2017年 03月の記事

March 2017
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 講演で「強い会社の条件」を3つお話しします。

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1、みんながお客様を意識して仕事している会社
2、社内・社外のコミュニケーションが円滑な会社
3、決まったことがすぐさま実行されるスピードのある会社

 その中で僕が最も重要視しているのがコミュニケーションの大切さです。
今日は顧問会社の社員さんたちにコミュニケーションの重要性をゲームによって理解してもらおうと「コミュニケーションゲーム」を実施しました。

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 3つのチームに分かれて20分以内で課題がクリアされたら合格、そうでないならコミュニケーション不足です。
 チームであるかグループであるか(組織であるか集団であるか)という観点でとらえることもできます。
 ゲームで楽しみながら毎日の社内のコミュニケーション具合を計測ができます。

 案の定、できたチームとできないグループが結果わかれてしまいました。

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 住宅会社にあっては営業と建築、設計、総務などのセクション間のコミュニケーションが重要となりますね。
 お互いがこまめに連携して顧客目線で仕事に取り組むことが避けられません。

 企業にとって業績向上の大きなポイントはお客様に近づくことと考えます。
販売会社であれば、営業だけでなく全員営業の気持ちで日々の業務につきたいものです。

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 そういった意味でも常日頃から社内のコミュニケーションをしっかりととっておくことが不可欠、そういったことで塊度を強くする必要がありますね。
 
 そのためには社員みんながお互いに関心を持つようにすることですね。
カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
 6年間、毎週『情熱コンサルタントのやる気アップ作戦』を連載した『住宅産業新聞』の最近の記事です。
 社員の在宅勤務について書かれてありました。

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「 積水ハウスはこの2月から在宅勤務を制度化した。
これまでも個々の従業員の希望で在宅勤務は可能だったが、制度化することでさらにメリハリをつけた働き方を推奨する。
 育児休業や介護休業を取得している従業員の声を聴く形となった。
短時間で集中的に働く在宅勤務は、効率的に業務を行う習慣が身につくなど仕事の仕方の変化といったプラスの影響も与えている。」

 こういった背景には育児や介護休業法改正も追い風になっている様子です。
我々住宅業界を取り巻く仕事の環境も変わってきていますね。

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 四国と九州の会社で仕事でしたが、受注が大きく伸び、過去最高値を達成した四国の会社は受け皿である工事体制を強化する必要性が問われてきています。
契約が好調であればあるほどに、また新たな会社としての試練が待ち構えているわけです。

 会社としての長所は確実に伸ばしながら、弱点を補うことをしっかりと実行していくことが今年の一番の課題となるでしょう。
 また人材の補てんも重要課題でもあります。
秋以降は支店構想も現実化する予定で益々社員の意識変化も重要になります。

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 九州の会社も新築事業で県下で最大の成長をしましたが、次なる事業としてリフォーム事業の成長が待ち望まれています。
 新メンバーも充実して今年は大きく飛躍できそうな状況下になってきたように感じています。

 「変化には抵抗が起こる」ものですが、変化することこそが会社の生き残る手法でもあります。
 自分変革こそ会社の業績向上の原点ですね。
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author: Masahiko Kato
 
 今日3月11日は東北の震災からまる6年、月日の流れるのは早いものです。
まだまだ完全復興ではないと思います。
今後のますますの復興を望まずにはおられません。(合掌)

 さて、今日は西関東にいますが・・・。 
北は北海道旭川市から南は鹿児島市まで・・・・
全国各地のいろんな会社に顔を出させていただきましたし、今もまた年間180日をホテル暮らしという状況で全国行脚しています。
あたかも旅芸人さんのようです。

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 人は移動時間でなく移動距離で疲労するという意見を聞いたことがあります。
・・・何とか疲れを払拭したいと仕事を旅行としてイメージするようにもしています。
 
 移動中にはいろんな方にお会いさせていただきます。
新幹線車内では著名な方にも出会いもします。
この1か月以内では黒木瞳さん、小渕優子さん、長洲小力さん、ザキヤマさん(アンタッチャブル)とお近くのシートでした。

 そしていろんな社長さんにもお会いします。
様々ではありますが、それぞれに人間的魅力のある社長さんが多く個人的には感謝、ありがたいことです。

 ところが、ほとんどの企業において社員さんたちのやる気が落ちている原因は意外かもしれませんが上司の指示であるようです。
 特にトップである社長の言葉は普段の上司のそれとは段違いに違います。

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 1日のうちサラリーマンが会社にいる時間は残業を含めると10時間ぐらいでしょうか・・・。
 定年年齢を65歳とすると人生のうちどれだけ多くの時間を仕事に費やしていることでしょう。

 だったら楽しんで仕事をするようにしたいものです。
また楽しんでで仕事をしている会社ほど業績もよいものです。
社員さんたちも楽しんで仕事ができるレベルまで頑張る努力も必要ではありますが・・。
上司は特に社員さんたちの日常や仕事環境に留意してもらいたいものです。

 かつて僕も厳しい上司時代があったように記憶しています。
僕の仕事は環境作りだとは考えていました。
とは言っても振り返ればどれだけ多くの社員さんの心に土足で踏み入ったことでしょう。
当時の某社員さんがそこでナイスフォローをしてくれました。
「いつもフォローしてくれたじゃないですか、だからあんなに業績向上したんですよ」

 僕以上にやる気アップが上手な社員さんのようです。

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 人は言葉に反応する動物です。

 社長や上司は上手な言葉使いで社員さんのやる気アップに貢献してほしいものですね。
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author: Masahiko Kato
 今年も積水ハウスが3月11日・12日と『住まいの参観日』を開催します。
僕にとっては本当に思い出深い、懐かしいイベントです。

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『住まいの参観日』が始まったのはもう30年以上も前のことになります。
 現在の積水ハウスの和田会長が中部営業本部長であったころ、当時僕は愛知県春日井市の積水ハウス春日井店店長でした。
 まだ30代前半で積水ハウスの業績アップに日夜奮闘していたころです。
 プレイングマネージャーとして自ら率先垂範で販売活動をしながら当時の店長は様々な社内の委員会にも属していました。
 僕は名古屋西地区の代表として販売促進委員の一人でした。
とても毎日が忙しかった記憶があります。
それは振り返ると逆に充実していた日々の連続だったということにも値します。

 当時の和田営業本部長(現会長)は我々にのびのびと自由な発想で何か行動してみろと指示されました。
とてもおおらかで寛大な上司でした。
当時の積水ハウスはとてもハードな会社でしたが好きなことをやれるそんな一面もあったのです。
東海地区3県から7名の販売促進委員が選ばれていて積水ハウスの主たるイベントの情報発信がここからなされていたのです。

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 愛知・岐阜・三重の代表である我々販売促進委員が当時こういうものをやってみようと考案したのが積水ハウスのスケールメリットを生かした現場見学会、一般の住宅会社と比べてはるかに建築数が多かった会社の有利さを活用して一気に100所帯以上のお客様の住まいをお見せしようという企画が『住まいの参観日』の誕生でした。

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 当時中日新聞の朝刊に毎日漫画が描かれてあってその漫画が「ほのぼの君」という漫画でした。
佃公彦さんの漫画で、そのほのぼの君をキャラクターとして始まったこともあって最初は『ほのぼの住まいの参観日』というネーミングだったように記憶しています。

 この『住まいの参観日』というネーミングは今考えてもとても良い名前のような気がします。
自画自賛して恐縮ですが、今も多くの方が『住まいの参観日』をご存知です。
これはとても個人的に嬉しいことです。

 3年間、春と秋のメインエベントとして東海地区で開催したことが大きく会社の住宅の受注にも結び付きました。
その後全国的に東海地区に習えということで、その後は全国イベントとなって今日に至っているわけです。

『住まいの参観日』は現場見学会の集大成というものですが、完成見学会のみならず構造見学会、また予約制の入居宅見学会、建築10年目の入居宅見学会、一人現場見学会など、様々な応用手法も考案しました。

 最近はかつてのスケールメリットと比べると規模が小さくなっている感じもして少しさびしさも感じます。
またイベントに対しての工夫にも不足を感じることもあります。
時代変化もあるでしょうし、それに伴ってのお客様の対応も変わってきているのでしょう。
 とはいってもつい時代に即応した何らかの手法を期待してしまいます。

 SNSと連動することや、いろんなコラボレーションも含めて『住まいの参観日』が風化していかないよう、良き住まいを求めるお客様の身近な行事であってほしいと今も願わずにはおられません。