2017年 06月の記事

June 2017
カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 愛知県での仕事でした。
かつての顧問会社の復活です。
人間味のある社長がいらっしゃる明治40年創業の伝統ある住宅会社、純木造の住まい、日本の伝統が息づく工務店さんです。
将来を期待されている営業社員さんを集めての研修会実施です。

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 7月以降の行動計画、目標設定の立案をしてもらいました。
皆さんの真剣さが気持ちよくいい時間が過ごせました。


 夕方からは愛知県の法政大学校友会主催の講演会に参加しました。
講師は昨年野球殿堂された山中正竹氏。
大分県出身、佐伯鶴城高校時代に九州大会で優勝。
法政大時代は1年生からレギュラー、4年間で48勝、この記録はいまだに破られてはいない大記録です。
またこの時代、田淵、山本浩二、富田の「法政3羽ガラス」と一緒に法政大野球部の4連覇など黄金時代に大きな貢献をしました。
かつて僕も山中先輩の書を読ませて頂きましたが感銘を受けたことがあります。
素晴らしい業績をお持ちで大学の先輩として真に誇りに思えるお方です。
バルセロナオリンピックの日本代表監督としてメダル獲得、僕と並んでの写真でもお分かりのように体が大きいわけでなく「小さな大投手」の異名もおありです。
東京6大学では投手としての栄光のみならず監督としても7度の優勝、全日本大学野球選手権の優勝もおありで、現在は日本野球協会の副会長を務めてらっしゃいます。

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 お話の中でこんな話が一番印象的でした。
「学びを辞めた時は指導を辞めるとき」
含蓄のあるお言葉です。
「・・・・なるほど」とうなずきました。
自分自身もそうでなくてはならないと意識しました。
 また感心したのは次から次へと話の中から数字が出てくることです。
記憶力の素晴らしさにも頭が下がる思いでした。

 東京五輪を前にして間違いなく日本の野球界をけん引していかれるお一人だと確信しました。

 講演後は懇親会、そして最後には「♪若きわれらが命の限り・・・・・法政おお我が母校」と参加者全員での高らかに校歌斉唱、充実の一日が過ごせました。
いつもながらこういった集いを作ってくださる(株)杉本組の杉本会長に感謝する次第です。


カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 タイトに時間が流れていきます。
そんな中で時間を見つけて自分探しを兼ねて体を動かしています。
香川と熊本での仕事の前に広島に立ち寄りました。
高校生時代の修学旅行以来、久しく原爆ドームに訪れていませんでした。

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 北朝鮮の動向、トランプ大統領の一挙一動、EUの行方、パリ協定・・・世界がネガティブな方向へ偏りかけているような気がしてなりません。
そんな中で私たちは過去の貴重な体験を大きな教訓(財産)として生きていく必要があると考えます。

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 広島平和記念資料館への訪れは自らの心を洗う旅でもあります。
館内は多くの見学者で溢れていて平和への希求、核兵器への危惧を強く感じました。
オバマ前アメリカ大統領が広島の地を訪ねたことも大きな意味を持つことです。
 原爆投下から70年以上が経って形骸化していく戦争の記憶、館内の様々な悲惨な掲示の一つ一つが思わず涙を誘うものでした。
 かつての広島・長崎に投下された規模の原爆でこれだけ巨大な犠牲、歴史に例をみない悲しみが生じたことを考えると今の核兵器の恐怖さは計り知れないものがあります。
地球破壊といっても決して言い過ぎではないでしょう。

 かつて一発の原子爆弾が無差別に数多くの命を奪い、生き残った人達の人生を変化させました。
人類全てに核兵器の恐怖、非人間性を伝え「ノーモア・ヒロシマ」を強く訴えていく必要があります。
 素直な気持ちで核兵器禁止条約の交渉開始を求める署名にサインさせて頂きました。


 
 香川の会社は順調に業績がアップしています。
地元のテレビ番組にも取り上げられ、年内には高松市に新しい拠点を進出予定です。
素晴らしい住宅会社を築いておられる社長さんと一緒にこの日は新拠点を視察しました。
 いつもながら社長はじめ社員さんたちの笑顔にやる気を感じています。
日本中に広げていきたい素敵な工務店さんといっても過言でありません。


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熊本の会社は関与して5年目を迎えました。
素晴らしい社長と社員さんたちの努力のたまもので受注は70億を超えようとしています。
県内で最も業績の進捗した住宅会社となりました。
 新入社員さんたちの研修ではまた新しい息吹を感じずにはいられませんでした。
新入社員から業績向上に寄与していくという、そういう会社の伝統がこの会社の強みでもあります。
しっかりと「守り」きっちりと「攻める」社長の姿勢には頭が下がる思いがします。
 新人さんたちも意識が高く、さらなる飛躍を期待する会社です。
彼らのやる気スイッチが僕のモチベーションアップにもいい循環を与えてくれています。
 更に高い夢をもって人生の階段を上っていきたいものです。 
 

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author: Masahiko Kato
 新しい大阪での仕事、そして3年目を迎えている九州の会社での仕事を終え、四国の会社への途中で寄り道をしています。

 昨夜九州の会社の仕事を終え山口・湯田温泉に入りました。
宿泊の宿が「松田家ホテル」1675年創業という老舗の旅館です。
1863年に旅館玄関横に高杉晋作が「国家に尽くすときなり」との文字を刻んでいます。
 また薩長同盟が締結された時、坂本龍馬が滞在した宿でもあります。
また明治になってからは初代総理の伊藤博文が来泊してもいます。

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 1860年に設営された「維新の湯」という昔ながらの(かつての維新をかけ巡った志士たちが浴びた)湯の中に静かに一人身を沈めました。
 時代の重みを感じますね。
不思議に新たな仕事への息吹が生まれてきたようなそんな感覚にもとらわれました。
この気持ちをまた大事にしていきたいと思います。

 翌日は宿の近くの「中原中也記念館」に顔を出しました。
若くして世を去った中也は1907年この湯田温泉に生まれています。
その生家跡地が記念館になっているのです。
30歳の若き命ではありましたが「山羊の歌」や「汚れっちまった悲しみに・・・」などの作品は高い評価を受けています。

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 そして地元の方のお薦めもあって「菜香亭」にも顔を出しました。
山口県は全国一総理大臣の輩出県でもあります。
伊藤博文に始まり岸信介、佐藤栄作、現阿部晋三など7名の総理が出ています。
そういった時代の総理がこよなく愛した社交場(迎賓館)といってよいかも知れません。
500名収容の畳敷きの大宴会場が移築されてその存在を見ることができます。
そして田中角栄、竹下登、佐藤栄作、安倍晋三などの直筆の書が宴会場に掲げられています。
存在感があり、ここでもまた過ぎ去った時代の風や波を感じることができました。

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 さらに山口市内にはフランシスコ・サビエル記念聖堂も存在します。
(地元ではザビエルでなくサビエルというのだそうです。)
半日で維新の時代にちょっとタイムスリップした気分を味わいました。

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 厳しい時代が我々の業界にも訪れようとしていますが、変化にも果敢にチャレンジして住宅業界に維新の風を吹かせたいものです。
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author: Masahiko Kato
 北関東での仕事でした。
その後、東京駅で待ち合わせ、大学時代の親しい友と再会しました。
法政大学時代のゼミ「コミュニケーション論」の仲間です。

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 顔を見るのは10年ぶり、かつて積水ハウスの東京の支店長時代には彼の自宅も作らせていただきました。
 卒業後の彼は出版業界へ、経営陣の一員として今も活躍中です。
楽しい時間はすぐに経過します。
懐かしい話も出てあっという間に時間が過ぎていきました。

 翌日は明治神宮に顔を出しました。
前々からそのうちに参拝したいと希望していました。
全国の殆どの主要な神社に拝殿させて頂いてますがどういうわけか明治神宮に縁がなかったのが不思議でもあります。
しっかりとお参りさせてもらいました。

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 明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后をご祭神としています。
正月の参拝客の数が300万人近く、例年日本一であるのはよく知られていますね。
神社内は17万本を超える樹木に覆われ、いくつかのパワースポットがあり、最近では外国人観光客も数多く参拝しています。
 また結婚式場でもありこの日も新しい人生の門出の二人に出会う事ができました。
清々しい気持ちになって、その後は神宮球場へ足を運ばせました。

 全国大学野球選手権の真っ最中で、東京6大学代表の立教大学が準決勝にのぞんでいて応援も兼ねての観戦です。
学生時代から頻繁に神宮球場には顔を出していて、東京6大学代表にも思い入れがあります。
試合は1対0という拮抗した好試合、立教大が勝利を手にしました。

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 立教応援団席は大いに盛り上がっていました。
立教大学は明日の決勝で国際武道大に勝てば59年ぶりの優勝となり、そうなればジャイアンツの元監督、長嶋茂雄さんが4年生だった時以来の大学日本一となります。
対戦相手の国際武道大学は初の優勝となりますね。
この決勝戦もとても楽しみです。

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 もっとも僕はといえば明日からは5泊6日の関西、九州、四国、九州の仕事となり体との戦いともなります。
 自分に鞭打って頑張ろうと思います。