2019年 12月の記事

December 2019
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 嬉しいことがありました。
顧問会社の新人さんたちに僕の書物を読んでいただきました。
先回紹介した『住宅業界の新入社員が1年でトップ営業になる方法』という書です。
そしてその感想文が手元に届いたのですが、彼らの一生懸命さに感動しました。

 この会社もうお付き合いしてから9年目に入ろうとしています。
素晴らしい社長のもと、業績もぐんぐん進捗して今や県下ではメジャーな住宅会社に、社員さんの数も増えて180名近くになろうとしています。
今年は14名の新入社員さんたちを迎い入れしました。
その新人さんたちからの読書感想文、読ませていただきましたが、なにかこう呼んでいても「熱意」が伝わってくるものばかりなんです。
思わず「素晴らしい!」と口ずさんでしまいました。

・必ず新入社員のうちに一人前になります。
・新入社員だから売れないなんて間違いだと思います。売ります!
・お客様は自分の話を聞いてくれる営業を好むはず、お客様の話を聞きに行きます。
・どんなお客様もそのうち誰かから「家」を買われるはず、僕がお手伝いします。
・「凡事徹底」して人間性を磨きます。
・「行動」しなければ「成長」はないと思います。「失敗」を恐れず邁進します。
・「第一印象」をよくするよう「意識」し努力します。
・気持ちの良い「挨拶」で自分を売り込みます。
・「傾聴力」を高めていこうと考えます・・・・・

 驚いたことに全員が「量」が多く書かれてあるのです。
確かに、僕も本の中で「新人はまず量をこなそう、量は質を作っていく」と書きました。
まさにその教訓の実践です。
新入社員さんたちの感想文を読んでいるうちに思わず涙腺が緩くなってきました。
感動さえ覚えました。

 新入社員さんたちは従順ですね。
また彼らには人を感動させる力も持っていますね。
期待してこれからも見つめていきたく思います。
「ありがとう!新入社員さんたち」
君たちの明日は明るいものと信じて疑いません。
「頑張ってください、応援しています」
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 メリークリスマス。
皆さん楽しいクリスマスの夜をお過ごしでしょうか。
暖冬で何かもう一つ雰囲気が違うなぁという感じもあるかもしれませんね。

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 さて、今年は例年より早く部屋の掃除をやり始めました。
数多くの資料の中から出てきたのが、積水ハウスの岡崎支店長時代実行した「お客様感謝祭」のアルバムでした。
 6年間の岡崎支店時代、社員さん達や関連業者さんたちの頑張りのおかげで(もちろん僕も随分と燃えた時期でしたが)60億だった売り上げが120億まで上がっていきました。
 感謝の気持ちをOBのお客様たちに伝えたい・・・と、クリスマスの時期に実行したのが
『お客様感謝祭、チェリッシュと共に・・・』でした。

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 皆さん、チェリッシュはご存知でしょうか?
松崎好孝さんと悦子さん(旧姓松井さん)、名古屋市と春日井市出身の夫婦デュエット歌手です。
 代表曲は「てんとう虫のサンバ」「白いギター」「なのにあなたは京都へ行くの」「だから私は北国へ」「ひまわりの小径」などでしょうか。
 今でも結婚式などで「てんとう虫のサンバ」は歌われるようです。
テンポのよい気持ちの良い曲ですよね。
 僕より少し先輩のお二人ですが、かつては爽やかな歌声で多くのファンがいました。
そのお二人をメインゲストにお招きして 会社側からはOBのお客さまや社員さんたちの家族、業者さんたちをお招きして岡崎市民会館でクリスマスの夜を「感謝祭」として楽しんで頂いたわけです。

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 当日はこのほかにもチャリティバザールも実行させてもらいました。
集まった義援金は地元岡崎市の身障者施設「青い鳥学園」へ寄贈をいたしました。(結果として岡崎市から感謝状を頂きました。)たくさんのお客様がご協力してくださいました。
ありがたいことです。

 自分たちが仕事をさせていただく地域を熟知し、地域に密着する、そして地域に貢献していく・・・まさに住宅会社として、望ましい形で仕事ができていたように振り返ります。
そしてありがたいことに「感謝祭」にいらっしゃった皆さんからのリフォーム受注や、お知り合いのお客様の紹介もいただくことができました。

 地域の皆さん方に貢献できたことも原因してか、住宅着工シェアも着任時の第3位から第1位へとアップ、また会社内の物差しである目標利益達成率も目標の100%達成をはるかにしのぐ176%を達成でき全国第1位となり、支店長である僕の使命である「経営責任」と「市場責任」の双方の目的を達成することができました。
 まさに充実した6年間でした。

 地元出身の愛される歌手をメインゲストに、お世話になっているお客様はじめ、社員さんや、業者さんたちと共に過ごした懐かしいクリスマスの夕べ、懐かしくも充実したいい思い出です。
 
 
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 矢野経済研究所によれば2018年度のリフォーム市場規模は前年度0、9%減の6兆2178億円と1年前と比較してわずかですがマイナスとなりました。
 仕事がらリフォームにも数多く携わります。
そんな中で多少気になっていることをお話ししてみたいと思います。

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1、リフォーム工事を実施される年齢としては60歳以上が50%以上である実態
(ちなみに平均年齢は59、4歳です)また平均年収は657万円、リフォーム資金としては241万円、平均居住人数は3、1人になっています。老後に備えるリフォームが多いですね。

2、リフォーム経験者が増加傾向にあります。
 初めての方が42、8%ですが、年々リフォーム経験者が増えてきていますね。

3、施工者として考えられているのが自身が施工した建築会社ではなく別の工務店や住宅メーカーと答えた人が41、6%です。ちなみに自分の建てた会社でのリフォーム19、4%、この数値は少しづつ上がってきてはいますが僕からするとまだまだ低い数字のような気がしてなりません。

4、リフォームの工事期間としては1週間以内が52%、大型リフォームも存在しますがほとんどは短工期・省施工であることがうかがわれます。

5、リフォームを依頼した業者では、付き合いのある業者が36,3%、知人の紹介が26、2%・・・そのほかとしては折り込み広告や、インターネット、業者の直接セールス、リフォーム雑誌・・・の順です。

6、リフォームを実施する場所は・・・外壁26、8%、トイレ26%、キッチン23、5%、浴室22、5%、リビング20、6%、屋根18、9%、玄関14、2%、ダイニング13、4%、主寝室10、1%の順です。

7、リフォームした建物の建築時期は、平成7年から16年が一番多く29%、ついで昭和60年から平成6年が26%、昭和50年から昭和59年が20%という順番です。平成27年以降の物件も3,3%あって、新築してから比較的早くにリフォームが実施されている事実も見逃せませんね。

8、リフォームの見積もりがわかりにくかったというお客様は減少傾向にありました。63、5%の方が特に困ったことがなかったという答えでした。
 顧客から満足されるリフォームが徐々に増えてきていることは嬉しいことです。また自分自身で適正価格や施工者について調査するユーザーも増えてきているのが現実です。

9、昨年に引き続き積水ハウスリフォームが1414億という売り上げで全国トップ、続いて住友不動産が1243億で第2位、次いでダイワハウス、積水化学、住友林業、ミサワホーム、旭化成、パナソニック、エディオン、三井不動産の順です。特筆すべきは大手住宅メーカーの受注のほとんどが自社のOB客からであり、住友不動産が90%を他社の顧客から受注しているところが目立ちます。

10、リフォームに関する施策の認知状況については残念ながらリフォームのプロたちが知らないことが数多くあるようです。時々刻々と移り変わる変化を察知して顧客に対して有効な提案をしていきたいものです。

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 今日から3日間は九州の会社へ顔を出します。
会社顧問として関わって8年目と6年目の住宅会社です。
お付き合いの長い会社が増えてきています。
関与会社の成長、売り上げアップが僕自身の喜びでもあります。

「信頼」はとても大切なことですね。