2011年 02月の記事

February 2011
 東京へ向かう新幹線の中は僕にとってとても快適な時間です。
ゆったりと誰にも邪魔されないで過ごせる癒しの空間でもあります。
とはいっても、ついつい、うとうとと睡魔に襲われることもありますが・・・。
 実はいつも座る席は東京に向かって左側の窓際と決めています。
つまりこれは浜名湖や富士山を見るには一番の場所だからです。
・・・とはいうもののちょうど富士山が見えるころは名古屋から東京への中間時点でもあり眠りに入ってしまうこともしばしば…「あっ」と思った頃には小田原、横浜なんてことが多いですね。
 この日はしっかりと富士山を眺めることができました。天気が良くて今日は綺麗な富士山が拝めることができるという日は気合いが入ります。
綺麗な富士山を眺められると何か得した気分になりますね。
何か心まで洗われるような、そんな感じさえします。

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 東京でのホテルは錦糸町でした。
ここからはいま建設中のスカイツリーがしっかりと見えるのです。
現在594M、この春には634Mまで出来上がってくる予定です。
これもまた何か得した気分です。

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ホテルからスカイツリーまで歩いてみました。
気分爽快です。
この4日間は毎日5KMを歩いています。
出張時もウォーキングシューズを持参しています。
約1時間の時間を使ってゆったりと歩きます。
車では見えない景色に出会います。
これもまた何か得した気分ですね。
 オフィスに訪ねてきた友人から地元のJC主催での100KMウォーキングが開催される話を聞きました。
瞬間「出てみたい!」という気持ちがグーンと湧いてきました。
その友人は参加するとのこと、40歳である彼はやる気満々です。

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 ところが、現実的に最近の自分といえば300m先のスーパーに行くのにも車を使っているという状態。仕事の多忙さも手伝って1年2カ月断っていた煙草も復活しており周辺の声はといえば「無理・無理・無理」の意見ばかり・・・。

 確かに42歳のときに10KMマラソンに参加して完走したのが最後で、それ以来はこういった競技に参加はしていないんですね。(ちなみに記録は55分56秒でした)
 僕の出身の高校では毎年恒例行事で40KM競歩大会というものがあって3年生の時に3時間45分でゴールしたことはありますが(全校で11位でした)その時も,30KM地点で足がつってしまい大変でした。
 当然ながら足は豆だらけ1週間近く影響が出ました。・・・それも10代の時の話ですので50代後半となっての挑戦は「馬鹿げている」と言われても仕方ないかもしれません。
もちろん常日頃から鍛えているなら別でしょうが・・・・。

 それは十分わかっているのですが、・・・・でも何かしら自分の中のもう一人の自分が「挑戦したい!」と言っているのです。

 実行日は3月26日(土)から27日(日)にかけて。幸い現在仕事の予定はありません。当然徹夜で歩き続けるわけですが、最近は徹夜の経験もありません。
挑戦すべきか?諦めるか?悩める羊の心境です。
また仕事への影響も出てくる可能性も十分あります。難しいかも・・・ですね。

 ネガティブになりたくないという気持ちもありますがポジティブな気持ちだけでは無謀という意見も強くて本当に迷っています。

 とりあえず今の日常を変化させることで様子を見てからエントリーを考えたいと思っています。
 自動車部品メーカーのユーシンが昨年7月に日経新聞に「社長候補求む!」という人材募集広告を出したのはご存知ですか。
 その条件はといえば「語学堪能・行動力、思考力に優れグローバルな経営を任せられる若手のバイタリティに満ち溢れた人」となっています。
 何と年俸は3500万、社長承認時にはさらにアップといいます。
年功序列や血縁で社長を選ぶよりも、良い人がとれると合理的に判断した結果ですが、逆に誰でもできる仕事をやっている人に給料を払う気持ちは毛頭ないとのことです。

 今後の国際社会での競争激化をにらんでの人材の登用と考えられるが驚くことに予想をはるかに超える1722人が応募してきたといいます。
 もっと人生に夢を!と考えている人にとっては絶好のチャンスでもあるが、こういった企業がこれからも出て来てほしいと期待したいですね。

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 ユーシンは業績面では過去最高益を生み出している優良企業。 
どちらかといえば今の日本企業にはこういったドラスティックな考えはなく、保守的な考え方がほとんどであるがゆえに、この英断をなした田辺社長に拍手を送りたいものです。

 個人的にもサラリーマン時代、ヘッドハンティングされた経験があります。
条件が良かった事と、やりがいも感じて随分と悩んだが…結果としては社外評価が高かったことで独立の道を選択するにいたった訳です。
 
 21世紀はグローバルな発想で企業も生き残りをかけるべき時代なのでしょう。