第一印象は正直ですね。
それだけで各会社の企業の特性が如実に出るものです。

例えば会社の玄関先や受付での社員さんの対応、会社の規模によってさまざまなパターンがあります。
受付担当は社員さんではなく派遣会社の社員さんの場合もあります。
また飲食店などは殆どですが、パートさんやアルバイトの方々で賄っておられる企業もけっこうたくさんありますね。

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ただし大切なことはお客様の立場から見るとすべて対応される方が社員さんという印象を持たれることも事実です。
人は第一印象で全てを決めてしまう傾向もありますから、最初のお客様対応はしっかりと行いたいものです。

先日こんなことがありました。
研修中に受講生の携帯電話に着信があったようで、その方は会場から何も言わないで出ていかれました。
同じことが他の受講生にもあってその都度集中した空気が切れた感じにもなりました。
つい注意をすることにもなってしまいました。

お客様との接客中もしかり、研修中もしかり、携帯電話はあらかじめ切っておくか、マナーモードにして休憩中か研修終了後、もしくは接客後にこちらから電話すればいいのではないでしょうか。

こんなところにも企業の強み・弱みが現れるように思います。
営業や社員さん達を率いるリーダーやマネージャーは常日頃のメンバーの態度をしっかりと観察して指導していただきたいものです。
住宅販売会社はこういったことにおいては他業種に負けないマナーを身に着けておきたいものです。

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時折営業の皆さんにはいろんな形でのテストを行うことがあります。
これも驚きなのですが、意外に正解の点数が伸びないのが現実です。
例えば・・・
1、人工頭脳の普及によって営業の仕事はなくなってしまう・・・?
答えはお判りでしょうが、✕です。
AIではなかなかスムーズに対応できないコミュニケーションスキルなどは営業にとってのぽ大きなポイントです。
良い商品・良いサービスを提供し続けていれば新規の顧客開拓は不要である・・・?
2、
この答えは✕です。
どれだけ評判が良く、お客様満足が高くとも自社製品やサービスを過信してはいけませんね。絶えず新規の顧客開拓を行い潜在見込み客との接点を創り続ける事が大切です。

3、見込み客のフォローは迷惑にならないように数日後に行う・・・?
この答えも✕ですね。
お客様の立場に立つのがよい営業だというパターンは変わらないものです。
お客様がメールを開封したか、メールのリンクをクリックしたか、ウェブサイトのどのページを閲覧したかを知る術を持つことが新たな常識であり、閲覧の通知が来たら極力早いタイミングでフォローすることが最も効果的です。
今も昔もスピードを持った顧客対応は必要なのです。

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また住宅営業は様々な顧客対応の中で学習することが多いのですが、例えばお客様の家で出されたコーヒーを飲むタイミング、名刺交換の順番、寡黙に話す場合と沈黙を守る場合、出会いよりも見送りを重要視する対応・・・いろいろとお客様に対してのマナーが存在します。

しっかりと見極め「自分が何よりの商品」との意識を身に着けておきたいものです。