皆さんご存じの様に僕の専門は住宅業界の仕事です。
積水ハウスでのサラリーマン時代を得て住宅コンサルタントとして独立しました。
当初は殆どが住宅会社の社員研修を担当していました。

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ところが最初の書『すごい部隊のつくり方』を発刊して、変化が出てきたのは、住宅関連のみならず組織を強くしていくテーマでの講演や研修の依頼が増えてきました。
そして住宅業界(不動産・リフォームを含む)のみならず、業績向上を目的とした社員研修の講師を任される機会が多くなってきました。

現在ご縁を頂いて顧問を依頼されている企業の中には鉄鋼関連の企業もあります。
この鉄鋼関連で最近目立った傾向があります。
ご存じでしょうか・・・?
かつて鉄鋼関連企業のテレビCMは日常視なかったように思います。
ところが最近はというと・・・
日本製鉄・・・川口春奈さんが「工場見学やってます・・・」
愛知製鋼・・・吉田鋼太郎さんが「愛知製鋼ってどんな会社ですか?」
日本JFE・・・サンドイッチマンさんがおもしろおかしく会社をPR
そしてつい最近ですが、
大同特殊鋼・・・「すごい未来、特殊鋼と行こう」
などと目立ってきました。

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…なんで今また、鉄鋼関連企業のコマーシャルが出現してきたのか・・・・?

一言で考えられるのは人手不足でしょうか。
4社ともに著名な大手の企業ですが、人口減少からくる人材不足が起因していると言えるでしょう。

最近になって、住宅業界では大和ハウス工業や積水ハウスが新入社員の基本給を随分と上げました。
僕が積水ハウスに入社した時の基本給を僕ははっきりと覚えています。
大卒初任給は8万6千円でした。
嬉しかったのは、営業職には基本給とは別に営業手当が2万円ついていた事でした。
まあそれだけ営業職の仕事はハードだった訳でしょうが・・・。
それが今や大卒初任給293200円(2025年度)
そして来年度は30万円時代に突入しようとしています。
新入社員がこの金額ですから、当然ながら先輩社員たちの基本給も上昇ということになります。
(現実的には給与と賞与の関連もありますが…。)

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これもその理由をと問えば、人材確保、素晴らしい人材を社員として迎えたいという会社側の論理があるようです。

最近意外だと思ったことの1つが年功序列を望む人が増えてきたこと…これは驚きでしたが、そうかなと思う節はあります。
学生が企業を選ぶ傾向として安定企業への志向があります。
冒険をするというわけでなく安定した企業や、公務員への志向が高まっているようです。

また最近の傾向としてハラスメントやコンプライアンスの影響か、会社内で叱咤されたことのないという社員が増えても来ています。
その反面、ある程度の厳しさを求める社員も増えてきているようです。
つまりは会社が自分にとって成長の場でありたいという願望もあるようです。

組織を活性化して業績に結びつけてきました。
そんな僕が今思うのは会社を楽しい場所にするという事でしょうか。
これは仕事が楽であるという意味ではなくて、自分自身の成長の場、活躍できる場、自己実現にまで高めていく場にしていくという事です。

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トラバーユするのもよし、最初に入社した企業で終身雇用もよし、いずれにしても仕事は楽しいもの、社員の活躍の場としたいものです。