カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato

毎日思う事ですが、とにかく時間の流れるのが早いですね。
悔いを残さないよう、自分なりに楽しみを見つけるよう意識しています。
このブログをご覧になっておられる方はよくご存じでしょうが、僕のモチベーションのあげ方の一つがスポーツ観戦です。
大リーグの大谷選手から、高校野球から、大相撲から、バレーボールからサッカーからなどと、もういろいろなスポーツに関心があって興味津々です。
また政治やもちろん、ビジネスの世界の動向にも関心があります。
住宅業界の仕事にももちろん目が離せません。
つい、最近の藤澤五月さんの変身ぶりは目からうろこでした。
同姓同名の人がボディビル界に表れたかと思いました。
まさかまさか、あのもぐもぐタイムでおやつを頬張りながら「そ・だねぇ」と連呼しての「カーリング界のヒロイン」のイメージはどこへやら、バキバキの激変ぶりで「小麦色のマーメイド」といった姿が印象的でした。
人はこんな風に変化できるものなんですね。(もう、すごいです)


プロ野球界ではソフトバンクと日本ハムの連敗に、企業における業績の減少傾向を垣間見る感じがしました。
年間の試合数が多いですから、毎試合高いモチベーションを維持することは大変ではありますが、監督やコーチ陣のチームの雰囲気づくりに疑問を持ってしまいます。
野球はチームで戦うわけですから一体感を創る努力は忘れたくないものです。


サラリーマンの管理職時代も、毎月毎月が数字との戦いでした。
会社の期待に応えようと目標数字の達成に随分と努力したものです。
幸いにして社員さん達の活躍のおかげで成績が良かった事が多かったですが、まれに思うような数字が達成できなかった時もありました。
そんな時にこそ日頃厳しかったイメージを変えて営業社員さん達に接した思い出があります。
また仕事を楽しむことが出来ないかと、ゲーム化を図って面白いものにしていく仕組み作りもいろいろと実践しました。
仕事には変化が大切ですね。
特に業績が思わしくない時ほどその必要性があると言ってよいでしょう。
また基本業務を継続して確実にこなしていく事も重要です。
基本をしっかりとこなしていると、結果は大体はついてくるものです。
マネージャーやリーダーにとって、毎月の業績数字は自分の日々の仕事の指標と言ってよいものです。
数字が落ちたら自分自身の胸に手を当てて反省すべきと考えます。
メンバーの心を掴んでいるか、日々の指導は的確か、顧客目線で営業活動が出来ているか、マーケティング手法は間違っていないか…検証する必要性があるように思います。
管理者たちの指導でチームのムードは大きく変化するものです。

実際、企業における業績は正直なものです。
一般には行動した結果が契約に素直に反映されるものです。
住宅業界で言える事はお客様との折衝件数や折衝濃度が大きく成約にも影響します。
常日頃からマネージャーやリーダーはメンバーたちとのコミュニケーションを欠かさない事、そしてまた彼ら一人一人を認めてあげる事を大切にしたいものです。
カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
最近(2023年7月4日)の住宅産業新聞に興味深い記事が掲載されていました。
住宅メーカーの2022年度における1棟当たりの金額・床面積・坪単価などです。
平均単価 床面積(㎡) 坪単価
三井ホーム 4799万円 133.8 118.4万円
旭化成ホームズ 4680万円 130.5 118.3万円
積水ハウス 4620万円 137.4 111.0万円
大和ハウス工業 4510万円 144.3 103.1万円
住友林業 4150万円 122.8 111.5万円
パナソニックホームズ 3900万円 124.5 103.4万円
セキスイハイム 3320万円 115.7 94.7万円
ミサワホーム 3290万円 117.1 92.7万円
ヤマダホームズ 2398万円 114.1 69.4万円
前期と比較すると大手9社のすべてが住宅単価がアップしています。
床面積はメーカーによって様々ですが、坪単価も全てアップしてきています。
私達の手の届かないところへ行ってしまうような感じさえします。
ウッドショックをはじめとした部資材価格高騰の影響がくっきりと出ています。
またほとんどのメーカーが高付加価値化を推進している現実も出てきています。
私の出身母体である積水ハウスでいえば、国が薦めるZEHの他、大空間リビングや全館空調システム、邸宅IOTシステムなどの独自仕様の提案の結果とも言えます。

三井ホームから住友林業までは1棟単価が4000万越えと驚きの数字です。
ヤマダホームズは購入者ターゲットが他のメーカーとは違いますね。
こういった結果を目にすると住宅購入者が変化してきている現実を垣間見ることが出来ます。
つまり富裕層や準富裕層をターゲットとしている大手主要メーカーは独自の路線を展開し、販売に至っては地域のビルダー、ホームビルダーが中心の業界が明確になってきている様相です。
ここで気になるのは購入する側の立場です。
日本人の年収はこの20年間ほとんど上がってきていないのが実情です。
GDP(国民総生産)ではアメリカ・中国に次ぐ世界第3位なのですが、2021年度のデータでは年収は世界で24位の結果が出ています。(今や韓国にも抜かれてきています)

この日本人の年収が上がらない原因の一つは「終身雇用制」によると言われています。
年功序列の体質も問われてきています。
労働生産性が上がらない、IT化やグローバル化の遅れも指摘されています。
最近の傾向ですが物価の高騰が目立ちます。(ほとんどが対象になってきています)
今後収入が横ばいのまま物価だけが独り歩きして上がってしまうのかと懸念もします。

年収は地域格差も存在します。
住宅は人が一生に購入する最大の買い物とも言えます。
ちなみに日本人の生涯賃金を見てみますと・・・
関東地区 2億2927万円
東海地区 2億2904万円
関西地区 2億2622万円・・・
九州・沖縄地区では 1億8723万円となっています。
また職種によっても大きな格差が存在します。
総合商社 2億8478万円
IT/通信 2億5330万円
金融 2億5200万円・・・
サービス業 1億8944万円
小売り・外食 1億8593万円といった具合です。

厚生労働省の令和3年賃金構造基本統計調査によると・・・
日本のサラリーマンの平均年収は全世代平均が 5464200円です
が、年収には平均値と中央値があるのをご存じでしょうか?
中央値は全世代平均が 4676900円となっています。
高収入の方によって平均値が引き上げられている現実があります。
その違いを見てみますと・・・
平均収入 中央値
20才~24才 3329700円 3003156円
25才~29才 4185300円 3671360円
30才~34才 4859800円 4219275円
35才~39才 5456800円 4710762円
40才~44才 5911100円 5139567円
45才~49才 6273400円 5536745円
50才~54才 6719400円 5978376円
55才~59才 6660700円 6068619円
敢えて年収について触れますと、男性と女性との格差も気になります。
この辺りも徐々にではありますが改善の必要性を感じます。
また事業規模によっても随分と年収の開きが出てきています。
事業所規模が1~4人の企業は平均年収が309万円に対して、5000人以上の企業となると平均年収は412万円となっています。
住まいは魅力的なものであってほしいものです。
僕もまた「夢」を販売する事を務めとしてサラリーーマン時代奮闘努力していました。
「住宅」があまり遠くに行ってほしいものだと思いたくありません。
日本人誰もが、現実的に追える「夢」であってほしいものです。
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author: Masahiko Kato
5月21日、大変興味深い高校野球のゲームがありました。
岐阜高校と青山学院高等部の野球の試合が岐阜長良川球場で行われたのです。
岐阜高校の創立150周年事業の一環で約140年の伝統ある両部が白熱したゲームを繰り広げました。

このブログにも時折出没する題材ですが、スポーツ観戦が大好きな僕でして(どんなスポーツも好きなのですが、敢えて言えばアマチュア野球にはいつも夢中になっている自分がいます。(高校野球や六大学野球はその典型です。)
岐阜高校の野球部が1884年創部ということは全くもって知りませんでした。(勉強不足でした)
但し、僕の弟が岐阜高校の野球部に在籍していましたのでとても親近感があります。
何でも青山学院の野球部には1883年に活動していた記録が残っているそうで、今回こういうイベントに繋がったという事らしいのです。
高校の野球部の歴史としては、旧制一高の野球部がもっと古いらしいのですが現存していませんので、今も存続する野球部同士で記念行事をやりませんかうと岐阜高校が青山学院にオファーをして了解を得てのゲームとなったわけです。

始球式では岐阜高校OBの柴橋正直岐阜市長がピッチャーで、バッターには同じくOBの古田肇岐阜県知事が、これまたOBで元日本代表監督の後藤寿彦氏がキャッチャーを務めるという華やかなメンバーでした。

肝心の試合は8対3と甲子園に6回出場経験、1949年には準優勝の経験がある岐阜高校が勝利しましたが、両チームの新たな親睦が構築されたようです。
スポーツは良いですね。
昨年は岐阜高校野球部の応援に遠く関東から駆け付けた弟と一緒に岐阜長良川球場に足を運びました。
現在の監督が北川英治監督、岐阜高校の野球部出身で3年浪人して慶応大で野球を経験した熱い魂の持ち主の指導者、数年前には関商工を初の甲子園に導いてもいますので、ひょとしてという期待も湧いてきます。

世界では悲惨な戦いという現実が存在していますが、スポーツの熱い戦いは大いに歓迎したいものです。
岐阜高校と青山学院高等部の野球の試合が岐阜長良川球場で行われたのです。
岐阜高校の創立150周年事業の一環で約140年の伝統ある両部が白熱したゲームを繰り広げました。

このブログにも時折出没する題材ですが、スポーツ観戦が大好きな僕でして(どんなスポーツも好きなのですが、敢えて言えばアマチュア野球にはいつも夢中になっている自分がいます。(高校野球や六大学野球はその典型です。)
岐阜高校の野球部が1884年創部ということは全くもって知りませんでした。(勉強不足でした)
但し、僕の弟が岐阜高校の野球部に在籍していましたのでとても親近感があります。
何でも青山学院の野球部には1883年に活動していた記録が残っているそうで、今回こういうイベントに繋がったという事らしいのです。
高校の野球部の歴史としては、旧制一高の野球部がもっと古いらしいのですが現存していませんので、今も存続する野球部同士で記念行事をやりませんかうと岐阜高校が青山学院にオファーをして了解を得てのゲームとなったわけです。




始球式では岐阜高校OBの柴橋正直岐阜市長がピッチャーで、バッターには同じくOBの古田肇岐阜県知事が、これまたOBで元日本代表監督の後藤寿彦氏がキャッチャーを務めるという華やかなメンバーでした。

肝心の試合は8対3と甲子園に6回出場経験、1949年には準優勝の経験がある岐阜高校が勝利しましたが、両チームの新たな親睦が構築されたようです。
スポーツは良いですね。
昨年は岐阜高校野球部の応援に遠く関東から駆け付けた弟と一緒に岐阜長良川球場に足を運びました。
現在の監督が北川英治監督、岐阜高校の野球部出身で3年浪人して慶応大で野球を経験した熱い魂の持ち主の指導者、数年前には関商工を初の甲子園に導いてもいますので、ひょとしてという期待も湧いてきます。

世界では悲惨な戦いという現実が存在していますが、スポーツの熱い戦いは大いに歓迎したいものです。
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author: Masahiko Kato
振り返れば随分と多くの住宅会社とのご縁を頂きました。
沖縄県以外の全国46都道府県で顧問や講演、セミナー等をさせて頂いたことは人生の充実の何よりの要因になっていて、その思い出の1つ1つは私の宝物でもあります。
改めて感謝したく思います。
また100%には及ばないまでも多くの住宅会社の業績アップのお手伝いもさせてもらいました。(手前味噌ですが…)

業績向上の一番のポイントはと言えば、顔を出させていただいた会社の「今迄」を検証させて頂いたうえで「これから」に変化させていただいた事だと断言できます。
顧問としてかかわらせていただいた住宅会社の中には年間売上が30億から400億近くまで進捗した住宅会社も現実に存在します。
実は往々にして変化を望まれない方々が多いのも事実です。
人は変わらないことが一番楽なようです。
私としては生産性を高める為に変化を求めます。
ですから時折社員さんと衝突することも出てきます。
心底、業績向上を願う社長さんはそこをぐっと我慢もされて従順に対応されます。
多くの業績向上される住宅会社の社長さんは実に懐も深い方が多いものです。

先日プロ野球の野村克也氏の書『リーダー論』を読みました。
そんな中に記載されていたのが
「今一つ、伸び悩んでいる人間は、たいてい変わろうとする意欲に欠ける」
「良くなったということは、裏を返せば変わったという事なのだ。変わる事=進歩なのだ」という表現がありました。
まさに同感です。

書の中で、かつての部下=山﨑武司選手の事を好事例として挙げておられました。
中日ドラゴンズ時代、1996年にはホームラン王にも輝いた山崎選手ですがその後は移籍したオリックスから戦力外通告を受け、その後、誕生したばかりの野村監督指揮下の東北楽天に入団します。
その時の年齢は36才、そして野村監督の指導の下、2007年には43本塁打、108打点を挙げ2冠を獲得しました。
野村監督のボヤキにじっと耳を傾け、データを活用とした配給を読み、変わる勇気を持ったことが成功の要因になったのです。

皆さん方の部下の方が期待値より低い結果しか出さない時は「今のやり方、考え方、仕事の仕方ではだめだ、変わる勇気を持て」と言い続ける事が重要なんですね。
沖縄県以外の全国46都道府県で顧問や講演、セミナー等をさせて頂いたことは人生の充実の何よりの要因になっていて、その思い出の1つ1つは私の宝物でもあります。
改めて感謝したく思います。
また100%には及ばないまでも多くの住宅会社の業績アップのお手伝いもさせてもらいました。(手前味噌ですが…)

業績向上の一番のポイントはと言えば、顔を出させていただいた会社の「今迄」を検証させて頂いたうえで「これから」に変化させていただいた事だと断言できます。
顧問としてかかわらせていただいた住宅会社の中には年間売上が30億から400億近くまで進捗した住宅会社も現実に存在します。
実は往々にして変化を望まれない方々が多いのも事実です。
人は変わらないことが一番楽なようです。
私としては生産性を高める為に変化を求めます。
ですから時折社員さんと衝突することも出てきます。
心底、業績向上を願う社長さんはそこをぐっと我慢もされて従順に対応されます。
多くの業績向上される住宅会社の社長さんは実に懐も深い方が多いものです。

先日プロ野球の野村克也氏の書『リーダー論』を読みました。
そんな中に記載されていたのが
「今一つ、伸び悩んでいる人間は、たいてい変わろうとする意欲に欠ける」
「良くなったということは、裏を返せば変わったという事なのだ。変わる事=進歩なのだ」という表現がありました。
まさに同感です。


書の中で、かつての部下=山﨑武司選手の事を好事例として挙げておられました。
中日ドラゴンズ時代、1996年にはホームラン王にも輝いた山崎選手ですがその後は移籍したオリックスから戦力外通告を受け、その後、誕生したばかりの野村監督指揮下の東北楽天に入団します。
その時の年齢は36才、そして野村監督の指導の下、2007年には43本塁打、108打点を挙げ2冠を獲得しました。
野村監督のボヤキにじっと耳を傾け、データを活用とした配給を読み、変わる勇気を持ったことが成功の要因になったのです。

皆さん方の部下の方が期待値より低い結果しか出さない時は「今のやり方、考え方、仕事の仕方ではだめだ、変わる勇気を持て」と言い続ける事が重要なんですね。
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author: Masahiko Kato
映画が好きです。
学生時代からずっと継続して映画館に足を運んでいます。(時間が許せばですが…)
学生時代は頻繁に池袋でオールナイトの3本立て等、当時は満員の中、また観客からの拍手喝采の中、目を皿のようにして観たものです。(熱かったですね)

さて、最近見た映画があります。
黒澤明監督の名作「生きる」のイギリス映画版です。
ただいま上映中ですね。
ノーベル賞作家カズオ・イシグロの脚本でリメイクされたもの、実は黒澤明監督が1952年に作品化した志村喬さん主演映画を観ておりませんでして、今回は是非という感じで鑑賞しました。

仕事一筋で生きてきた男が死期を宣告されたことで、自らの人生を見つめ直すというストーリー。
今回の作品は主演が73才のビル・ナイが務めています。(渋さが光りますね)
1953年、第2次世界大戦後のロンドンが舞台で、役所の市民課に勤務する主人公が毎日の同じ仕事の繰り返しからくる虚しさを感じて、これまでの味気ない人生を見つめ直し残された日々を大切に過ごしたいと決意し変化する物語です。


この日の映画館は観客数30名程、そのほとんどが70歳前後のシルバー層でした。
皆さん、僕と同じような感覚で足を運んでらっしゃるのでしょうか。
何となく人生が浸みてくる、心をうるうるとさせる作品でした。

かつての黒澤明監督の作品は第4回ベルリン国際映画祭でベルリン市特別賞を受賞していますが、今回の作品もアカデミー賞の候補になっているということです。
今年になっては池井戸潤の作品「シャイロックの子供たち」に心打たれ、「湯道」を楽しみ、「レジェンド&バタフライ」も夢中になりました。
映画は良いですね。
これからも感動を求めて体が許す限り足を運びたいものです。
学生時代からずっと継続して映画館に足を運んでいます。(時間が許せばですが…)
学生時代は頻繁に池袋でオールナイトの3本立て等、当時は満員の中、また観客からの拍手喝采の中、目を皿のようにして観たものです。(熱かったですね)

さて、最近見た映画があります。
黒澤明監督の名作「生きる」のイギリス映画版です。
ただいま上映中ですね。
ノーベル賞作家カズオ・イシグロの脚本でリメイクされたもの、実は黒澤明監督が1952年に作品化した志村喬さん主演映画を観ておりませんでして、今回は是非という感じで鑑賞しました。


仕事一筋で生きてきた男が死期を宣告されたことで、自らの人生を見つめ直すというストーリー。
今回の作品は主演が73才のビル・ナイが務めています。(渋さが光りますね)
1953年、第2次世界大戦後のロンドンが舞台で、役所の市民課に勤務する主人公が毎日の同じ仕事の繰り返しからくる虚しさを感じて、これまでの味気ない人生を見つめ直し残された日々を大切に過ごしたいと決意し変化する物語です。




この日の映画館は観客数30名程、そのほとんどが70歳前後のシルバー層でした。
皆さん、僕と同じような感覚で足を運んでらっしゃるのでしょうか。
何となく人生が浸みてくる、心をうるうるとさせる作品でした。

かつての黒澤明監督の作品は第4回ベルリン国際映画祭でベルリン市特別賞を受賞していますが、今回の作品もアカデミー賞の候補になっているということです。
今年になっては池井戸潤の作品「シャイロックの子供たち」に心打たれ、「湯道」を楽しみ、「レジェンド&バタフライ」も夢中になりました。
映画は良いですね。
これからも感動を求めて体が許す限り足を運びたいものです。
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author: Masahiko Kato
「侍ジャパン、感動をありがとう!!」
燃えましたね、WBC、3度目の世界の頂点に立ちました。
選手たちの大活躍に日々魂を揺さぶられ拍手の連続でした。

超一流の個性ある選手たちを栗山監督はよくまとめました。
何でも今回招集した全員の選手に対して手紙を書いて熱き思いを伝えたと聞きます。
しっかりとコミュニケーションを取る事や一人一人を認める事でおそらくは選手たちのモチベーションが高まっていったに違いありません。

ダルビッシュ有投手、選手として、36才の最年長者として初日から積極的に合宿にも参加してけん引役を担いました。
また彼は大リーグの選手たちをよく理解しているでしょうし、なんといっても過去のWBCの優勝経験者でもあります。
兄貴役として後輩の選手にアドバイスをし陰の立役者でした。

大谷翔平選手、普段あまり感情をむき出しにしないあなたが今回大いにチームを鼓舞しましたね。
花巻東高校の野球部時代「人生設計ノート」に託した夢を本当に実現しました。
これはもう「凄い!」の一言です。
チームを一つにしたのみならず日本国民を一つにしてくれました。
超ファインプレーでピンチを救ってくれた、またムードメーカーでペッパーミルパフォーマンスでチームを一つにしてくれたヌートバー選手(たっちゃん)、指の骨折にもかかわらず堅守を披露した源田壮亮選手、準決勝の3点ビハインドをホームランで振り出しに戻し流れを変えてくれた、今回の打点王(13打点)でもある吉田正尚選手、中々本来の調子が出ない歯がゆさ・もどかしさから準決勝の逆転サヨナラタイムリー、決勝戦での特大ホームランで存在感を発揮した村上宗隆選手、素晴らしい走塁を見せた周東祐京選手、扇のかなめで決勝戦で7人のピッチャーの球を受けた中村悠平選手、…もう全員がヒーローと言っても言い過ぎではないでしょう。
そしてチームの塊度、一体感が世界一へけん引したといってもいいでしょう。

あなたたちは私達を感動の渦の中に巻き込んでくれました。
これはもう感謝しかありません。
さあ、今回の感動を私達はサポーターとして見つめているだけでは寂しいですね。
次は私達自らが主演者となる番です。
会社においても、栗山監督の演じたマネジメントを例えば社長が、マネージャーが実践する。
ダルビッシュの実行したチームのまとめ役や後輩へのアドバイスを社内のリーダーが実践する。
トップ営業は大谷選手のように率先垂範で組織をけん引する。
日常の生活の中で今度は自分たちがヒーローやヒロインとなる番です。
まずは 「意識」を変える事からスタートです。
「意識」を変えれば毎日の「行動」が必ず変化します。
「行動量の増加や質の向上」は必ずや「成果」に結びつきます。
WBCの日本野球でのサポーターとしての感動から、自分自身のプレーヤーとしての感動へぜひ挑戦したいものです。
燃えましたね、WBC、3度目の世界の頂点に立ちました。
選手たちの大活躍に日々魂を揺さぶられ拍手の連続でした。

超一流の個性ある選手たちを栗山監督はよくまとめました。
何でも今回招集した全員の選手に対して手紙を書いて熱き思いを伝えたと聞きます。
しっかりとコミュニケーションを取る事や一人一人を認める事でおそらくは選手たちのモチベーションが高まっていったに違いありません。

ダルビッシュ有投手、選手として、36才の最年長者として初日から積極的に合宿にも参加してけん引役を担いました。
また彼は大リーグの選手たちをよく理解しているでしょうし、なんといっても過去のWBCの優勝経験者でもあります。
兄貴役として後輩の選手にアドバイスをし陰の立役者でした。

大谷翔平選手、普段あまり感情をむき出しにしないあなたが今回大いにチームを鼓舞しましたね。
花巻東高校の野球部時代「人生設計ノート」に託した夢を本当に実現しました。
これはもう「凄い!」の一言です。
チームを一つにしたのみならず日本国民を一つにしてくれました。
超ファインプレーでピンチを救ってくれた、またムードメーカーでペッパーミルパフォーマンスでチームを一つにしてくれたヌートバー選手(たっちゃん)、指の骨折にもかかわらず堅守を披露した源田壮亮選手、準決勝の3点ビハインドをホームランで振り出しに戻し流れを変えてくれた、今回の打点王(13打点)でもある吉田正尚選手、中々本来の調子が出ない歯がゆさ・もどかしさから準決勝の逆転サヨナラタイムリー、決勝戦での特大ホームランで存在感を発揮した村上宗隆選手、素晴らしい走塁を見せた周東祐京選手、扇のかなめで決勝戦で7人のピッチャーの球を受けた中村悠平選手、…もう全員がヒーローと言っても言い過ぎではないでしょう。
そしてチームの塊度、一体感が世界一へけん引したといってもいいでしょう。

あなたたちは私達を感動の渦の中に巻き込んでくれました。
これはもう感謝しかありません。
さあ、今回の感動を私達はサポーターとして見つめているだけでは寂しいですね。
次は私達自らが主演者となる番です。
会社においても、栗山監督の演じたマネジメントを例えば社長が、マネージャーが実践する。
ダルビッシュの実行したチームのまとめ役や後輩へのアドバイスを社内のリーダーが実践する。
トップ営業は大谷選手のように率先垂範で組織をけん引する。
日常の生活の中で今度は自分たちがヒーローやヒロインとなる番です。
まずは 「意識」を変える事からスタートです。
「意識」を変えれば毎日の「行動」が必ず変化します。
「行動量の増加や質の向上」は必ずや「成果」に結びつきます。
WBCの日本野球でのサポーターとしての感動から、自分自身のプレーヤーとしての感動へぜひ挑戦したいものです。
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author: Masahiko Kato
収入が伸びない・・・。
購買力が落ちる・・・。
経済が衰える・・・。

20才から34才の人たちのデータですが親より豊かになれないと思っている人が34%いるといいます。
一方で豊かになれると考えている人は15%であるそうです。
また70%の人たちが頑張っても豊かにはなれないと思っているらしいですね。
また41%の人たちが今後生活が悪くなっていくと思っていて、良くなっていくと思っている人の7%を大きく上回ってもいるとのこと。
希望よりもどうやら絶望の方が上回っているようです。
ちなみに社員さん達が現在の会社で働きたいと思っている人は51%、キャリアアップしたいと考える人が24%いるといいます。
現在の日本の現実です。
かつて建築家の安藤忠雄さんの講演をお聴きした時に確か氏はこうおっしゃって見えました。
日本国民が一番幸せだったのは昭和33年頃ではないかと。
昭和33年というとまだまだ経済発展途中、私達の生活が豊かとまではいっていなかったと記憶します。

確か東京タワーが建築された頃、僕が感動に涙して2度観た映画『3丁目の夕日』は確か当時が時代背景です。
安藤氏がお話しされていたのは当時の日本人たちがこれからの日本はきっと素晴らしい国になっていくだろうという希望があったという事だろうと推測します。
日本国民が希望に満ち満ちていたのが当時という事でしょう。
そしてまた僕も全くと言っていいが同感です。
当時は貧しかったけれど心は明るかったですね。
日本の明日がきっと素晴らしい未来になると信じて疑わなかったのです。
現在私たち日本人は希望が無くなってしまったのでしょうか?
顧問している会社に海外から仕事をしに来られている社員さんがいます。
仕事をしっかりこなし目が輝いているように感じます。
何かを必死で学んでいこうという気概がいっぱいです。
発展途上国の人たちに多く見られる現象はやる気に燃えていることです。
日本で学んだことを何れ自分の国で生かそうとする強い気概なのでしょう。
この世に生を受け、縁あって今の仕事に就き働く毎日、会社のために働こうなどと思わなくてもいいと考えます。
自分の為に働けばいいのです。
そして結果として会社に利益を与えればそれで十分だと思います。
またお客様に喜んでいただければ素晴らしい事です。
会社の社長をはじめ上司は社員さん達を何よりのお客様と考えているのでしょうか?
一人ひとりの社員さん達を一人の人間として認めているのでしょうか。
仕事は大変だけれどやりがいがあると思えているのでしょうか。
仕事をする毎日の中で自分の成長を感じているのでしょうか。
お客様の喜ぶ顔を頭にして仕事が出来ているのでしょうか。

日本が好きです。
小さな国ですが有難いことに全国すべての都道府県に行く機会を得ました。
四季の変化があって(だからこそ勤勉な国民性も構築された)1年を十分に楽しむこともできます。
かつてのような元気な日本をもう一度作っていきたいと願っています。
「なあに、できるさ」
希望をもって体の続く限り頑張りたいものです。
購買力が落ちる・・・。
経済が衰える・・・。

20才から34才の人たちのデータですが親より豊かになれないと思っている人が34%いるといいます。
一方で豊かになれると考えている人は15%であるそうです。
また70%の人たちが頑張っても豊かにはなれないと思っているらしいですね。
また41%の人たちが今後生活が悪くなっていくと思っていて、良くなっていくと思っている人の7%を大きく上回ってもいるとのこと。
希望よりもどうやら絶望の方が上回っているようです。
ちなみに社員さん達が現在の会社で働きたいと思っている人は51%、キャリアアップしたいと考える人が24%いるといいます。
現在の日本の現実です。
かつて建築家の安藤忠雄さんの講演をお聴きした時に確か氏はこうおっしゃって見えました。
日本国民が一番幸せだったのは昭和33年頃ではないかと。
昭和33年というとまだまだ経済発展途中、私達の生活が豊かとまではいっていなかったと記憶します。


確か東京タワーが建築された頃、僕が感動に涙して2度観た映画『3丁目の夕日』は確か当時が時代背景です。
安藤氏がお話しされていたのは当時の日本人たちがこれからの日本はきっと素晴らしい国になっていくだろうという希望があったという事だろうと推測します。
日本国民が希望に満ち満ちていたのが当時という事でしょう。
そしてまた僕も全くと言っていいが同感です。
当時は貧しかったけれど心は明るかったですね。
日本の明日がきっと素晴らしい未来になると信じて疑わなかったのです。
現在私たち日本人は希望が無くなってしまったのでしょうか?
顧問している会社に海外から仕事をしに来られている社員さんがいます。
仕事をしっかりこなし目が輝いているように感じます。
何かを必死で学んでいこうという気概がいっぱいです。
発展途上国の人たちに多く見られる現象はやる気に燃えていることです。
日本で学んだことを何れ自分の国で生かそうとする強い気概なのでしょう。
この世に生を受け、縁あって今の仕事に就き働く毎日、会社のために働こうなどと思わなくてもいいと考えます。
自分の為に働けばいいのです。
そして結果として会社に利益を与えればそれで十分だと思います。
またお客様に喜んでいただければ素晴らしい事です。
会社の社長をはじめ上司は社員さん達を何よりのお客様と考えているのでしょうか?
一人ひとりの社員さん達を一人の人間として認めているのでしょうか。
仕事は大変だけれどやりがいがあると思えているのでしょうか。
仕事をする毎日の中で自分の成長を感じているのでしょうか。
お客様の喜ぶ顔を頭にして仕事が出来ているのでしょうか。

日本が好きです。
小さな国ですが有難いことに全国すべての都道府県に行く機会を得ました。
四季の変化があって(だからこそ勤勉な国民性も構築された)1年を十分に楽しむこともできます。
かつてのような元気な日本をもう一度作っていきたいと願っています。
「なあに、できるさ」
希望をもって体の続く限り頑張りたいものです。
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author: Masahiko Kato
先月2度の手術をしたことをこのブログで公開いたしました。
つい先日手術後の1ヵ月検診を受けてきました。
おかげさまで自分を苦しめていた足の痛みは消えたように思います。
但し右足の痺れ(麻痺)状態はまだそのままの状態で、歩いていても感覚的に神経が通っていないような違和感を覚えます。
痺れが治るかどうかはわかりませんが、現状でも手術前と比較して随分と動けるようになって仕事も少しづつ復活してきています。

昨年、某著名出版社から全国の住宅会社の中で「素晴らしい!」と評価出来る住宅会社を選択してもらって本を書いていただきたいと依頼を受けました。
大変に光栄な事であり嬉しい事でしたが体の事もあって出版社の編集長にはもう少し先になる旨を連絡しました。
御親切に 編集長からは「いつでもいいから、それより体を大切に」という感じの御返事を頂きました。
いつもながらの編集長の優しさにただ感謝するしかありませんでした。
今少しづつですが体の回復に伴って執筆活動も一歩一歩、牛歩のごとくですが始めてみようかと考え歩みだしました。

独立後、沖縄を除く全国46都道府県の住宅会社の仕事をさせて頂きました。
またほとんどの住宅メーカーの研修、ホームビルダーや地域ビルダー、工務店さんに対してのセミナーも実施させてもらいました。
18年間の間で50社近い住宅会社の会社顧問もさせて頂きました。
随分と全国の住宅業に対しての知識を得ることが出来ました。
日本の中でも大きな温度差がある事も学びました。
以前よりまして、どんな住宅会社がお客様から評価されて業績を伸ばすのかも理解できるようになってきました。

住宅業の奥の深さを感じる事も出来たようにも思います。
そんな経験値の中から自信を持ってお勧めできる住宅会社を全国から10社ほどお薦めしたく考えています。

出来ればなるべく全国を網羅するように北から南まで東奔西走して書いていきたいと希望しています。
これからじっくりと時間をかけて実行していきたく思っていますので、声掛けをしました住宅会社様は出来ればご協力をよろしくお願い申し上げます。
つい先日手術後の1ヵ月検診を受けてきました。
おかげさまで自分を苦しめていた足の痛みは消えたように思います。
但し右足の痺れ(麻痺)状態はまだそのままの状態で、歩いていても感覚的に神経が通っていないような違和感を覚えます。
痺れが治るかどうかはわかりませんが、現状でも手術前と比較して随分と動けるようになって仕事も少しづつ復活してきています。

昨年、某著名出版社から全国の住宅会社の中で「素晴らしい!」と評価出来る住宅会社を選択してもらって本を書いていただきたいと依頼を受けました。
大変に光栄な事であり嬉しい事でしたが体の事もあって出版社の編集長にはもう少し先になる旨を連絡しました。
御親切に 編集長からは「いつでもいいから、それより体を大切に」という感じの御返事を頂きました。
いつもながらの編集長の優しさにただ感謝するしかありませんでした。
今少しづつですが体の回復に伴って執筆活動も一歩一歩、牛歩のごとくですが始めてみようかと考え歩みだしました。


独立後、沖縄を除く全国46都道府県の住宅会社の仕事をさせて頂きました。
またほとんどの住宅メーカーの研修、ホームビルダーや地域ビルダー、工務店さんに対してのセミナーも実施させてもらいました。
18年間の間で50社近い住宅会社の会社顧問もさせて頂きました。
随分と全国の住宅業に対しての知識を得ることが出来ました。
日本の中でも大きな温度差がある事も学びました。
以前よりまして、どんな住宅会社がお客様から評価されて業績を伸ばすのかも理解できるようになってきました。

住宅業の奥の深さを感じる事も出来たようにも思います。
そんな経験値の中から自信を持ってお勧めできる住宅会社を全国から10社ほどお薦めしたく考えています。


出来ればなるべく全国を網羅するように北から南まで東奔西走して書いていきたいと希望しています。
これからじっくりと時間をかけて実行していきたく思っていますので、声掛けをしました住宅会社様は出来ればご協力をよろしくお願い申し上げます。
カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
会社員時代、人事に関しては多くの社員の関心事でした。
ご存じのように社員さん達は自分たちの上司を選ぶことが出来ません。
誰が一体自分たちの上司になるだろう・・・当然のことながら期待もありますが不安の種でもあります。
いろんな会社を見てきて感じることですが、いま日本の企業の社員のやる気度がとにかく低い気がしてなりません。
これは以前もアメリカの調査会社ギャラップのデータをお話したことがあります。
日本に於けるやる気のある社員がたったの7%というウソのような実態です。
何だか情けなくなります。
様々な原因があるわけですが、一つの要因として上司が社員のモチベーションを下げていることが挙げられます。

ほとんどの企業においていかに社員さんたちのモチベーションを高めていくかを考えてはいるようです。
ただ現実には、逆に社員さん達のモチベーションを下げる要因を分析する方を優先順位としては高く考えるべきだと思っています。
僕のよく知っている著名企業においても社長の個人的関係でも「まさかっ」と驚く人事が行われています。
考えられない非常識な飛び級でいきなり役員になってしまうような・・・。
まさに社長が会社を私物化しているような感があります。
社長の好き嫌い人事がそこにあっては大きく関係しています。
自分のイエスマンを側近に置いておきたいという気持ちもあるでしょう。
自分の立場をひっくり返すような対抗馬とも考えられる実力者はむしろ遠ざけるように仕向けていくことも現実にあるように映ります。
常日頃真面目に仕事に励んでいる社員さんにとっては大きなモチベーションダウンの現実です。
逆に多くの社員さん達から人望もあって、仕事もできる人で業績も上げているのに左遷としか考えられない人事が行われている事も存在します。
社長自らの保身のための人事が行われている感覚です。

こういった人事は結果として真摯に仕事に向かっている社員さん達のやる気を失わせる大きな原因となっています。
いくら常日頃から美辞麗句を並べ社員さんに対して接している社長であっても、実行していることがまるで反対であれば社員さん達はついつい横を向いてしまうものです。
職場の中で現実に起こっているこういった事実を放置しておくのではなく組織文化や組織風土を見直す必要を感じます。
「企業の格差はモチベーションに大きく影響」します。
社員の主体性や当事者意識は企業が生き残っていく為には重要な要因と考えます。
社員が受け身であっては時代を乗り越える新しい価値など生まれる訳がありません。

最近読んだ書「こうして社員はやる気を失っていく」松岡保昌氏から抜粋です。
「社員がやる気を失っていく上司」に共通する問題
・目を見て話さない、目を見て話せない
・理由や背景を説明しない
・一方通行の指示
・コントロールできる部分を与えない
・話を聞かずに結論を出す
・意見も提案も受け入れない
・言うことに一貫性がない
・感覚だけで評価する
・失敗を部下にせいにする
・部下の仕事を横取りする

人は感情の生き物です。
人生をかけて働く自分たちの企業が「やる気」を無くす要因が存在することは、企業の業績に大きく影響してきます。
胸に手を当てて、上司は自分の行動を顧みたいものです。
ご存じのように社員さん達は自分たちの上司を選ぶことが出来ません。
誰が一体自分たちの上司になるだろう・・・当然のことながら期待もありますが不安の種でもあります。
いろんな会社を見てきて感じることですが、いま日本の企業の社員のやる気度がとにかく低い気がしてなりません。
これは以前もアメリカの調査会社ギャラップのデータをお話したことがあります。
日本に於けるやる気のある社員がたったの7%というウソのような実態です。
何だか情けなくなります。
様々な原因があるわけですが、一つの要因として上司が社員のモチベーションを下げていることが挙げられます。


ほとんどの企業においていかに社員さんたちのモチベーションを高めていくかを考えてはいるようです。
ただ現実には、逆に社員さん達のモチベーションを下げる要因を分析する方を優先順位としては高く考えるべきだと思っています。
僕のよく知っている著名企業においても社長の個人的関係でも「まさかっ」と驚く人事が行われています。
考えられない非常識な飛び級でいきなり役員になってしまうような・・・。
まさに社長が会社を私物化しているような感があります。
社長の好き嫌い人事がそこにあっては大きく関係しています。
自分のイエスマンを側近に置いておきたいという気持ちもあるでしょう。
自分の立場をひっくり返すような対抗馬とも考えられる実力者はむしろ遠ざけるように仕向けていくことも現実にあるように映ります。
常日頃真面目に仕事に励んでいる社員さんにとっては大きなモチベーションダウンの現実です。
逆に多くの社員さん達から人望もあって、仕事もできる人で業績も上げているのに左遷としか考えられない人事が行われている事も存在します。
社長自らの保身のための人事が行われている感覚です。

こういった人事は結果として真摯に仕事に向かっている社員さん達のやる気を失わせる大きな原因となっています。
いくら常日頃から美辞麗句を並べ社員さんに対して接している社長であっても、実行していることがまるで反対であれば社員さん達はついつい横を向いてしまうものです。
職場の中で現実に起こっているこういった事実を放置しておくのではなく組織文化や組織風土を見直す必要を感じます。
「企業の格差はモチベーションに大きく影響」します。
社員の主体性や当事者意識は企業が生き残っていく為には重要な要因と考えます。
社員が受け身であっては時代を乗り越える新しい価値など生まれる訳がありません。

最近読んだ書「こうして社員はやる気を失っていく」松岡保昌氏から抜粋です。
「社員がやる気を失っていく上司」に共通する問題
・目を見て話さない、目を見て話せない
・理由や背景を説明しない
・一方通行の指示
・コントロールできる部分を与えない
・話を聞かずに結論を出す
・意見も提案も受け入れない
・言うことに一貫性がない
・感覚だけで評価する
・失敗を部下にせいにする
・部下の仕事を横取りする

人は感情の生き物です。
人生をかけて働く自分たちの企業が「やる気」を無くす要因が存在することは、企業の業績に大きく影響してきます。
胸に手を当てて、上司は自分の行動を顧みたいものです。
カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato

新しい年を迎えました。
今年はいつもの年と違います。
昨年12月ブログにも書かせて頂きましたが脊柱管狭窄症の手術をいたしました。
12月5日 手術
12月7日 退院
なるべく体に負担をかけない形での手術でしたが、手術後9日目に突如歩けなくなってしまいました。
病院に連絡して再度手術をするということになりました。
初めて車椅子に乗車しました。
人の手を借りる事に対して申し訳ないという気持ちが起こりました。
12月19日 再手術
12月21日 退院
退院後はこわごわ状態ですが身体を動かし始めています。
有難いことに従来の痛みはなくなった感じはします。
弱々しいですが何とか歩行できます。
ただ残念ながら痺れはとれていません。
そんな中、自分なりにリハビリを始めています。
・・・無理はできませんが。
一部の方々には年賀状にも書きましたが
当たり前ですが徐々に体は衰えていきます。
自分にムチ打って何とか普通に歩けるようになりたいものです。
元気になればまたいろんなチャレンジも試したくなります。
1月は身体の様子を見ながら無理をしないようにするつもりでいます。
何とか、動ける体になってやり残している仕事を頑張りたいという思いでいっぱいです。
依頼されている新しい書籍も書きたいし、顧問会社の業績向上にも寄与したいものです。
「なあにやり抜けるものだよ」
残りの人生、1日1日をしっかりと悔いの無きよう歩んでいきたいものです。
皆さんにとってこの1年が良き年であります様に祈っています。