2017年 07月の記事

July 2017
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato

20170718-img_main.jpg

 創業100年を超えた愛知県の住宅会社に顔を出しています。
創業以来7500棟もの住宅を手掛けてこられました。
この会社の素晴らしさの一つに社長の人間味があります。
懐の深さとでもいうのでしょうか・・・。
今日は「役割演技」=ロールプレイングを実行してみました。

 いろんな会社でロールプレイングを実行します。
共通して言えることがあります。
どの会社でもあることなのですが、営業がお客様より多く話してしまっているということです。
中には独壇場のような感じで饒舌な人もいます。

 かつて毎年優秀社員として表彰されていた営業の展示場での接客ぶりを観察していたことがあります。
そこで意外だったことはといえば・・・・ほとんどお客様に話させていたということです。
当の本人といえば、しっかりとした「うなずき」、はっきりとした「相槌」、ちゃんとした「メモ取り」、合いの手のような「質問」、「はい」「なるほど」「そうですか」を数多く使っていたことが記憶にあります。

 お客様はといえば、気持ちよさそうにおしゃべりをしてらっしゃいました。

 お客様の心理といえば・・・「自分の話を聞いてほしい」もの。
展示場へ来店されるお客様の本音はおそらく、「だれか自分の話を真剣に聞いてくれる営業を探しに来る・・・」のではと思います。

20170718-DSC04719.jpg-1.jpg 20170718-DSC04718.jpg-1.jpg

 提言です。
今はもう電車に乗れば、9割の人がスマホとにらめっこ、よくぞまあこんなにというたくさんの人がこぞって同じことをなさっておられます。
・・・・・ですから、そのスマホを使って自分自身のお客様との折衝トークを録音して再生しましょう。
どんな会話をしているのか、どんなトーンで、どんな声で、どの位話しているのか・・・ぜひ検証してほしいものです。

 さすがですね。
そんな中で6月、3棟の契約をまとめたベテラン営業がいいトークを聞かせてくれました。
自然体でお客様役も納得でした。

 自分を知ることって大切ですね。
今の提案、是非実行してみてください。

カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 いつもながら思うことです。
仕事をもっと遊び感覚でやれないか・・・・?
楽しみながら業績アップしたら最高じゃないか・・・。

 かつて積水ハウス時代、随分とこういったことに力を注いだものです。
面白くする、遊ぶ、楽しむ、仕事は本来もっと気持ちの良いものであっていいはずでは。
大相撲から始まって、プロレス、K1、西部劇、戦国時代、オリンピック、映画、サッカー、カーレース・・・・いろいろとトライしました。
嬉しかったのは結果に結び付いたことです。
業績アップに寄与して積水ハウス全体にも広がっていったことです。

20170712-IMG_20170712_0004.jpg-1.jpg 20170712-IMG_20170712_0002.jpg-1.jpg 20170712-IMG_20170712_0005.jpg-1.jpg
20170712-IMG_20170712_0001.jpg-1.jpg 20170712-IMG_20170712_0003.jpg-1.jpg

 先日、関西の会社で仕事のゲーム化を提案しました。
若い感覚の社長、マネージャーも乗りがいいほうです。
「是非、やりましょう!」ということになりました。

 そうなると次は、ゲームに参加する社員さんのモチベーションを上げたいものです。
・・・ですから社員さんたちにゲームへの取り組み方を考えてもらうことが重要です。
例えば開催期間、いつから実行していつまで継続するか・・・。
個人戦・ペア戦・団体戦・・・・そのあたりはどうするか・・・。
どんなこと(仕事内容)で競い合うか・・・内容を決める。
表彰基準をどうするか・・・できればみんなが「ウレシー」と有頂天になって喜ぶものがいい。
是非とも勝利をものにして表彰されたいと魅力を感じるものが望ましい。
どんな題材を使うか・・・?
とは言っても経費上の問題もありますね。

 研修時間を使って社員さんに考えてもらいました。
現実的で具体的なことが必須条件です。
さすがですね、いろいろとユニークな意見が飛び交いました。

 どうやら実行は来月から、2人のペアでの戦いになる予定です。
やる気アップの3か月、自分への挑戦のいい機会になることを祈らずにはおられません。

 皆さん頑張ってくださいね。
気合いだ!気合いだ!気合いだ!


 

カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
 台風3号が向かっている中、香川県高松市で講演でした。
高松といえば四国の玄関、古くから全国の主要企業が拠点を設けている場所です。
また香川県といえば全国で一番面積が小さい、1時間もあれば県内が縦断できてしまうほどの可愛い県です。
なんといってもこの辺りはうどんが有名です。
讃岐うどん、腰がしっかりしていておいしいですね。
またお聞きしたところでは年間通じて雨が少ない土地がらなんだそうです。
そのせいか県内にはため池があちらこちらと存在しています。

20170704-DSC04555.jpg-1.jpg 20170704-DSC04556.jpg-1.jpg 20170704-DSC04565.jpg-1.jpg

 前日、九州の仕事を終えて22時に高松駅近くのホテルにチェックインしましたが、部屋から高松港と高松城跡をくっきりと見ることができました。
なんと、こんな海辺にも城が存在するんですね。
岡山から乗車してきた列車はマリンライナー、2階建てのこれまた可愛さを伴う列車です。瀬戸大橋を悠々とわたって四国入りしました。

 台風上陸で多少の不安がよぎる中、この日の講演テーマは『業績が間違いなく倍増する住宅販売の極意』と名売って2時間近くお話しさせていただきました。
ありがたいですね。
定員20名をオーバーする人たちに集まっていただきました。
また嬉しいことに毎月顔を出している顧問会社の社長もはるばる足を運んでくださいました。(感謝です)

20170704-DSC04564.jpg-1.jpg 20170704-DSC04558.jpg-1.jpg 20170704-DSC04559.jpg-1.jpg

 全国的に感じることですがどうも住宅業界の皆さん、将来への対策ができていないような感じを受けてなりません。
今後間違いなく縮小していくであろう我々住宅業界、そのための準備を万全にしておくことは必須だと思うのですが・・・。

 住宅メーカー各社が随分と価格が上昇して(住宅性能は随分と高品質になっているのですが・・・)多くの消費者から離れていっている現在、市場はまさに工務店さんの時代だといって間違いありません。
その中でどういう姿勢で、どのような考えで、どうお客様と向き合うか・・・受講された皆さん方に何らかのヒントをつかんでいただければ幸いです。

 大切なことは変化を怖がらないこと、勇気をもってお客様目線でものを考え対応していく事ではないでしょうか・・・。
組織一体となって毎日の基本業務、リサーチ・プラン・ドゥ・チェック・アクションを堅実に実行し、また日々の顧客管理、時間管理、自己管理をきちんとしていきたいものです。
住宅業界は確かに先細り産業ではありますが、基本業務の徹底を図ればまだまだ伸びていく要因はたくさん存在します。(間違いありません)

・一人一人のお客様の専門家になること。
・会社・商品もですがその前にまず自分をしっかりと売ること。
・OB客中心の販売・経営姿勢に切り替えていく事。

 また、塊度の高い組織づくりをしていく事、コミュニケーション度を上げること、仕事のスピード化を図ることも重要ですね。

 台風にも負けず、受講して頂きました皆さん、ありがとうございました。
ご依頼していただきました主催者のKMEW様にも感謝です。
ありがとうございました。