の選手に対して手紙を書いて熱き思いを伝えたと聞きます。
しっかりとコミュニケーションを取る事や一人一人を認める事でおそらくは選手たちのモチベーションが高まっていったに違いありません。

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ダルビッシュ有投手、選手として、36才の最年長者として初日から積極的に合宿にも参加してけん引役を担いました。
また彼は大リーグの選手たちをよく理解しているでしょうし、なんといっても過去のWBCの優勝経験者でもあります。
兄貴役として後輩の選手にアドバイスをし陰の立役者でした。

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大谷翔平選手、普段あまり感情をむき出しにしないあなたが今回大いにチームを鼓舞しましたね。
花巻東高校の野球部時代「人生設計ノート」に託した夢を本当に実現しました。
これはもう「凄い!」の一言です。
チームを一つにしたのみならず日本国民を一つにしてくれました。

超ファインプレーでピンチを救ってくれた、またムードメーカーでペッパーミルパフォーマンスでチームを一つにしてくれたヌートバー選手(たっちゃん)、指の骨折にもかかわらず堅守を披露した源田壮亮選手、準決勝の3点ビハインドをホームランで振り出しに戻し流れを変えてくれた、今回の打点王(13打点)でもある吉田正尚選手、中々本来の調子が出ない歯がゆさ・もどかしさから準決勝の逆転サヨナラタイムリー、決勝戦での特大ホームランで存在感を発揮した村上宗隆選手、素晴らしい走塁を見せた周東祐京選手、扇のかなめで決勝戦で7人のピッチャーの球を受けた中村悠平選手、もう全員がヒーローと言っても言い過ぎではないでしょう。
そしてチームの塊度、一体感が世界一へけん引したといってもいいでしょう。

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あなたたちは私達を感動の渦の中に巻き込んでくれました。
これはもう感謝しかありません。

さあ、今回の感動を私達はサポーターとして見つめているだけでは寂しいですね。
次は私達自らが主演者となる番です。
会社においても、栗山監督の演じたマネジメントを例えば社長が、マネージャーが実践する。
ダルビッシュの実行したチームのまとめ役や後輩へのアドバイスを社内のリーダーが実践する。
トップ営業は大谷選手のように率先垂範で組織をけん引する。
日常の生活の中で今度は自分たちがヒーローやヒロインとなる番です。

まずは 「意識」を変える事からスタートです。
「意識」を変えれば毎日の「行動」が必ず変化します。
「行動量の増加や質の向上」は必ずや「成果」に結びつきます。

WBCの日本野球でのサポーターとしての感動から、自分自身のプレーヤーとしての感動へぜひ挑戦したいものです。