2024年 01月の記事

January 2024
カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
あっという間に今年も10日間が過ぎました。
1月は行く、2月は逃げる、3月は去るなどと言います。
「時間は資源です」
時間への感覚は今年もさらに強く持ちたいですね。

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個人的に、ようやくというかコロナ禍にあってオファーがなくなっていた講演の話がここへきて復活し始めました。
有難いことです。
また全国への発信をしっかりとしていきたく考えます。
今まで以上に健康には留意して住宅業界の皆様からの期待に応えていきたいものです。

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斎藤鉄夫国土交通大臣は年頭所感で「住宅取得しやすい環境へ」と挨拶されました。
2024年問題がありますが、建設業にあっても時間外労働の上限規制が適用されます。
より一層の働き方改革を推進していく必要がありますね。
工期の適正化、週休2日の確保、残業削減の意識を高める必要があります。
都市部における新築住宅の価格高騰、住宅ローンの金利の上昇も気になる事です。
「子育てエコホーム支援事業」や「フラット35子育てプラス」に期待したいですね。
空き家や老朽化マンションに対しての話もありました。
年々増え続ける空き家は既に850万戸を超えてきています。
うち、使用目的の無い空き家が350万戸を超えていると思われます。
是非、具体的な空き家対策の取組が可能であるような現実的な政策を進捗して頂きたく希望します。

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さて2024年の住宅市場についてですが、人口減少が確実な状況下で年々着工戸数が減っていくのは間違いなく思います。
・労働力が減少する
・倒産・廃業が増大
・高齢者の頑張りに期待
・人手不足からくる売り手市場
・終身雇用者が減って転職組が増える
・高級住宅とローコスト住宅の二極分化
・住宅会社は顧客目線による多角経営の必要性要
・工務店は更なる地域密着。地域貢献を
・マーケティングの必要性
・信頼される住宅つくりの徹底
・日本の不動産を購入する外国人増える
・人の動きが業績向上に結びつく
・営業の基本や日々のP・D・C・Aを実行
・土地なし客への対応をしっかりと展開していく
・社員教育(社員のモチベーション向上)・・・

などが現実的ですので対応をしていく事が必要ですね。

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オープンハウスの勢いがすごいですね。
コンプライアンス上の様々な問題点も浮き彫りになっていますが、勝ち組企業は行動的であり顧客に対して近づいていく努力をしているのも事実です。

かつて積水ハウスも大和ハウス工業も営業力で業績を伸ばしてきました。
時代の変遷と共に私達の販売手法も変化していきます。
高級住宅と比較的低価格帯の住宅によって温度差もありますが、変わらない事は顧客目線で営業していく事です。

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全国の住宅会社を見させて頂いて思うことは、まだまだ住宅業の勉強が不足しているということです。
私達の従事する住宅業という仕事はお客様に感動を与える仕事でもあります。
それは素晴らしい仕事です。
先日は100%紹介で契約しておられる工務店さんにも出会いました。
顧客に近づく、お客様の心を捉える住宅会社作りに注力していきたいものです。






カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
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新しい年の訪れはありがたいものですね。
いつも心を新鮮にしてくれます。
この1年をこうして生きていきたいと気持ちが新たになる事は嬉しい事です。

「1年の計は元旦に在り」と言いますが、元旦早々から大きな地震が能登半島を襲いました。
続いて2日には羽田の飛行機事故、今年は悲惨な状況が年初から連続して勃発しました。
国際的にはロシアのウクライナへの侵攻は終わりを見せないし、イスラエルのガサ地域への攻撃も激しさを増すばかり、犠牲者の増加に対しては人道的に許せない感情を持たざるを得ません。
世界情勢は大きく暗い影を落としたままの状態です。
地球環境が近い将来危ぶまれている状況下で人間の愚かさに哀しみを感じます。
子供たちの未来を真摯に考える事が必須です。

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元旦は我が家で昼食を家族10人がそろって心ばかりのお祝いでした。
1年毎に成長していく孫たちの姿は頼もしい限りです。
今年は高校受験を控えている初孫がいて今が大変な様子です。
夜は妻の実家で親戚一同21名が集まっての新年恒例の大食事会でにぎわいました。

個人的に正月一番心を躍らせるのは「箱根駅伝」です。
コロナから解放されてか今年は多くのファンが沿道に帰ってきました。
そういう僕も2日と3日は朝6時にはテレビの前で釘付けで夢中で観戦しました。
母校法政大学の応援もかねて、大学のスレッドにも時折目をやりながら時間を忘れました。

ことしの「箱根駅伝」は記念すべき100回大会、100回ともなるとすごいですね、もう国民的行事と言っていいのではと思います。
戦前の予想は駒澤大学の圧勝でしたが、終わってみたら青山学院大学の完全優勝という結果でした。
走行タイムも10時間41分25秒・・・新記録です。
素晴らしいですね。
原監督の「負けてたまるか!大作戦」が大成功しましたね。
原監督の選手のモチベーションを鼓舞するマネジメントにはいつも感心させられます。
「青山学院の選手の皆さん、おめでとうございます。」
また青学の関係者の皆さん方もおめでとうございます。

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嬉しい事に我が母校法政大学も、昨年の7位を上回る第6位に入賞し3年連続でのシード権獲得、特に6区の山下り武田君の走りは区間賞に輝き熱い感動を与えてくれました。
実は今回の法政大学駅伝メンバーは、昨年8月チームメイトの髙橋彰太君を亡くしました。
その高橋君への思いも込めて選手全員が胸に喪章をつけての走りをした結果が成果に結びついたようにも感じられます。
高橋君の駅伝チームへの想いが選手全員に乗り移ったのかもしれませんね。
感動をありがとうございます。

さて、昨年は腰椎の手術の後のリハビリの1年だったように振り返ります。
大きな手術だったこともあって、まだ全面回復には至っておりません。
が、多少は改善されたのでは…という思いもあります。
何よりも健康のありがたみ、大切さがしみじみと身に染みた1年でした。

今年の賀状にも書かせていただきました。
「年齢を重ねた今も『ワクワク』が好きです。
『ドキドキ』に魅せられます。
生きていたいという欲求の原点は
新たな『ときめき』に遭遇したいという我儘からかもしれません。
子供たちの笑顔や従順さをお手本に
愚直になって、照れながら、恥じながら・・・
心を揺らしながら、また熱い瞬間を追いかけていきたい自分がいます。」
・・・と。

徐々に失っていく時間との戦いの中で未だ燃え尽きていないと感じる自分がいます。
悔いのない毎日をいつもの年よりしっかりと意識して生きていきたいものです。

皆さんにとって2024年がどうか良い年になります様祈っております。
出来れば、世界に平和が戻り、安穏とした日々に帰れますように・・・。

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