カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
僕の周りでは今年は静かに2025年が始まりました。
「おめでとうございます」
何がおめでたいかというと、皆さんの心が新鮮になったことではないでしょうか。
また、今年はこんな年にしたいという期待があることではないでしょうか。

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毎年神社・仏閣に参拝に出かけます。
かつては除夜の鐘が鳴っている内に、テレビでは紅白歌合戦が終わり「ゆく年・くる年」が始まったころに出かけたことも多かったように思います。

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今年はゆっくりと静かに懐かしい神社・仏閣を訪ねました。
例年は熱田神宮の初戎からというパターンでしたが、今年は1年かけていろんな神社や仏閣に足を運んでみようと考えています。
そういった中にはパワースポットも存在しますしね。

常日頃から疑問視していた「はて?」を、自分なりに検証してみました。
神社の数は日本全国では86640か所と言われます。
また仏閣の数は82346か所あるらしいです。
コンビニエンスストアの数が56000か所程度ですから約3倍、大変な数ですね。

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ご存じでしょうか・・・・神社や仏閣が一番全国で多いのは実は愛知県です。
神社だけで調べると、多いのは、第1位が新潟県の4689社、次いで兵庫県の3873社、そして福岡県の3410社、愛知県の3355社、岐阜県の3271社という順になります。
ちなみに沖縄県は47位で16社しか存在しません。
なぜ新潟県が神社が多いのでしょうか。
かつて明治のころですが新潟県は人口が全国で第1位だったことと、明治末期に政府が進めた神社合祀政策(1914年に全国の神社20万社以上の内7万社が取り壊された)の影響を受けなかったことによるようです。
愛知県に神社・仏閣が多い理由は信長・秀吉・家康の影響があります。
愛知になじみの深い戦国大名が建築に積極的だったことが所以の様です。
岐阜に神社の多いのは多くの宿場町があったことが原因と言われています。
また、人口一人当たりの神社の数は島根県が10万人当たり18,7社の神社が存在して一番多いそうです。

神道は特定の教祖や教えを持たない八百万の神を信仰する日本発祥の民族宗教です。
それに対して仏教はお釈迦様の教えをもとに修行し、悟りを開くことを目的としたインドが発祥の世界的宗教です。

外国人の方が時折不可思議に思われることの一つに日本人の宗教観があります。
日本人の実に多くが雑多な信仰を持っています。
子供が生まれた時には神社にお参りするのに、お葬式はお寺で(仏教)行う人が殆どですね。
クリスマス(キリスト教の儀式)を祝ったかと思うと、年末には打って変わって除夜の鐘を撞きに行き、翌日には神社に初もうでをしたりします。
自分の事を無宗教だと思ってる人が多いですね、だからこそ複数の神様や仏様を拝むことに違和感を持たないのかもしれません。
こうした日本人の信仰に対する特性を育んだ背景には、日本固有の神の信仰と外来の仏教信仰とを融合・調和する為に唱えられた「神仏習合」の歴史があったからだと考えられます。

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神教と仏教ではどちらが古いかと言えば神教です。
仏教は百済(現在の朝鮮)から西暦500年以降に伝わったとされています。
神教の始まりは自然崇拝、あらゆるものに神が宿るとされ、特に大木や山がその対象となっているようです。
神教は万物に神が宿り、それらの神を祀り、自らが正直な精神でいることで神々の加護を受けられると信じられているようです。
仏教は仏陀を唯一神として祀る宗教です。

新年早々、いろいろとうんちくを申し上げておりますが・・・。
前述しましたが、今年は例年にも増して、「なぜ?」もしくは「はて?」を大切にしていこうと思っています。

神社・仏閣を巡っているととっても奥が深い感覚に陥ります。
ワクワク感やドキドキ感も顔を出します。
いろんな疑問が頭をよぎり、歴史の世界が膨らんできます。
楽しい世界が持ち受けています。
何事にも興味や関心を抱くこと、夢中になる事に魅せられもします。

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「温故知新」の言葉があります。
今年はおそらく今までにもまして、世界が動くことでしょう。
地球的規模で我々の生活にも変化が起きてくると考えられます。

今年2025年が私達にとって幸せな明日に繋がっていく1年でありますように・・・。
皆さんが幸せに暮らされますように・・・。


カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
大晦日です。
良いのか悪いのか、年の瀬は何かと心がざわつく感覚がいまだに在ります。
新しい年を迎えるにあたって、少なくとも気持ちが少しであってもリフレッシュされることはいい事ではと思います。

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毎年思う事ですが、過ぎ去っていく1年の早い事、時間軸で考えれば毎年が同じはずなのに、頭の中では加速度がついて流れていくのが実感です。
これは年齢と共に襲ってくるものであるのか、それとも世の中の変化が速くなってきていての感覚なのか、おそらくは双方が関わっているのでしょう。

明日からのお正月もおそらくはあっという間に過ぎ去っていくものに違いありません。
のんびりとゆっくりと時間を忘れてなんていう時代はとっくに過去の事となってしまっています。(これは世の中全体がそんな感じですね)

正月とGWだけが休日という忙しかった10年間がありましたが、幸いにしてというかコロナ禍以降、自分の時間が取れるようになってきています。
仕事が多忙なのはそれなりの充実感もありましたが、自分の時間があり、自由に動けることもまた嬉しいものです。

忙しかった自分へのご褒美で余生は好きに生きていきたいと思うのも決して我儘だけからだけじゃないように思っています。

あと何年出来るのかどうか不可解ですが、もう少し仕事も継続したく思っています。
その為に必要な事があります。
1、従順(素直)である事
2、勉強する事(世の変化をしっかりと把握し、方向性を示す事)
3、ポジティブである事
そして
4、成功への熱意・情熱・執念を持ち続ける事でしょうか。


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そのために必要な事としては健康であることです。
2年前に大きな腰の手術をしました。
2年間、出張時などを除いて年間に約300日以上自分なりにリハビリを継続しています。
今年の1月7日、15メートル走ってみたというメモがありました。
現在はどうでしょう、100メーターぐらいなら走ることが出来そうです。(かっこよい走りではありませんが…)
もっとも親しい人間からは「走る必要があるのか」なんてことも言われます。
確かに走る必要性はないのかもしれませんね。

まだまだ健康体とまでは言えませんが、ほんとに少しづつ回復してるような感覚があって、ちょっと救われています。
ほぼ毎日、1時間近くをウォーキングするのですが、最初は嫌々実行していたのが、最近は少しばかりイヤホンからのミュージックの助けを借りて楽しめるようになってきました。(これは嬉しい事です)

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健康人間へのチャレンジで掲げたことがありました。(チェックしてみます)
1、毎日30分以上の運動の徹底 ○
2、水を1日2ℓ以上のむ ○
3、間食を辞める ×
4、毎日野菜を食べる、多く取得する ○
5、甘いものを口にしない ×
6、大盛は厳禁、腹八分に制限する △
7、毎日ストレッチ運動を実行 ○
8、食事はゆっくり味わって食べる ×
9、お菓子類はほどほどに、徐々に減らしていく ×
10、麻日の健康チェックを欠かさない ○

意志が弱いのか、体重が減っていません。
食事が美味しくてつい食べてしまいます。(すみません、大いに反省です)
来年こそで頑張りたく思います。
健康であることも仕事と考えます。

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毎日をとにかくしっかりと生きていく事を宣言したく思います。
1、物事を始めていく力(挑戦力)を持って
2、物事を続ける力(継続力)をつけ
3、最後までやり続ける力(達成力)までやり続ける


よく仕事で口にします。
1、思ったことを言おう!
2、言ったことを実行しよう!
3、やり始めたらやり抜こう!

自分もやらなくては・・・。





カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
本屋さんへ行くのが好きです。
通常、本屋さんへ行くきっかけはスポーツ関連の雑誌を購入する理由からです。
この目的はすぐに達成されます。
ところが、ついついビジネス本や雑誌のコーナーにも顔を出してしまいます。
ここからが時間をかけての書店タイムとなります。
何冊かの本をぺらぺらと眺め読みして平均2冊の本を購入します。
このチョイスした書が自分を見つめる機会を作ってくれるものとなります。
僕にとっては本屋ではなく本屋さんとなるのは自分を見つめる場所を提供してくれる大切なスペースになる事からです。

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直近で購入した本は『成功者がしている100の習慣』という書です。
もうすでに、読まれた方もあるのではと思います。
2020年に出版された書ですから、僕が目にしたのは4年後ということになります。
手に取る機会が少しばかし遅くなってしまいました。
著者はナイジェル・カンバーランド氏、1967年生まれのイギリス人作家です。
表紙には「習慣が変われば、人生が変わる」と在りました。
また「成功する人は、モデルから学ぼうとし、成功しない人は成功者をまねようとしない」ともありました。
なるほどです。
納得できます。
僕もよく研修でお話しします。
「皆さんいいですか、学ぶの原点は真似することですよ」・・・と。

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人にはいろいろと千差万別ですが目標があります。
・会社で昇進する
・仕事で能力を発揮する
・痩せる
・ジョギングをする
・本を書く
・健康な老後を過ごす
・心穏やかに生きる
・資格を取得する
・外国語を学ぶ
・後悔せずやりたいことをする
・病気を治す
・貯金をする
・家族や仲間との時間を大切にする・・・・・


著者は成功に関心を持つようになった訳ですが、それはコーチングをしてきた自身の経験から来ていると言います。
そして成功する人の共通する習慣に気づいたという事です。

実はこの書を読み始めたばかりです。
まだすべてを読み切っていません。
唯、少し読み始めた現在もしっかりと読み切りたく思っています。

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少しだけ成功者の習慣を書かせて頂きますと・・・・
・夢を持っている
・人の力を借りている
・こころの知能指数(EQ)が高い
・仕事を遊びに変えている
・朝に1日の計画を立てている
・十分な休養を取っている
・一生、学び続けている
・人に好かれようとしている
・ストレスにうまく対応している
・インターネットと適度に付き合っている
・健康に気を配っている
・年を取る事を受け入れている
・身近な人に感謝している
・見本となる成功者がいる
・他人に興味持っている・・・・・


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なるほど、なるほどという例がいっぱい出てくるのです。
残りの人生が少しづつ減っては来ていて寂しい気持ちもありますが・・・・
「何が起ころうと、人生は続くと心得ている」と書に在りました。

勉強させて頂きます。
真似させていただきます。
残りの人生を充実した、悔いなきものとしたいものですからね。


カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
年末が近づいてくるにつれて何かしらせわしないですね。
かつてと比べて随分と少なくなったものの、この月はお歳暮が届きます。
師走という語源は、普段の月には落ち着いておられるお坊さんが忙しく走り回るという事から来ているようです。

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暮れの定例で年賀状つくりを実践しています。
年賀状が多かった時は650枚ほど来ていまして大変でしたが、今は随分と減少して150枚ほどに、年賀状に費やす時間は随分と短縮してきています。
全員にコメントを書くことを実践していましたが大変でした。
最近、年と共に年賀状を書く人たちも減少してきているようです。
また郵便料金の値上げもこういった傾向に拍車をかけている感があります。
時代の流れと言えば、そうなのかもしれませんが、何か寂しくも感じます。
個人的にはお会いする事のない人であってもせめて年の初めに「年賀状」でごあいさつだけでもしておく絶好のチャンスと考えています。
少なくとも生存の確認も含めて、ちゃんとしっかり生きているという証を見せるのにはいい習慣だとも考えています。

面倒くさいという事で辞めるのはどんなものでしょう。
経費節減という事だと考えれば、85円でのあいさつは費用対効果があるはずです。
また年賀状の代わりにメールやラインという人もあると思いますが(特に若い人にその傾向が高いように思います)、敢えて「年賀状」いう形にすることにその意義があるように思えてなりません。
まあ高齢になられて年賀状書きが大変になってきたという方はやむを得ないですが。

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昨今、日本人が「やる気」を失っている、そしてその延長線上に日本の国際的な立ち位置が弱くなってきている、しいては日本の国力がなくなってきている…そういった要因の一つが、こういったところに露呈しているように思えてなりません。
何か、楽な方へ楽な方へ気持ちが転がっているような気がしてならないのです。

企業においても同じような事を感じてしまう事があります。
大変な事だから「やり甲斐」を感じるものではないのでしょうか・・・?

かつて業績の悪化した事業所を立て直すお役目を業務として任されました。
人は皆そうですが、楽を覚えてしまうと、そういった日常に慣れてしまうものです。
業績が悪化していても他人事と考えてしまう、自分自身がその責任を負うという事をしない、責任逃れが事業所に当たり前化していました。

企業であるわけですから少なくとも利益を出す事を意識したいものです。
お客様相手の「商売っ気」があって欲しいわけです。
業績が良くなれば、仕事への意欲もわくし、給料も増える、そうなれば毎日が楽しくもなるし、人生も充実していく・・・・。

停まっている事業所という列車を走らせていくには随分とエネルギーが必要でした。
大変でしたが、随分とやりがいのある事でもありました。
トップである自分自身が全身全霊を仕事に傾けました。
とにかく社員の一人一人に関心を持ち、認める事を徹底した記憶があります。
日本人はみんなが動くと自身も動こうとするものです。
「長いものに巻かれる」「多勢に無勢」なんて言葉があります。
赴任して半年が経過して、徐々にですが動く組織が育っていきました。

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嬉しかったですね。
当たり前のことですが、仕事量が増えたことで業績が向上しました。
相乗効果でプラス面の連鎖が生まれてきました。
社員さん達が活き活きしてきました。
それはそうですよね、どうせ仕事をするのだったら業績が上がる方が気持ちいいのに決まっています。

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コンプライアンスという大義名分に甘えてしまって、義務をおろそかになってしまって権利主張ばかり口にする傾向があるようにも感じます。

忙しいとか、時間がないとか言われるけれど、社内の一体感を創らないと会社は良くならないように思えてなりません。
組織になり切っていない企業のなんと多い事か・・・・残念です。

このブログでも書かせて頂いていますが、会社に行く事が楽しいと思える企業にしていきましょう。
また自分が会社にいないと会社が動かないというぐらいの存在感を持ちたいものです。

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全てはトップの責任です。
社長はじめ、組織のトップはそういった意識をしっかりと肝に銘じてほしいものです。



カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
日本人の平均寿命が延びています。
何でも女性が87才、男性が82才、かつてと比べるとすごい進捗です。
但しこの数字は今生まれた場合の赤ん坊が生きる年齢だそうです。
世界でも日本は長生きの国に数えられています。
そして最近では人生100年時代なんて言葉も生まれてきています。
長生きする事がいい事かどうかは別として、年齢を重ねても頑張っておられる方々の活躍ぶりには尊敬の念を抱きます。

参考に 著名人の場合、
大村崑さん 1931年11月1日生まれ 今も体を鍛えておられ、よく相撲観戦されてます。
黒柳徹子さん 1933年8月9日生まれ 「徹子の部屋」は超長寿番組ですね。
デヴィ夫人 1940年2月6日生まれ 未だメディアで大活躍 この方もお若いですね。
野沢雅子さん 1936年10月25日生まれ ドラゴンボールでは孫悟空の声でした。
石坂浩二さん 1941年6月20日生まれ 2枚目俳優いまだ健在、インテリジェンスも抜群。
三田佳子さん 1941年10月8日生まれ 美貌はいまだ衰えません。

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美輪明宏さん 1935年5月15日生まれ 一度拝見しましたが存在感がすごかったです。
倍賞千恵子さん 1941年6月29日生まれ 寅さん映画では妹のさくら役でした。
宮崎駿さん 1941年1月5日生まれ 「千と千尋の神隠し」は感動モノでした。
草笛光子さん 1933年10月22日 最近の主演映画でも元気もりもりでした。
高木ブーさん 1033年3月8日 ドリフターズで大人気、今もテレビでリバイバルです。
加山雄三さん 1937年4月11日 もう永遠の若大将という感じ、素晴らしい若さです。
田原総一朗さん 1934年4月15日生まれ 辛口の政治コメントのファンです。


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田原総一朗さんの講演をお聴きしたことがあります。
前から三番目の席でずっとうなづきながらお聞きしていましたら、田原さんと目が合ってしまい、そのあと田原さんはずっとこちらを見てお話しされました。(講演ではこういったことがちょいちょいあるものです)

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この田原さん現在もBS朝日TVで『クロスファイア』という番組を持っておられます。
90才になられた ご自身はユーチューブを流しておられ、その中で30年来変わらない朝食が拝見出来ます。
しっかりと実によく食べられますね。
乳酸菌ドリンク、野菜ジュース、ヨーグルト(R-1)、牛乳、リンゴジュース、麦茶、バタートースト、レタスサラダ、ポーチドエッグ、緑茶・・・他
朝からすごい食欲です。
だからこそ、あれだけのバイタリティがあられる訳なんでしょうね。

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最近読んだ精神科医の和田秀樹さんが書かれておられた文章の中に・・・
・肉を食べる習慣が「老い」を遠ざける
・美味しいものを食べて免疫力アップ
・長生きしたければダイエットをしてはいけない…などがありました。

人間の最期がいつかどうかは全くもって分かりません。
せめて悔いの無いように、毎日毎日が人生であるかの如くしっかりと生きていきたいものです。

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author: Masahiko Kato
住宅生産団体連合会が「2023年度戸建て注文住宅顧客実態調査」をまとめました。
主だったところを並べてみました。

2020年から2023年度への推移を見つめてみましょう。
世帯主の年齢は39,6才から40,2才と徐々にですが上がってきています。
世帯人数は3.22人から3,01人と減ってきています。
世帯年収は964万円から1148万円へと上がってきています。
延べ床面積は126,8㎡から123,5㎡へと少し小さくなってきています。
住宅取得費に至っては5337万円から6681万円へと大きく上昇です。
建築費は3815万円から4566万円へとこれも大きく上昇です。
自己資金は1293万円から2047万円へと増えてきています。
贈与額は1535万円から1286万円へと減少です。
借入金は4601万円から5859万円へと膨らんでいます。
借入金の年収倍率は4.77倍から5,1倍へと変わってきています。


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建築費や住宅取得費が上がってきていることから、住宅の延べ床面積が抑制されてきている感じがします。
平均世帯年収が少しずつ上がってきている現実がありますが、住宅購入者の資金繰りが厳しくなってきている状況も感じられます。
住宅の坪単価が平均114万円と人件費や原材料費の高騰の影響が出ています。
もちろん住宅の質も随分と良くなってきている事もあるのでしょうが・・・。
最近は13,7%と年を追って平屋住宅が増えてきている実態もあります。
住宅ローンの金利タイプは全体の88%が変動金利で占めています。
ここへきて金利が上昇の傾向ですが、現状は影響が出ていない様子です。

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日本においては戸建て住宅割合が89.6%と共同住宅の6,4%を大きく上回っています。
ちなみにアメリカは戸建て住宅65,5%、共同住宅24,1%です
韓国では戸建て住宅64,2%、共同住宅26.7%となっています。
これから先、日本においても戸建て住宅の割合が減少していく事が予想されます。

住宅の着工数が年々減少してきています。
年を追うごとにに私達の手に届かないものと化している状態です。

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住宅を販売してきた人間として思う事です。
住まいづくりは夢づくりでした。
夢づくりのお手伝いをすることは仕事の何よりのやりがいでした。
お客様の一生で一番大きな買い物のお手伝いをしてきました。
頑張れば何とか理想の住まいが創ることが出来ました。

住宅が夢から夢でなくなっていく状況になろうとしています。
現実として災害国である日本の家は頑強さも要求されます。
「手取りを増やそう!」というテーマで国民民主党が議員数を4倍に増やしました。
国の住宅施策にもいろいろと期待したいこともあります。
日本国民の年収が増えていき、努力次第で住まいが現実化できるような現実を望んで止みません。

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「家」は日本人の家族の幸せの根幹であるように思います。
戸建て住宅が建てられる時代が継続してほしいものです。


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author: Masahiko Kato
住宅営業の力が落ちていると感じています。
時代のせいもあるかもしれません。
豊かな世の中になると辛抱する事が苦手な人が増えるのもうなづけます。

今の世の中には不安要素も多いですね。
コンプライアンスが重要視されている昨今でも、世界で起きている現実、ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのガザへの爆撃…。
独裁者のエゴが世界をおかしな方向へ動かしている現実に目を覆いたくもなります。
また年を追って大きくなってくる自然災害、地球温暖化、今ほど環境問題への対応が問われている時代はありません。

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かつて建築家の安藤忠雄氏の講演をお聴きして共感したことがありました。
「日本人が一番幸せだった時代はいつでしょうか・・・?」
「昭和33年頃ではないでしょうか」と安藤氏はおっしゃいました。
昭和33年、日本は発展途上期でした。
確か東京タワー(スカイツリーではありません)が建設されていたころだと記憶します。
日本国民の心の中には、今はまだ貧しいけれどこれから日本は素晴らしい国になっていくに違いない…という気持ちが宿っていました。
希望に充ち溢れていたわけです。
それは安藤氏は「幸せ」と表現したのではないでしょうか。

大きな経済成長を経て、物質的には豊かな国に変化しました。
ところがここへきて日本人のやる気がすこぶる落ちてきています。
悲しい事でもあり、寂しい事でもあります。
将来の日本に対して憂う人が多くなってきています。
当たり前と言えば当たり前なんでしょうが、物質的に豊かになればハングリー性はなくなっていきます。
企業にあっても、終身雇用制や年功序列が形を変え、大学卒業して起業したり、トラバーユしていろんな職種にトライする人も増えてきています。
それはそれで決して悪い事ではありませんが。
個人的にはむしろ望ましい事と感じています。

テレビで「新・プロジェクトX」が放映されています。
中島みゆきさんの♪風の中の昴、砂の中の銀河…が聞こえてきます。
日本人よ、さあ頑張ろう!というメッセージ性をそこに感じています。

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企業において社員をいかにモチベーションを挙げて業績向上に結びつけるかは上司の役割のような気がしてなりません。
かつて僕のいた会社にあっての上司の指示は「お前ら好きな事をやれ!失敗を恐れるな」でした。
失敗すれば叱られはしましたが、愛情のある叱咤でした。
そして積極的な失敗は、後に成功に結びついていったものです。
だれしも学習能力はあるものです。
厳しい上司が多かったと記憶しますが、おおらかであったことも事実です。
人間的な結びつきがありました。
常日頃からコミュニケーションをしっかりと取っていた証でもあります。

人は理論で動くでしょうか?
ノウです、人は感情で動きます。
メンバーのやる気を喚起させるのはリーダーの使命であると信じます。
是非、感情指数の高いリーダー・マネージャーになって欲しいものですね。

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企業も、もう少し加点主義で考えていきたいものです。
最近思うのは減点主義で評価する企業が多い事です。
とんがったことをする人は評価されず、とにかくマイナス点の少ない人が出世もしているように感じます。
思い切ったことをすることにコンプライアンスが時として邪魔をしているのかもしれません。

年齢のせいもあるかもしれませんが、時間の経過するのが速く感じています。
年々加速度がついて早くなるように思えてなりません。
これでも随分と人生を後悔なく生きてきたつもりですが、心の奥底にはまだまだ燃焼したいという気持ちが存在します。

生き甲斐を持つこと、人生に目標を持つことは大切ですね。
その結果毎日に張りが出ます。
会社に在ってはいかに働き甲斐を持つかが問われます。
働くことが楽しい、会社に顔を出したい、仕事が好きだ、仲間と一緒にいる事が幸せだ…となれば、自然と業績がアップしてくるものです。
業績があがれば、またやる気も上がってくるものです。
好循環のサイクルがそこに生まれてきます。

すべてはリーダーやマネージャーの心の持ち方から始まります。

業績の上がっている企業に在っては、そのあたりの社員のモチベーションが違うように思っています。

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まだまだ日本人は捨てたものではないはずです。
「希望の星」を持ってほしいですね。
地上の星を探しに行きましょう!!

かつて『住宅産業新聞」に6年間毎週連載した僕のコラムタイトルは「情熱コンサルのやる気アップ作戦」でした。
現在、講演でお話しさせてもらうことは企業における(特に住宅業界)社員のモチベーションアップがテーマです。
メンバーを思い、愛情を持って心を一つにして仕事へと向かうリーダー像を熱く語らせてもらいます。
機会があれば僕の話を聞きに来ていただきたい…徒然なく書かせて頂きました。
きょうのブログです。

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author: Masahiko Kato
つい先日(8月27日号)の「住宅産業新聞」で法政大学が「社会連携教育科目」としてSNSを活用してのセミナーを実施する記事がありました。

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「住宅産業新聞」から抜粋すると・・・
法政大学が、卒業生の財界人による「社会連携教育科目」をスタートさせた。
同大卒業生の企業経営者による在校生向きのビジネスセミナーで、社長・会長を歴任する等長く経営にあたり、同大学の校友会の会長も務める竹中宣雄氏が、同大学常務理事で副学長の佐野哲氏(経済学部教授・博士)に相談・実現したもの。
従来の講師が一方的に話し、学生が聴講するスタイルだけでなく、X(旧ツイッター)などSNSを活用した、リアルタイムでの双方向性が大きな特徴。
評価された学生はインターンシップとして優遇される道が開けるほか、企業にとっても優秀な学生を採用できることに繋がる。
佐野副学長は「大学にとっても優秀な学生が集められるメリットは大きい」と認識を示した。

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校友会長の竹中宣雄氏は住宅業界「ミサワホーム」の社長・会長経験者であり、実弟は竹中平蔵さん(小泉首相時の総務大臣)でもあります。
ミサワホームの営業時代はトップ営業マンで一世風靡した経歴の持ち主でもあります。
『体当たり住宅経営』の著書もございます。

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講義では、黒板の横に置いたプロジェクターにX(旧ツイッター)の画像を映し、その場にいる学生が書き込んだ投稿が表示される仕組みで、講義中であってもリアルタイムで質問や意見が表示されます。
その場での双方向性を重視する上で表示されるのがユーザーネームで本名でないのもプラスとみられまます

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現在の住宅産業に対して、いわゆる斜陽産業的な要素イメージを持っている学生にとっては、現住宅メーカーが住宅という業界の中に在って、アパートやマンション、街づくりや海外へと多角化を進めていて、南極や宇宙開発を含めて面白いことが出来る会社と思っていただける事で良い機会になるのではと竹中氏は述べられています。

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時代の変化と共に提案された、最新のSNSを駆使した学生への就業体験。
学生と企業との良き架け橋になるべく期待しております。



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author: Masahiko Kato
フランス・パリではオリンピックが始まりました。
セーヌ川を参加各国選手団が船に乗って手を振りながらの開会式は今までの手法とは打って変わって素晴らしい演出効果があったように思います。
また自国の選手だけでなくカール・ルイスやコマネチなどのスーパーレジェンドが顔を見せたこともオリンピックがインターナショナルなイベントである事を印象付けた感じで好感を持ちました。

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かつてサラリーマン時代、業績向上を目的にして色々と仕事のゲーム化を実行したことがありました。
相撲やサッカー、野球、プロレス、等のスポーツ系を筆頭に、話題の映画をモチーフにしたり、戦国時代をテーマにしたりもしました。
毎回毎回ではなく、3カ月間を一つの枠にして、マンネリ化を防ぐために次の3か月は通常通り、その次の3ヶ月に次のイベントを実行という形が一般的でした。
イベントは、その時々の世の中の動きに合わせて話題性のある物を取り入れたことがポイントでしょうか。
また当初は営業だけで行っていたこのイベントを、徐々に全員参加型に変化させていったこともよかったと振り返ります。
販売会社であるという自覚を社員全員に意識してほしいばっかりの実践でした。
直接販売員の営業さん達はともかく、間接部門の社員さん達には多少サプライズだった事でしょう。

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オリンピックが行われている時にオリンピックを題材にして仕事をゲーム化したことがありました。
この時は営業65名を中心に、営業事務の女性社員も巻き込んで実行しました。
どんなことを実行したのかお話ししましょう。
もちろん、業績アップを考慮して、きめ細かく問題提起しました。
営業対象には・・・・・
野球・・・契約人員比率(対象は営業の各チーム)
サッカー・・・契約棟数
やり投げ・・・外構契約
柔道・・・高額物件の受注
重量挙げ・・・契約金額
飛び込み・・・最小値引き率
レスリング・・・契約時の入金
100メータ―走・・・月間最初の契約
ハンマー投げ・・・入手カード数
クレー射撃・・・アポ面談数
マラソン・・・有効面談数
テコンドー・・・オーナー面談数
アーチェリー・・・現場案内数
ビーチバレー・・・紹介受入数
ボクシング・・・設計依頼数
体操・・・契約前打合せ数

営業事務女性社員さんには・・・・・
シンクロナイズスイミング・・・電話コール数
新体操・・・テレアポイント数
女子マラソン・・・名簿取得数
女子柔道・・・プラン取得数


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結果はどうだったかというと大成功でした。
会社の経費を使わせてもらって魅力的な商品・賞金も多数用意しました。
社内はオリンピックの飾りつけをしました。
社員さん達の心に徐々に火がついていきました。
そして業績アップに繫がりました。
仕事をするというか、ゲームに参加するというか・・・皆さん大変だったでしょうが、モチベーションが上がっったことが何より良かったと思います。

出来れば、仕事を楽しみながら実行する。
おもしろおかしく実行する。
この時には営業以外の社員さんや取引業者さん達にはサポーターとなって頂きました。

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各地に顔を出させてもらって今痛切に思う事です。
残念ですが、仕事に対しての「やる気」が失せている感覚が強いです。
会社に顔を出すことが嬉しい、仕事に興味・関心がある、仲間と一緒にいる時間が楽しい・・・

そんな工夫、マネージャーやリーダーは真剣に考えたいものです。




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author: Masahiko Kato
戸建て住宅の価格上昇が止まりません。
最近のデータによると(2023年度)ハウスメーカーの平均単価がすこぶる上昇しています。
上昇幅は4%から8%となっています。
ただ、同じくデータアップされていた床面積には大きな変動はなかったようです。

参考までに
平均単価 床面積 坪単価
三井ホーム 5223万円 132、4㎡ 130,2万円
旭化成ホームズ 5090万円 130,5㎡ 128,7万円
積水ハウス 4955万円 136,2㎡ 120,1万円
大和ハウス工業 4900万円 138,6㎡ 116,7万円
パナソニックホームズ 4737万円 137,9㎡ 113,4万円
住友林業 4380万円 121,4㎡ 119,1万円
セキスイハイム 3520万円 113,5㎡ 102,3万円
ミサワホーム 3502万円 115,5㎡ 100,1万円
ヤマダホームズ 2507万円 114,3㎡ 72,4万


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…といった状況になっています。、
かつて中国や韓国に旅行に行った際、戸建て住宅が殆どない状態、つまりは富裕層しか戸建て住宅に住めない状態を垣間見たことがありました。
逆に アメリカへの住宅視察では日本の分譲住宅の価格で、300坪程度の広大な敷地に、100坪以上の床面積の建物が建築されていて羨ましくも感じたことがありました。
来客を意識してか2つのリビングがあり、またどの家にもプールが備え付けられていました。
理想ともいえる素晴らしい分譲住宅がそこには存在しました。

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日本の全国各地でもちろん温度差はあります。
東京辺りでは戸建て住宅がなかなか手に入らない(価格が高くなりすぎて)状況下になってきています。
またマンションそのものも随分と値段が上がってきていて(特にタワーマンション)一般庶民には「住まい」が高嶺の花になってきてもいます。

僕は住宅業界一筋に生きてきました。
住宅そのものの構造が良質になってきていることには依存はありません。
予想されるべき大地震が来ても家族のシェルターとなる「住まい」であって頂ければと期待もしています。
建築資材の高騰化もあるし、担い手である職人さん達の確保という問題もあります。
それにしても価格があまりに高騰化していく事に対してはついつい目を覆いたくなる現実があります。

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大手住宅メーカーの価格に対して、例えばヤマダホームズは比較的購入しやすい価格となっています。
おそらくは全国の住宅ビルダー、ホームビルダーの住宅の坪単価はまだ何とか私達が手に届く価格となっていると予想しています。

世界で起こっている地震の多くが地震国、日本で起きています。
阪神淡路大地震、東日本大地震、熊本地震、そして今年の能登半島地震と大きな地震が日本を襲ってもいます。
今後も関東大震災級の地震がいつ起こってもおかしくない状況があります。

価格上昇の現実を目にしながら、もう少し価格が抑えられた状況で私達の「住まい」が提供できないかと、もどかしい状態の自分がいます。