2024年 02月の記事

February 2024
カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
コロナ禍が一段落して中止になっていた講演やセミナーが少しづつ戻ってきています。
僕のもとにもセミナー依頼や講演依頼が舞い込んできています。
常日頃から、日本人のやる気度の低さが気になっています。
コンプライアンスは重要ですが、いささかオーバーコンプライアンスになっているような感覚を覚えもします。
もっと貪欲にアグレッシブに仕事に立ち向かいたいものです。

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会社というところは不思議なもので会社にいるだけで仕事をしていると思いがちです。
ところがそんな人ばかりだと会社は利益に結びつきません。
業績アップなど土台望めません。
お客様にいかに向き合うかが重要ですね。

国税庁の調査によると企業が10年継続する確率は6.3%だそうです。
つまりは16社中1社しか残らないという事です。
もっと言うと20年続く会社は0.4%という事ですから驚きです。
現実は厳しいという事でしょうね。
顧客目線で物を考える事は極めて重要です。
経営者はしっかりと透徹した眼で時代を読むことが求められます。

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現在、僕は愛知県の春日井市に住んでいます。
24才の時のサラリーマン時代からこのエリアでずっと生活をしてきたのですが、街の景色が随分と変化してきていますね。
殆どの店舗が形を変えています。(95%以上と言っていいでしょう)
それだけ時代が変化しており、商売も厳しいというわけです。

「進化論」を唱えたダーウィンの言葉を思い出しますね。
強いものが生き残るのではなく、賢いものが生き残るわけでも無く、変化できうるものだけが生き残る‥‥と言う説です。

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仕事柄全国の多くの企業(住宅業界が殆どです)へ顔を出させていただいていて思うことは、お客様と接触頻度の高い会社が勝ちぬいているという事です。
特にお客様と対応する事が多いポジションは営業です、
営業の仕事はお客様とお会いする時間が多い事、お会いする機会が多い事が重要です。
この辺りがどのくらい出来ているかポイントではないでしょうか。
最近はWEB戦略も不可欠ですが、フェイス・トウ・フェイス、はもっと重要です。

お客様と折衝する機会や、共有時間が多く取っておられる企業は簡単に業績が落ちたりしないものです。
50%コンタクトという言葉があります。
これは1日の仕事のうち半分の50%をお客様との共有時間にしましょうという事です。
会社にいてお客様を常に呼び込んでいればまた違いますが、常日頃から営業はお客様探しをしっかりと出来ているか検証されると良いと思われます。

住宅業界で現在伸び率が高いオープンハウスは「源泉営業」などという言葉を使いますが、朝会社を出て新規のお客様とのアポイントを2件は最低取ってくるといった営業スタイルを取っているようですがこれは的を得ています。
一見大変なようですが、当たって砕けろの精神でぶつかっていく事は大切です。
街を行き来する人たちの多くが住まいに関心があり、将来的には住まいを持とうとしています。
一般には何らかの機会がないと、真剣に住まいを考えるということもありませんから、住まいを考えるスタートとなる接点を創るチャンスを作るのは成功法だと考えます。

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サラリーマン時代、直間比率なる言葉を良く意識しました。
つまりは常日頃からお客様に対応する直接販売人である営業と、営業外の設計や工事、内務社員などの間接業務に携わる人たちの割合の事です。
そして営業が50%を切らないように意識していました。
また間接部門の人たちをいかに営業化させるかもポイントでした。
販売会社ですから、全員営業の意識が大切なわけです。

時間は有限ですし、アッと言うまに過ぎていってしまいます。
日々の時間管理をしっかりと、数字を使っての行動管理もしっかりと、お客様とお会いする機会を増やしていく事をしっかりとやっていきたいものです。

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令和になって日本人の働き方がまた一つ弱くなっている感がいたします。
GDPもドイツに抜かれ、インドに抜かれる事も時間の問題になっていますね。
こんな時代だからこそ、営業はモチベーションを挙げてお客様との接触頻度を上げていきたいものです。

改めてお客様との人間関係作りを再認識していただき「信頼」関係の構築から数字を挙げていく事を意識していってもらいたいものです。

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カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
友人の飲食コンサルタント田中司朗さんと毎月1度勉強会を実施しています。
田中さんはご存じの方も多いでしょうが、飲食業界では著名なコンサルタントですね。
今は中国の飲食業の経営者に対しての研修会も定期的に実行しておられ、国際的にも活躍中です。

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今回はカンブリア宮殿にも2度出演されておられる中田智洋社長の経営しておられる岐阜県中津川市の「サラダコスモ」=チコリ村へ出かけました。
中田社長は岐阜県の生まれで今年73才になられます。
元気で会社内を走り回っておられるようです。
確かこの日も中田社長の姿を拝見したように感じました。
駐車場で来場者のお車の誘導をしてらっしゃたような、またランチバイキングをお客様とご一緒に食べておられたような・・・そんな記憶があります。

ここサラダコスモ「チコリ村」はもやしの栽培で有名になりました。
最近はカット野菜や、焼そばのペヤングとコラボで新商品を出されたり、また地元中津川市の栗きんとんを使った「栗きんとん生食パン」1800円も売店では大好評の様子です。
野菜業界のユニクロになりたいと、コストを削り売れる商品を作っておられ、パラグァイやアルゼンチンで土地を購入して野菜の栽培に力も入れてらっしゃいます。

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もやしから出るごみを乳牛のえさにしたり無駄をなくす努力もしっかりと実行されて、
会社の売り上げは2014年度73億円だったのが、2023年度には203億円まで進捗してらっしゃいます。

従業員数は820人、社員さん達の自主性も生かされており、社長の知らないところで社員さんが新商品を作っていたりもする会社です。
中田社長の信条と言ってよいものが、
・夢中になる事、
・変わり続ける事
・思い続ける事
・挑戦し続ける事…
などでしょうか。

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この日、田中さんと楽しんだランチバイキングは1870円(平日)1980円(土・日・祝日)、小学生990円(平日)1100円(土・日・祝日)なんと80種類の手作りの惣菜が所狭しと並んでいました。
野菜食べ放題、その日のとれたて野菜でその日の献立が決まります。
これぞと言って決まったメニューの無いレストランです。
郷土の味、季節の味、家庭の味にお客様たちは舌鼓を打ちます。
とにかく美味しくて、また大変にヘルシーでもあります。
もちろんお客様もいっぱい、笑顔で溢れるバーバーズレストランです。
(愛犬と一緒に食事がとれるテラス席もあります)

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「おばあちゃん」達から伝えたい、バーバーズダイニング。
開店からこれまで無我夢中に走ってきました。
私達の元気に働く姿を見て「農家に嫁に行きたい」と思っていただけるのが夢です。
そんな私達も孫がいる年齢になります。
子供や孫が安心して食べてもらえる野菜や料理を作りたい。
そして私のおばあちゃんが、みんなのおばあちゃんに・・・。
地元中津川の郷土料理や山菜料理を、家族に伝えていくようにたくさんの人に伝えていきたい。
そんな思いでスタートした農家手作り家庭料理レストランがバーバーズダイニング=おばあちゃんの台所なのです。

ここでの従業員さん達の願いは・・・
1、私達が育て料理したものを食べて欲しい
2、いつまでも健康でいて欲しい
3、料理と会話も一緒に楽しんでほしい
4、地元の伝承料理を残したい
5、環境にも優しくなってほしい
6、バランスの良い食事をしてほしい
7、心から満足してほしい…‥‥です。


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ついついこの日は食べ過ぎてしまったようです。
それでもまた、今度は家族を誘って是非きてみたいなと思わせる素敵なランチ・バイキングでした。
(大変に満足度が高く、お薦めです)