2021年 07月の記事

July 2021
カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
少し前になりますが2020年度の主要大手住宅会社販売戸数が発表されていました。
共通して言えるのは大手住宅会社の実績数値が軒並みダウンしていることです。
新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け厳しい市場となったということです。

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例を挙げると・・・
大和ハウス工業 総販売戸数 38991戸 △10.8% 戸建て販売戸数 7019戸 △ 12.1%
積水ハウス 総販売戸数 37912戸 △12.5% 戸建て販売戸数 10369戸 △ 21.8%
パナソニックホームズ 総販売戸数 9766戸△ 0.4% 戸建て販売戸数 3796戸 △ 19.9%
ミサワホーム 総販売戸数 8597戸 △ 9.4% 戸建て販売戸数 5349戸 △ 12.4%
トヨタホーム 総販売戸数 4068戸 △ 16.0% 戸建て販売戸数 3597戸 △ 12.0%
旭化成ホームズ 総販売戸数 15474戸 △ 4.8% 戸建て販売戸数 8360戸 △ 8.4%
積水化学工業 総販売戸数 12115戸 △ 7.9% 戸建て販売戸数 9555戸 △ 6.3%
三井ホーム 総販売戸数 3636戸 △ 22.4% 戸建て販売戸数 2585戸 △ 18.4%
ヤマダホームズ 総販売戸数 2577戸 2.8% 戸建て販売戸数 2567戸 3.4%


…という結果になっています。
パナソニックホームズとミサワホーム、トヨタホームは現在プライムライフテクノロジーズとなっていますから合計で考えると
総販売戸数 22431戸 △ 7.1% 戸建て販売戸数 12742戸 △ 11.0%
…という形になります。

この中でヤマダホームズが唯一プラスに転じていますが、これはレオハウスの完全子会社化やヒノキヤグループの連結子会社化等の合併が影響しているとみてよさそうです。
またパナソニックホームズがほぼ前年並みを維持していますが、アパートが増加していて狭小地に対しての最高9階建てまでの多層階住宅が都市部の土地活用ニーズとマッチングした成果の表れと言ってよさそうです。

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建て替え層に対しての販売が全ての住宅会社でマイナスになっています。
ここのところが一番コロナ感染の影響を受けているといって過言でありません。
相次ぐ緊急事態宣言は私たち住宅業界に大きく影響を与えたという結果が如実に出ていました。

さて、つい最近ですが2021年度の販売状況を自分の近辺で探ってみましたが、昨年の反動もあってか順調に販売が進んでいる様子です。
大手の住宅メーカーはミサワホームとヤマダホームズを除いて、1棟当たりの販売単価が4000万円を超えてきており、また坪単価も110万~120万円に近い状態となってきていて、随分と高額なイメージはあります。(また土地も含めるとさらに高価な買い物となります)
そんな中でも確実に販売が進捗している事実が存在しています。

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安心・安全を考慮した、また来るべき気候変動時代に対しての脱炭素住宅や対災害住宅・・・住宅の付加価値が高まってきています。

いまた住宅販売は3000万以上のハウスメーカー中心層、2000万~3000万のハウスメーカーとビルダー層、1500万~20000万の工務店中心層、1500万円以下のローコスト住宅層という形で多層化が進展している感じがしてなりません。

どこの層をターゲットにするか、どんな商品を展開していくか、どういう営業姿勢で臨むか、しっかりと戦略を練っていく必要に問われます。

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また多角化への舵もしっかりととっていく事も必要ではないかと考えます。
エリア戦略、ブランドの拡大、事業領域の拡大、マーケティングの徹底で、ますます厳しくなる住宅産業を是非乗り切っていきたいものです。

職人さんの問題や最近ではウッドショック、住宅業界にもデジタルトランスフォーメーションが始まっています。
今迄の視点を新たなものに変えて 住宅業界にはまた新しい課題、厳しい戦いが待ち受けていそうです。
頑張りましょう!!
カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
大リーグ野球(MLB)に関心を持つようになったのは野茂英雄投手の活躍からでしょうか。
あの独特のトルネード投法からバッタバッタと三振の山を築くその様に、心は動揺しついつい応援に熱が入ったものです。
確か年間236個の奪三振の年間メジャー最高を記録もしましたし、圧巻だったのは2度にわたるノーヒット・ノーランでしょうか。
拍手をしながらテレビに夢中になったことを思い出します。

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そしてイチローの大活躍。
愛知県出身、愛工大名電高校ですからちょうど僕が住む春日井市にグラウンドがあります。
当時は僕は単身赴任中でしたが毎日のように深夜のMLBの野球放送にかじりついていた記憶があります。
MLBシーズン最多の262安打がもうすごい数字、また日米通算の4367安打はギネスにも認定されていますがとてつもない数字ですね。

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打ち、走り、守り、その一挙一動に大いに感動し仕事へのモチベーションにも大いに良い影響を与えてくれたものです。
あの外野から三塁へのレーザービーム、オールスターゲームでのランニングホームランは忘れてはいません。
近所にあるイチロー記念館にも顔を出しましたし、その際チチローさんにもお会いしました。

そして今何よりも僕の胸を熱くさせてくれているのは、いや僕だけでなく日本中のファンの心を捉えて離さないのは大谷翔平選手の存在です。
日本だけでなく、エンジェルスを中心に世界にもファンを拡大しているといってよいかもしれません。

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つい最近ではホームラン32号を打ち松井秀喜選手の持っていたシーズン記録31号をシーズン半ばにして超えました。
松井さんもさすがですね、「シーズン32本塁打は、大谷選手のバッティングをもってすれば、ただの通過点に過ぎないと思います。大リーグでは私も長距離打者と呼ばれたことはありましたが、彼こそが真の長距離打者だと感じます。また大谷選手は素晴らしいピッチャーです。大リーグの常識を超えた唯一無二の存在です。今後もファンの方々や少年たちの夢を背負い、シーズンを乗り切って欲しいと思います。私も一野球ファンとして、楽しみにしております」とコメントしています。

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大谷選手はその松井秀喜さんのコメントに対して「素直にうれしいですし、わざわざコメントして頂けるのも嬉しいです。まだまだ打てるように期待にこたえられるように頑張りたい」とメッセージしました。

大谷選手を見ていると、本当に野球が好きでしょうがない根っからの野球少年という感じがします。
まさに野球をするために生まれてきた「神の子」といった感じさえします。
今までの常識を変え、打つだけでなく投げる事もする、打者であり投手でもある事にこだわっている感じが、応援したくなってしまう一番の理由かもしれません。
また従順で、一生懸命で、人間性も素敵で、かっこいいからもう応援したくなるのは必然かもしれません。
そして無理だといわれてきたことへのあくなき挑戦、素晴らしいとしか言いようがありません。

なんでも今回の大谷選手の活躍は240億円の経済効果があるということですが、それ以上に野球ファンのモチベーション向上効果はさらに大きなものがあるようにも感じています。

大谷選手の毎日の大活躍、その一挙一動に胸をワクワクさせながら仕事への意欲を掻き立てています。

頑張れ大谷選手、新しい常識を、自分の大きな夢を叶えようとするその挑戦を僕は支持します。
心の奥底から応援しています。熱く、強い想いをもって。