2012年 06月の記事

June 2012
カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 おかげさまで忙しくさせていただいています。
休日がありません。が、休息はあります。新幹線や列車の中で思わず「ホッ」とする時間が取れます。
僕にとって心休まるとても貴重な嬉しい時間です。

 新幹線の中での車内誌に「ひととき」があります。
巻頭に毎回茶道家の千宗室さんが連載を書かれておられます。
現在も僕自身が住宅業界の新聞に毎月コラムを書いてはいますが、この千さんの文章を目にするといつもその文章力に感心させられます。

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 例えば
「6月も半ばを過ぎると目立ちたりがりの若葉も物の道理に気付いたか、常緑樹の中に溶け込む術を学んだらしい。
書斎の前の小さな庭にも落ち着きが出てきた。
少しばかりけだるい雰囲気を好ましく眺めていたら、照りを増した椿の葉が微かに震えた。
風が渡ったのかと思う程度だが、天気が崩れだしたようだ。
空が顔をしかめるから庭に届く日差しもどんどん薄れていく。
同調した雲も機嫌を損ねる・・・・・」


 と、ざっとこんな感じで文章が並んでいくのだが、その言葉の使い方、文章の組み立て方についため息をついてしまう。
 こんな風に自分も文章が書けたら良いのだが・・・とその才能が羨ましくもあります。

 ブログを読んでくださる方もおそらくはもうご存知に違いないでしょう。
僕の文章力のなさです。
まあこういったものはセンスもあるのかと半ば諦めもするのだが、そんな僕にありがたいことに10冊目の本の依頼が来ました。

 千さんのように美しい文章を書こうとは思いませんが、(書けませんが)せめて人の心が動くようなそんな熱い分が書ければ幸いだと思っています。
 
 とにかく頑張ります。自分らしさを大切にして・・・。
よろしくお願いいたします。
カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 以前の顧問会社の社長の紹介で、その親会社の仕事をコンサルティングする運びとなりました。

 朝礼からスタートして、午後4時まで、社員さん全員参加で慣れない研修会です。
社員の皆さん、・・・どうでしたか、長い時間の研修だと思われたかもしれませんが、あっという間だったでしょ。

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 グループに分かれて会社の強み・改善点、将来像を話し合ってもらいました。

 活発な意見も出ました。

 こういった研修、グループ発表に至っては強い会社とそうでない会社の温度差がくっきりと出てきます。

 どこでそうなるのか・・・?

 具体的発表ができる会社と、抽象的発表の会社の違いです。

 数字に置き換えて現実的な意見が出てくる会社は強いといっていいですね。

 さまざまな見直し点が浮き彫りにもなります。
それを課題としてまた頂上を目指していきたいものです。

 その過程にはまた様々な難題が待ち受けることでしょうが、乗り越えていかねばなりません。

「山に登るためには、いくつかの谷を越えることが必要なのです」 

 皆さん頑張りましょう!
社員のコミュニケーションをしっかりととって・・・。
カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
 積水ハウス時代、岡崎支店の支店長時代ですが8人の社員の仲人をしました。
その8人とこの日久しぶりに食事会をしました。
とても懐かしい想いでした。

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 当時積水ハウスの全国108事業所の中で岡崎支店は支店員一人当たりの契約高・売上高・営業利益・目標利益達成率・顧客満足度で全国トップ、売上高も年間120億円を達成し社員が一致団結した強い組織を作っていました。
 そんな思い出をつづった僕の著書が「すごい部隊のつくり方」です。

 時々は個々に仲人をした社員さんと会うことはありましたが、8人全員が一堂に会する事は初めてでした。
 12年の時間の流れは大きいですね。
全体に貫禄が出てきて横にふっくらとしてきた社員さん達が目立ちましたが、みんな元気で頑張っているという感じ、若手社員たちでしたが、もう十分ベテランの部類に入っていました。

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 子供が3人いて家族がにぎやかな社員、高校2年生の大きな子供を持つ社員、大きなけがをした社員、会社を辞めて違う道を選んだ社員も一人、トップ営業で社長表彰を受ける社員、転勤して他の支店に勤務している社員、みなそれぞれに人生という道を様々な経験をしながら懸命に生きているという実感を持ちました。

 時代は流れ、価値観も変化し、環境も変わっても、あの頃懸命に仕事を通じて連帯感・一体感を作り上げた仲間たちです。
 
 懐かしい思いとともに、未来ある彼らのこれからに幸あれと願わずにはおられません。