早いですね。もう3月です。
年々時間の経過が早くなっていく感覚があります。
世間の様々なしがらみとは別に梅の花が咲き始めています。
時間の経過とともに桜の季節にもなっていくのでしょうね。

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桜の季節には企業には希望を胸に新入社員さん達が入社してきます。
僕は新入社員さん達が大好きです。
住宅新報社さんから『住宅業界の新入社員が1年でトップ営業になる方法』なる書を出版もしています。(マンガ本で読みやすい内容ですのでご一読ください)

そういった書は自分の経験から書かせていただきましたが住宅展示場の店長時代、当時の上司から、「加藤君は新人を育てるのが上手い」という事で10年間続いて新人さんを受け入れました。
上司からそういわれると期待に応えたくなりますよね。

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3年目の新人さんが現在積水ハウスリフォームの社長になって大活躍中の西野一之君です。
全国のリフォーム会社の中で第1位、2023年度は1659億円の売り上げを挙げています(素晴らしいですね、僕も嬉しい限りです)
西野君以外にもたくさんの新人さん達が1年目から大活躍をしました。
その理由はというと先輩のしっかりとした真似をしていただいたからです。

よく様々な企業の人事担当者さん達から「新人は育つのに時間がかかる」という声をお聞きします。
僕に言わせれば新人さん達ほど魅力のある人たちはいません。
なんといってもやる気があります。
純粋です。
従順でもあります。
元気です。
将来性も抜群です。
ただ知識がないだけです。
ですから先輩の真似を徹底的にしていただきます。

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真似をすることは恥でも何でもありません。
好事例があれば素直にその通りを真似すればよいのです。
やってみてどうしても障害が出たり、合わないのであれば辞めればいいのです。
伸びる会社とそうでない会社の差はこういったところに出てくるものです。

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かつてマネージャー時代、『創造は模倣から始まる』をモットーに業績の良い社内のチームや他の支店に多くの社員さんを連れて勉強に行きました。
自分だけでなくみんなで出かけたことも成功要因の一つですが、すぐさま真似をして自分たちの出来る事を実行に移したことが良かったようです。

エリア性や環境、状況の違いもあってすべとを真似するというわけにもいきませんが受け入れるものが数多くありました。
真似する事から学習してレベルアップに繫がりました。
まさに真似が創造への新たな道を開拓してくれたわけです。

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真似できる事は大きな能力です。
人間としての成長や企業の業績向上のために純粋になって成功事例を真似されることをお勧めいたします。