カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
人間には当然ながら寿命というものがあります。
私事ですが、5年ほど前から毎日の健康チェックを実行するようになりました。
オフィスに顔を出した時は、決まって血圧を計り、体重、続いて体脂肪、内臓脂肪、骨格筋率、BMI、基礎代謝と計測します。
たまたまでしょうが、体年齢も表示され、日々の計測が日常化していく中で健康への意識も少しづつではありますが意識化されてきているように思います。

また毎年の人間ドッグの結果も大きな健康の目安となっています。
年々老いていくのが当たり前なのでしょうが、結果として手元に頂くデータの数値を恐々として見つめてしまいます。
少しでも健康状態を維持したいというのは、年齢的に我儘かもしれませんが、体への関心度が徐々に増していく事は事実です。
友人と会ったり知る機会ごとに多くなっていく話題は健康談議です。
健康に良いものと聞くとついつい試したくなって、健康器具を購入してしまったりもするし、食べ物に至ってはなおさらそういった傾向は強くなっているようにも思います。

そんな中で毎年目標を立てています。
今年も念頭に自分なりの健康目標を立案しました。

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1、毎日30分以上の運動の徹底
2、水を一日2ℓ以上飲む
3、間食を辞める
4、毎食野菜を食べる
5、甘いものを口にしない
6、大盛は厳禁、腹八分を心がける
7、ストレッチを毎日5回実行
8、食事はゆっくり味わいながら食べる
9、お菓子はほどほどに、徐々に減らしていく
10、毎日の健康チェックを欠かさない


今年もあっという間に3月になってしまいました。(本当に時間のたつのは早いですね)
現状を検証すると、3・4・5・8・9あたりの食に関わるところがどうやら実行がおろそかとなっているようです。(食欲がしっかりあります)
逆に1、2、7、10は出来ているように思います。

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2年以上前に大きな手術をして、現在は日々リハビリを欠かさないようにしています。
実はインターネットで大正製薬が運営している健康情報サイトが存在します。
「あすけん」というのですが、これがなかなか親切です。
無料で、遠慮なく、ありがたく使わせて頂いています。
ダイエット初心者でも解り易い表示画面と使い易い機能が嬉しいサポートのアプリです。
食事のカロリーと14項目の栄養素が見やすいグラフで表示され、摂取するものの過不足を一目で把握できます。
毎日のアドバイスもして下さり従順になって謙虚に耳を傾けています。
(大正製薬さん、素晴らしいです。)

人には平均寿命と健康寿命がありますね。
健康寿命とは健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間を言います。
この健康寿命に必要なものとして栄養と、運動、社会参加が挙げられます。
毎日美味しく食を頂き、しっかりと運動をして、可能な限り社会参加もしていきたいものです。

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仕事でいつも思う事です。
企業に寿命がある事を不可思議に思われている社員さんが結構いらっしゃいます。
経営者である社長はじめ管理者の皆さんは、ご自身の企業の健康状態を絶えず意識しておきたいものですし、社員さんに対してもこの辺りの意識を高める工夫をなさっておきたいものです。
経営意識の高い社員さんが多い企業さんほど、生産性も高いと言えますね。

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カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
名古屋・中京大学の公開講座に足を運びました。
目的は将棋の藤井聡太七冠の師匠であられる杉本昌隆八段のお話を聞くことです。
興味津々、何か面白いお話が聞ければといった期待もありました。

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日本の将棋人口は460万人という事だそうです。
そのうちプロと呼ばれる人は140名とのことですから確率的には0.003%ということになります。
ちなみに囲碁人口は120万人、内プロは356名、0.03%という事でしょうか・・・。
大学受験者数が62万4千人、その内東京大学合格者は3084名ですから0.05%という事を考えると、いかに将棋の世界のプロになる確率が大変かが解りますね。

将棋のタイトルは8種類あります。
ご存じでしょうか?
「竜王」「名人」「叡王」「王位」「王座」「棋王」「王将」「棋聖」の8タイトルです。
そのうちなんと7種のタイトルを保持しているということは、凄い事というか、とんでもない事であるというお話でした。(納得です)

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ちなみに「竜王」と「名人」のタイトルが一番大きな意味を持つタイトルだそうで、「竜王」は4400万円、「名人」は4200万円の賞金があるそうです。
7つのタイトルの合計賞金金額は1億2千万円になるそうで、弱冠22歳の藤井聡太七冠の偉大さがうかがえます。

師匠としてどんな指導をしているかについての話がありました。
1、個性に合わせて指導する
2、モチベーションの維持を考える
3、一門以外の若手と対戦させる
4、スランプの時に声掛けをする
5、デジタル機器の活用(AI)


裏話となるかもしれませんが、杉本八段は藤井聡太七冠の師匠なわけですが、藤井聡太さんが小学校4年生の時に初めて師匠である杉本八段が敗北したという事です。
まあそれだけ藤井聡太さんが天才棋士ということになるのでしょうね。

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最近では人工頭脳との戦いも注目されてきています。
1972年 チェスの世界で世界チャンピオンであるカスバロフ氏が敗北します。
2016年 囲碁の世界でアルファ碁に韓国の王者が敗北します。
そして2017年 将棋の世界でもPONANZAに佐藤天彦氏が負けてしまいました。

藤井聡太七冠がAIと戦ったらどうなるのか…という話にもなりました。
何でも将棋のソフトは1秒間に1億の手を読むらしいのです。
だとすると…難しいかもしれませんね。

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ただこんなことも杉本八段は言われていました。
AIには「心」「気持ち」「五感」「倫理」というものはありません。
私達には「人間味」「人間らしさ」というものがあると・・・。

私達人間は自分の個性をAIを使って伸ばすことが出来るのでは…という事でした。

感情指数(EQ)の高いマネージャーやリーダーがビジネスの世界でも活躍しています。
これは将棋にもビジネスにも当てはまる事かなという感じがしました。





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author: Masahiko Kato
様々な企業とご縁を頂いている中で一番数多く「テーマ」となって依頼されるのがマネージャーやリーダーの意識を高めて欲しいというものです。
僕が最初にテーマとして書かせて頂いた書も『強い部隊のつくり方』でした。
現実にサラリーマン時代の成功体験は、まさにリーダーが頑張った証そのものでした。
実体験としての成功ストーリーは机上論とは違って受講者のみなさんの心に響くものがあると思います。

今回も顧問会社の管理者研修の題材でいかにしてマネージャーやリーダーはメンバーの心に火をつけていくかをテーマアップしました。
今回は「叱り方・褒め方」の勉強会でした。
最初に皆さんに質問をしてみました。

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<メンバーに対して>
まずは叱り方
・叱る目的は何ですか?
・叱ると怒るの違いは何ですか?
・上手な叱り方の例を挙げてみてください。
・叱る前にしておくべきことは何ですか?
・メンバーを叱って成功した例がありましたらお書き下さい。


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もう一つは褒め方
・褒める事の目的は何ですか?
・具体的に、どう褒めたらよいでしょうか
・褒める事と、おだてる事はどこが違いますか?
・照れをどう克服しますか?
・メンバーを褒めてうまくいった例を挙げてみてください?


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このブログでもかつてのサラリーマン時代を振り返っての話を紹介してきました。
褒められるなんてことがなかった若き営業マン時代、ほとんど毎日が叱られることの連続だったような記憶があります。
「うちの会社は頑張って結果を残しても褒められませんね」という若かりし頃の僕の質問に、上司からは「何も言われない事が褒められていることと思え」と言われたりもしました。

ハラスメントが叫ばれるようになってからは、上司のパワハラが問題視されてきて、メンバーに対してもいろいろと考えながら気を遣って接するようになってきました。
どうやら現在は、褒める事が主流になってきたような感覚で、大きな声を出してメンバーを叱咤する上司の姿を見る事が少なくなってきているように僕の目には映ります。

ただ、この褒める事と、叱る事は双方ともに大切な事と考えたいものです。
少なくとも自分たちの組織を業績向上に結びつけていく為には、リーダーやマネージャーは覚悟を持ってメンバーに接していく事が不可欠です。

それが出来るかできないかが、良きマネージャー、良きリーダーの大きな目安になると言ってよいでしょう。

そこにあって大切な事は常日頃からメンバーとのコミュニケーションをしっかりと取っておく事に他ありません。
またどこまでメンバーの気持ちを汲んで、愛情を持って成長に結び付けていくかも重要ですね。

褒める事が甘やかすことにならないように、メンバーのモチベーションが上がっていくように、例え成果に結びつかなくとも感謝の気持ちを伝えて、あのリーダーの為なら頑張れると思われるような関係つくりが出来ればと思います。

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簡単ではないでしょうが、メンバーの話を真剣に聞いてあげる事も大切な務めですね。
メンバーの目線で叱る事、叱った後のフォローも忘れないようにしたいものです。



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author: Masahiko Kato
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有難いことですが食欲があります。
年齢とは裏腹にすこぶる順調に食に関心があります。
現在の毎日の一番の楽しみは食べる事と言ってもよいかもしれません。(笑)
近辺に興味があるお店を見つけると、多少遠方であっても人を誘っては足を運びます。
ただそうなると心配なのは体重の増加ということになります。
周囲からは太りすぎとか言われて、痩せる事が必要という意識もあります。
先日、毎年恒例で受診している人間ドッグに行ってきました。

体重や血圧に関しては毎朝計測していますので大体は理解しています。
ここの所、年を得る毎に人間ドッグの結果が悪化してきています。
今回は昨年から運動量を増やして数値の改善をしたく考えていました。
詳しい結果が手元に届くのは受診後2週間後という事ですのでまだ手元にはありません。
が、当日の検査結果を頂くことが出来ました。

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体重は昨年から1.1㎏減でしたが、僕の身長であれば本来は66㎏が理想とされており現状の肥満度は113%でありました。
これは今後の大きな課題で今年は真剣にトライしていく予定です。
とりあえずは70キロを目標値にします。
嬉しかったのは肝機能が改善されてきたこと、糖尿病の症状(値)が低くなってきていることでしょうか。
それと年々内臓脂肪が増えてきていて昨年は117平方センチだったのが、今年は87平方センチに減っていたのが嬉しかったですね。
また脳・心血菅病のリスクが高かったのが正常値に改善されていました。
担当された看護師さんが驚かれて、私の書類にはなまるを付けて下さいました。
幼い子供たちだけでなく、はなまるは付けて頂くとつくづく嬉しいものですね。

昨年から週5回以上は有酸素運動でウォーキングを1時間程度実践しています。
手術後の足をかばいながら歩くことは正直ハンディを背負っている感覚であまり気持ちの良いものではありません。
当初は嫌々で歩くことが日常でした。
こうなるともう自分との戦いになってきます。
意志が強いかどうかという問題です。
「負けるものか!」といった感覚で動きます。
地道な運動の継続の成果が多少出てきたのかと自負しています。

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不思議なもので運動をしないと何となく不安です。
動くことの魅力に少しずつですがとりこになりつつあります。
今年になってからも1月は20日間はしっかりと運動が出来ました。
全く体を動かさなかった日がそれでも6日間ありました。
どうしても仕事の関係で運動にまで時間が取れないという事もありました。
そこもまた改善です。
仕事が1番だったのを、体を1番にするように方向転換です。
2月に入ってからは今日までに16日間運動を実践した日となってきています。
徐々にではありますが、体を動かす動作が当たり前化してきたということになります。
寒い日は重装備で、雨の日には傘を差しながら愚直に歩きます。
耳にはイヤホン、大好きなフォークソングを聞きながら、また最近何故か好きになってきた演歌も耳にして・・・。

僕の仕事は人を元気にする仕事です。
企業を業績向上に結びつける仕事です。
これは健康体であることが義務付けされていると言って過言でないように思われます。

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「ああ、面白い人生だった」と終われるように・・・。
そろそろ人生のラストランも近づいてきた自分自身にもう一つ喝を入れたいと思います。




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author: Masahiko Kato
懐かしい若き日、多感な時期だけに悩み、迷い、虚しさも味わった思いがあります。
そんな時代は逆に、様々なものに興味を抱き、関心を持ったことも事実です。
浪人時代、その後の学生時代、とにかくお金だけはなかったですね。
振り返るとなんであんなに空しさを感じていたのか、大学へ行くより金銭的に不自由でしたからアルバイトばっかりの日々でした。
家庭教師、牛丼店、居酒屋、キャッチ販売、ビール運送、地図の営業、スーパー店員、ガードマン等色々とやりました。

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学生時代、そんな中で影響を受けたのは映画と書物、そして音楽でした。
池袋の深夜映画、学生たちでいつも満員状態でしたね。
キャストの一人一人が映像に出てくるたびに歓声が沸きいつも盛り上がっていました。
やくざ映画に出てくる高倉健さんは当時の僕の中ではヒーローでした。
反体制の姿勢が観客に受けたのでしょうね。
その後、山田洋二監督の「幸せの黄色いハンカチ」や「遥かなる山の呼び声」の健さんはもっと好きになりましたが・・・。

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音楽はフォークソング全盛時代で毎日のようにギターを抱えて歌っていました。
今でも大好きでウォーキングの度に耳にしている吉田拓郎、岡林信康、加川良、高田渡などはもう夢中でしたね。
自分でもオリジナルで作詞・作曲していろいろと歌っていました。
ギターは何よりの心のよりどころだったような気がします。
夜は4畳半の安アパートの近くのスナックが夜の学校でした。
金の無い僕でしたが皆さんが可愛がってくださいました。
まだカラオケもない時代、ママが歌う伴奏を僕のギターでお手伝いしたりもしました。
おかげでママさんにはいろいろとご馳走にもなりました。
東武東上線「東武練馬」駅周辺のお店の方々にはお世話になった感があります。

書で影響を受けたのが演劇界でも新しい風を吹かせていた寺山修司さんでしょうか?
また小田実さんにも共感して、その書『何でも見てやろう!』はヒッチハイクをするようになった発端を作ってくれた本でもあります。
寺山修司さんの書『書を捨てよ、街へ出よう!』も感銘を受けました。

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その当時から僕は以前よりまして行動的になったような感じがします。
先程も書いたようにとにかく貧しかったですから、贅沢は出来ません。
逆に盗られるものがありませんから怖いものもなしです。
アルバイトで多少の金額がたまると寝袋を背負ってリュック1つでヒッチハイカーとなって全国に出かけました。
ガソリンスタンドで給油されるドライバーさんに声をかけ乗車させて頂きました。
おそらくは100台以上の車に乗せて頂いたに違いありません。
本当を言えば、海外にも行くべきだったかもしれません。
が、当時は1ドル360円という時代、海外旅行へ行くなんてとてもじゃないが裕福じゃないと難しい時代でした。
当時の新婚旅行は殆どが宮崎など、国内でした。
また英語が特に苦手といったこともその理由だったかもしれません。
そこは若干、後悔に似た感情を持つことも正直あります。

経験は大きな財産になるモノだと思います。
個人的には、口にする、物を語るだけではなくとにかく動いてみる事の重要性が身についてきた感じがしています。
理論ではなく経験からくる言葉を大切にするようにもなってきました。

仕事上、若い人たちとの接点が数多くあります。
もっといろいろな事を知って欲しいと思います。
経験を大事にしてほしいと願います。
様々な事に関心を持って頂きたい、何にでも興味を持つと人生が楽しくなるに違いないと思っています。
健康は何よりの財産です。
健康体である若い時代にはチャレンジングに生きて頂きたいと願っています。
一度きりの人生だからこそ、しっかりと前を向いて歩んでほしいものです。
悔いの無いようにしていただきたいですね。

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大学生の多くが就職の際、起業を考えるようです。
望ましい事だと考えます。
関与する企業の中にも夢を持ち、熱のある人を見かける事があります。
そんな時には、僕も何か嬉しくなります。
ついつい積極的にこちらからもアドバイスしたくなります。
自分が出来なかった事や、かなわなかった夢を彼らに託したくなることもあります。

頑張って欲しいものですね!!皆さん。





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author: Masahiko Kato
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大和ハウス工業がこの4月から初任給を挙げるとのこと、しかもどうやらその金額が半端でなく10万円上げるとのことらしいですね。
そうだとしたら現行から38~43%増、当然ながら2年目以上の正社員さん達も軒並み上昇となって、年収ペースで10%は上がるということになるでしょう。

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すごいですね。
そうなると軒並み住宅大手のメーカーも右に習え?ということになるのでしょうか?
大和ハウス工業・・・さすがは5兆円企業です。
1955年に創業、積水ハウスが創立が1960年ですからプレハブ業界の先陣を切った会社です。
今では単体で社員数16135名、連結では48483名(2024年3月末現在)のビッグ企業となっています。
1兆円企業になるのは積水ハウスの方が速かった記憶があります。
我々がしゃにむになって頑張っていた時代です。
ところが大和ハウスさん、実力発揮というか、泥臭さも感じますが、駅周辺などの土地のオーナーさんに対しての対策は凄いですね。
スキのない営業、地域にしっかりと密着した営業スタイルは不変です。
今や、住宅だけでなく周辺事業はもちろん、様々な事業への展開にチャレンジしておられます。
総合商社にも似たバイタルティ溢れた企業のイメージですね。
テレビのコマーシャルなども最近はヒット、かつてのイメージとは売って変わってきています。

初任給アップの理由はと言えば、人材不足が原因と言えるでしょう。
採用環境が厳しい中、少しでも優秀な人材を確保したいという思いが反映されたものと思われます。

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僕が積水ハウスに就職した時の初任給が86000円でした。
明確に覚えています。
但し、営業手当が一律20000円ついていました。
また契約や、着工、売り上げによって歩合が加算されましたからトップ営業ともなれば結構多くの収入を得る事が可能でした。
そうは言っても今と違ってコンプライアンスなんて守られていない時代、1日の労働時間は16時間ぐらいではなかったかと振り返ります。(毎日ではないですが…。)
時間給を計算すると激安だったかもしれませんね。
またハラスメントも日常茶飯事だったような感じがします。

住宅業界はかつて3Kとも言われていました。
きつい・汚い・危険の3Kです。
そういわれた過去から見つめると随分な変わりようでもあります。

住宅メーカーの社員さん達の年収が上がって、入社したいという優秀な人材が確保されることは望ましい事だと思っています。
ただそうなるとこのところ気になっている住宅の価格がまた上昇するのではないのかと疑問視もしてしまいます。
何か、富裕層だけをターゲットにする会社になってしまうような感覚がしてなりません。

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現に賃貸住宅の契約金額が半端ではありません。
かつては2階建てアパートが主流でしたが、今や皆高層のマンションが殆どです。
平均の受注金額が1棟当たり1億円近くの金額にここへきて跳ね上がってきています。
また、戸建て住宅の1棟当たりの契約単価も坪単価が120万円以上と、普通のサラリーマンには土地まで考慮すると手が届かない状況になっているように思えてなりません。
特に都市部においては1戸建ての「家」を持つのは、親からの土地があればなんとかなるでしょうが、そうでもない限りは困難な状況になっているように感じます。

庶民の味方なんて状況ではなくて、手が届かない住宅メーカーになりつつあります。

いろいろな問題が存在します。
来るべく大地震に対応できる様な強い構造体の住まいを提供する様にようにしている事。(壊れるかどうかは不可解ですが…)
建築資材が軒並み値上げ(今後も続くでしょう)という状況。

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かつてこのブログでも書きましたが、住宅がビルダーの時代に戻って来ている、そんな感覚があります。
何かもっとドラスチックな価格ダウンの方策がないものでしょうか?
土地には付加されていない消費税、海外の国では住宅に付加されていない国も現実に存在しています。
日本における住宅にもそのあたりの工夫が欲しいものです。


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author: Masahiko Kato
正月に手元に来る年賀状は少なくはなってきていますが、常日頃会えてない人の動向が垣間見える機会でもあります。
久しぶりに今年はぜひ会ってみたいと思う人も毎年数人はいます。
今年も早速連絡してお会いしました。

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人間にとっての鏡は他人です。
人は他人という鏡を見る事によって自分を見つめ直すことが出来ます。
久しぶりに会った友人や知人に現在の自分がどう映っているかを確認する事も大切な様に思います。

久しぶりにお会いした友人はかつての僕の部下でした。
僕がサラリーマン時代、住宅展示場の展示場の店長だった時に新入社員として入社してきた人間でした。

正直申し上げますが、第一印象は随分と生意気だった男でした。
当時の住宅会社は殆どが夜討ち朝駆けが一世風靡していた時代でした。
コンプライアンスという言葉がまだ世間に聞こえていない時代でしたが、夜お客様宅に営業に行くのが通常当たり前でした。
そんな時代に、「私は定時に帰りたいです」と希望してきました。
「いいよ、うちの会社は結果さえ出せばOK、自由にしていいよ」と答えました。

その言葉を裏付けるようにびっくりしたのは意識の高さでした。
「契約予定のお客様がいます、一緒にお客様に会ってくれませんか?」
彼は内定してから、ずっと近所廻りをして建築の予定のあるお客様を見つけていたのでした。
先んずれば人を制す…の言葉通り、当然のように新入社員の契約(新人賞第1位)になりました。
またその後100カ月連続契約と偉業も達成しました。(とってもすごい事です)

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その彼は常日頃からこんな事も口にしていました。
「私は50才になるまでに仕事を辞めます、それまでにお金を貯めます」・・・と。
実は46才で彼は仕事を辞めました。
住宅営業も途中から完全歩合の営業に替わってプロの営業道を突っ走りました。
しっかりとお金を稼ぎ老後の生活資金も稼いだわけです。

僕の前に顔を出した彼は今年58才になっていました。
子供が3人、46才で孫が出来、また子供は3人とも大学を卒業しました。
「結構お金を使いました」と笑いながら答えていました。

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彼の趣味はと言えばジム通いです。
10代の時から毎週3~4回ジムに通っては身体のケアに懸命です。
今も変わらずジムに顔を出しては1回2^3時間汗を流すそうです。
40年近く体を鍛えているということになりますね。
おかげで今もムキムキのマッチョマンでした。
触らせてもらいましたが、凄い筋肉でした。

「意志あるところに道あり」という言葉があります。
彼と会うたびに感じる事です。
自分をしっかりと持っている、信念を曲げない、意志の強い人間というイメージです。

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一見変人のように思われるかもしれません。
が、実際長い付き合いになって思うことは協調性もあっていろんな付き合いにも顔を出したし、ものの考え方が合理的で斬新でした。
約束は遵守するし、人に借りをつくるようなこともしません。
また時間に対しての意識が全くもって違っていたように振り返ります。

人生に勝者と敗者があるとすれば、彼は間違いなく勝者のような気がしてなりません。

よく企業の研修などでお話しする事です。
「意識」を変えましょう!!と。
「意識」を変えると必ず起こる事は「行動」が変化する事です。
そして「行動」が変われば「結果」も変わってくるものです。

彼の今後もどんな生き方をするのか興味津々です。
おそらくは人一倍人生を楽しむのではと感じています。
かつての部下ではありますが、彼から学ぶ点も多々あります。
僕もしっかりと彼からも勉強させてもらい、しっかりとした人生のラストランを歩んでいきたいと思っています。

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author: Masahiko Kato
かつて国民的歌手だった三波春夫さんは「お客様は神様です」と連呼した演歌歌手でした。

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そしてその後、お客様は絶対、お客様の仰ることは何でも「はい」と聞く必要があります、といった時代が到来したことが記憶にあります。

僕のいた住宅会社にも早速C・S事業部が発足して、全国のお客様満足度の事業所別ランキングが入居後1年後のアンケートをベースに発表された思い出があります。

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そしてその結果が事業所評価の大きな対象になっていました。
その時期、お客様からのクレームに対してはとにかくナーバスになって胃がキリキリと、おまけに腸までがおかしくなってしまう状態にもなったことがあります。
お客様満足は、ある種の流行現象にも似た状況が存在しました。
(何か極端で、これはちょっとやりすぎ、おかしいのではないのかという想いがどこかにあったように思います)

ところが今やお客様は絶対ではありません。
お客様の言われることも理不尽な事には対応する必要はありません。

時代は流れました。
今や、何よりコンプライアンスが重要視されています。
そしてハラスメントあるあるの時代となってきています。
例えば・・・パワーハラスメント、セクシャルハラスメントは代表格でしょうか。

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他にも・・・モラルハラスメント、マタニティハラスメント、ジェンダーハラスメント、アルコールハラスメント、カスタマーハラスメントなど・・・。
いやいや、まだまだ・・・・・。
なんたって多様性の時代です。
ソーシャルハラスメント、メンハラハラスメント、マリッジハラスメント、エイジハラスメント、パタニティハラスメント、レイシャルハラスメント・・・。

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ウソでしょ!まだまだあるある・・・
リストラハラスメント、ロジカルハラスメント、テクノロジーハラスメント、時短ハラスメント、ラブハラスメント、逆ハラスメント、ノイズハラスメント、アカデミックハラスメント、ワクチンハラスメント、マスクハラスメント・・・。

毎日がハラスメントの地雷を踏まないようにぎくしゃくして動いている感覚にもなってしまいます。

仮に現在の「ものさし」でかつての自分(25年前)を計測すれば、間違いなくパワーハラスメントの対象になっている感じです。

ではどうしたらハラスメントの地雷を踏まなくて済むのでしょうか・・・?

ハラスメント防止10か条があります。
1、外見をほめない、けなさない。努力を褒める。
2、人と比較した発言をしない。
3、あだ名をつけない、あだ名で呼ばない。
4、個を尊重する。
5、プライベートに干渉しない。
6、励ますつもりでも体には触れない。
7、押し付けのアドバイスはしない。
8、性別にとらわれない。
9、職場での関係だから許されると甘えない。
10、上司と部下の立場は業務に関係する事だけだと知る。


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そして、あくまで僕なりの答えですが、
常日頃からしっかり周囲とコミュニケーションを取る事に尽きるでしょう。

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人間関係が希薄に思えてなりません。
メンバーに対してはマネージャーやリーダーから進んで歩み寄る事が大切。
ハラスメントなど気にならない関係つくりをすることが一番ですね。





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author: Masahiko Kato
僕の周りでは今年は静かに2025年が始まりました。
「おめでとうございます」
何がおめでたいかというと、皆さんの心が新鮮になったことではないでしょうか。
また、今年はこんな年にしたいという期待があることではないでしょうか。

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毎年神社・仏閣に参拝に出かけます。
かつては除夜の鐘が鳴っている内に、テレビでは紅白歌合戦が終わり「ゆく年・くる年」が始まったころに出かけたことも多かったように思います。

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今年はゆっくりと静かに懐かしい神社・仏閣を訪ねました。
例年は熱田神宮の初戎からというパターンでしたが、今年は1年かけていろんな神社や仏閣に足を運んでみようと考えています。
そういった中にはパワースポットも存在しますしね。

常日頃から疑問視していた「はて?」を、自分なりに検証してみました。
神社の数は日本全国では86640か所と言われます。
また仏閣の数は82346か所あるらしいです。
コンビニエンスストアの数が56000か所程度ですから約3倍、大変な数ですね。

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ご存じでしょうか・・・・神社や仏閣が一番全国で多いのは実は愛知県です。
神社だけで調べると、多いのは、第1位が新潟県の4689社、次いで兵庫県の3873社、そして福岡県の3410社、愛知県の3355社、岐阜県の3271社という順になります。
ちなみに沖縄県は47位で16社しか存在しません。
なぜ新潟県が神社が多いのでしょうか。
かつて明治のころですが新潟県は人口が全国で第1位だったことと、明治末期に政府が進めた神社合祀政策(1914年に全国の神社20万社以上の内7万社が取り壊された)の影響を受けなかったことによるようです。
愛知県に神社・仏閣が多い理由は信長・秀吉・家康の影響があります。
愛知になじみの深い戦国大名が建築に積極的だったことが所以の様です。
岐阜に神社の多いのは多くの宿場町があったことが原因と言われています。
また、人口一人当たりの神社の数は島根県が10万人当たり18,7社の神社が存在して一番多いそうです。

神道は特定の教祖や教えを持たない八百万の神を信仰する日本発祥の民族宗教です。
それに対して仏教はお釈迦様の教えをもとに修行し、悟りを開くことを目的としたインドが発祥の世界的宗教です。

外国人の方が時折不可思議に思われることの一つに日本人の宗教観があります。
日本人の実に多くが雑多な信仰を持っています。
子供が生まれた時には神社にお参りするのに、お葬式はお寺で(仏教)行う人が殆どですね。
クリスマス(キリスト教の儀式)を祝ったかと思うと、年末には打って変わって除夜の鐘を撞きに行き、翌日には神社に初もうでをしたりします。
自分の事を無宗教だと思ってる人が多いですね、だからこそ複数の神様や仏様を拝むことに違和感を持たないのかもしれません。
こうした日本人の信仰に対する特性を育んだ背景には、日本固有の神の信仰と外来の仏教信仰とを融合・調和する為に唱えられた「神仏習合」の歴史があったからだと考えられます。

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神教と仏教ではどちらが古いかと言えば神教です。
仏教は百済(現在の朝鮮)から西暦500年以降に伝わったとされています。
神教の始まりは自然崇拝、あらゆるものに神が宿るとされ、特に大木や山がその対象となっているようです。
神教は万物に神が宿り、それらの神を祀り、自らが正直な精神でいることで神々の加護を受けられると信じられているようです。
仏教は仏陀を唯一神として祀る宗教です。

新年早々、いろいろとうんちくを申し上げておりますが・・・。
前述しましたが、今年は例年にも増して、「なぜ?」もしくは「はて?」を大切にしていこうと思っています。

神社・仏閣を巡っているととっても奥が深い感覚に陥ります。
ワクワク感やドキドキ感も顔を出します。
いろんな疑問が頭をよぎり、歴史の世界が膨らんできます。
楽しい世界が持ち受けています。
何事にも興味や関心を抱くこと、夢中になる事に魅せられもします。

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「温故知新」の言葉があります。
今年はおそらく今までにもまして、世界が動くことでしょう。
地球的規模で我々の生活にも変化が起きてくると考えられます。

今年2025年が私達にとって幸せな明日に繋がっていく1年でありますように・・・。
皆さんが幸せに暮らされますように・・・。


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author: Masahiko Kato
大晦日です。
良いのか悪いのか、年の瀬は何かと心がざわつく感覚がいまだに在ります。
新しい年を迎えるにあたって、少なくとも気持ちが少しであってもリフレッシュされることはいい事ではと思います。

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毎年思う事ですが、過ぎ去っていく1年の早い事、時間軸で考えれば毎年が同じはずなのに、頭の中では加速度がついて流れていくのが実感です。
これは年齢と共に襲ってくるものであるのか、それとも世の中の変化が速くなってきていての感覚なのか、おそらくは双方が関わっているのでしょう。

明日からのお正月もおそらくはあっという間に過ぎ去っていくものに違いありません。
のんびりとゆっくりと時間を忘れてなんていう時代はとっくに過去の事となってしまっています。(これは世の中全体がそんな感じですね)

正月とGWだけが休日という忙しかった10年間がありましたが、幸いにしてというかコロナ禍以降、自分の時間が取れるようになってきています。
仕事が多忙なのはそれなりの充実感もありましたが、自分の時間があり、自由に動けることもまた嬉しいものです。

忙しかった自分へのご褒美で余生は好きに生きていきたいと思うのも決して我儘だけからだけじゃないように思っています。

あと何年出来るのかどうか不可解ですが、もう少し仕事も継続したく思っています。
その為に必要な事があります。
1、従順(素直)である事
2、勉強する事(世の変化をしっかりと把握し、方向性を示す事)
3、ポジティブである事
そして
4、成功への熱意・情熱・執念を持ち続ける事でしょうか。


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そのために必要な事としては健康であることです。
2年前に大きな腰の手術をしました。
2年間、出張時などを除いて年間に約300日以上自分なりにリハビリを継続しています。
今年の1月7日、15メートル走ってみたというメモがありました。
現在はどうでしょう、100メーターぐらいなら走ることが出来そうです。(かっこよい走りではありませんが…)
もっとも親しい人間からは「走る必要があるのか」なんてことも言われます。
確かに走る必要性はないのかもしれませんね。

まだまだ健康体とまでは言えませんが、ほんとに少しづつ回復してるような感覚があって、ちょっと救われています。
ほぼ毎日、1時間近くをウォーキングするのですが、最初は嫌々実行していたのが、最近は少しばかりイヤホンからのミュージックの助けを借りて楽しめるようになってきました。(これは嬉しい事です)

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健康人間へのチャレンジで掲げたことがありました。(チェックしてみます)
1、毎日30分以上の運動の徹底 ○
2、水を1日2ℓ以上のむ ○
3、間食を辞める ×
4、毎日野菜を食べる、多く取得する ○
5、甘いものを口にしない ×
6、大盛は厳禁、腹八分に制限する △
7、毎日ストレッチ運動を実行 ○
8、食事はゆっくり味わって食べる ×
9、お菓子類はほどほどに、徐々に減らしていく ×
10、麻日の健康チェックを欠かさない ○

意志が弱いのか、体重が減っていません。
食事が美味しくてつい食べてしまいます。(すみません、大いに反省です)
来年こそで頑張りたく思います。
健康であることも仕事と考えます。

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毎日をとにかくしっかりと生きていく事を宣言したく思います。
1、物事を始めていく力(挑戦力)を持って
2、物事を続ける力(継続力)をつけ
3、最後までやり続ける力(達成力)までやり続ける


よく仕事で口にします。
1、思ったことを言おう!
2、言ったことを実行しよう!
3、やり始めたらやり抜こう!

自分もやらなくては・・・。