2010年 05月の記事

May 2010
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 国土交通省より昨年度「2009年度」の住宅着工戸数が発表されました。
きびしかったですよね。
予想通り大幅減少です。
45年ぶりに80万戸を切って788410戸、ちなみに持家は284631戸で46年ぶりに30万戸を切っています。貸家は321469戸でした。特に落ち込みが激しいのが分譲マンションで、前年の42%の76678戸という落ち込みの状況でした。

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 参考に昭和26年からのデータしかありませんが、当時は戸建て住宅の平均床面積が64、3㎡ですから坪で大きさを表すとと、19,45坪でした。
 一方、昨年平成21年は127,8㎡ですから38,66坪という事でちょうど床面積は2倍になったという事です。日本人の家は過去「ウサギ小屋」という言い方もされたことがありますが床面積で比較すると豊かになってきたことが解ります。

 現在、金利の低さや、エコポイントなど住宅を造るには追い風が吹いてはいますが、なかなかその風に乗れていないのも実態です。日本経済の回復もさることながら、住宅業界出身者として今年が元気印の業界に復活して頂けるように期待したいところです。
 万国博史上最高の246カ国の参加で中国・上海万国博覧会が始まりました。
何と来場予想者は公式発表では7000万人ですが、1億人突破の予想もあります。かつての大阪万博が6422万人で今までの来場新記録だそうですが、今回はすごい規模ですね。

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 万国博には思い入れもあります。・・・・というのは大阪万国博開催時に僕はフランス館で働いた経験があります。高校卒業と同時に3月2日から大阪・千里の地で初めての社会人を経験していました。今もくっきりと「太陽の塔」をはじめ、月の石ですごい行列を作ったアメリカ館、ソビエト館やイギリス館、日本館などが眼前に浮かんできます。

 ちなみに気になるパビリオンの人気ランキングはスイス、フランス、ドイツ、ベルギー、日本の順だそうです。

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 今回も我が日本は「かいこじま」と呼ばれる紫色のビニールの膜で覆われた外観のパビリオンですが、世界各国の魅力的なパビリオンで一杯のようです。

 日本を抜いて世界第2位の経済大国となった中国の勢いはすごいですね
4年ほど前に上海に夫婦で旅行に行きましたが世界一の大きな街ですね。時間を取って是非訪れたい今回の万国博でもあります。

 今回のマスコットは「海宝」ハイバオというそうですね。
中国語で世界の宝を意味する「四海之宝」からこの名前が付いたそうですが、「人」という字をイメージ化しているようです。

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