カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
6月、ポートメッセ名古屋で講演の依頼を受け久々に公開セミナーを行いました。(普段の僕は会社の顧問の仕事が殆どです)
260社の企業が出展、2日間にわたってDXPOのネーミングで多くの来場者が集いました。
20セッションのセミナーのうち、営業系のセミナーは3講座、その中で僕は「できるマネージャーはここが違う、やる気を高める強い組織のつくり方」というテーマでお話しさせて頂きました。

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IT系のセミナーが殆どの中で、自らの成功体験をお話ししたのですが、AIの時代だからこそこうすれば勝てるというところをアピールしたわけです。

最近のデータによるとなりたい職業の一番は何と会社員、安定を望む人たちがそれだけ多いという事ですね。
また、職場が緩いと考えている人が40%近く存在するという現実、そういう職場だと自分が成長しているのかが不可解というのはうなづけます。
コンプライアンスやハラスメントを意識して部下指導が出来ない上司に喝ですね。
また77%が管理職になりたくないという驚きの事実もあります。
こういった意見は寂しい限りです。
魅力ある管理職が減ってきているのでしょうか。

そんな中で自分の経験上、業績アップに大いに寄与したメンバー指導が懐かしく思いおこされます。
東京での支店長時代、入社の順に大きく4つのグループに分けて社員の研修会を実施していました。
社員さん達の「やる気アップを喚起」させる為には、研修は楽しいもの、ノリの良い勉強会でないといけません。(‥‥という発想です。)

どんなことをやっていたのかを具体的に挙げてみると、
例えば、一番の若手グループに対しては・・・・・
・会社(積水ハウス)の歴史を理解してもらう
・契約書の理解・把握
・競合他社の特徴
・積算の理解・利益の認識
・人の褒め方・お客様の褒め方
・ゲイバーから学ぶ営業の基本体験
・私の10年後の夢 発表会

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モチベーションが一番低かったベテラングループには・・・・・
・退職後、将来の年金受領金額の理解・把握
・健康チェック
・カラオケでラップを歌う会
・高雄山への登山
・パソコン研修(苦手な社員が多かったんです)
・麻雀大会
・みんなで温泉、サウナで乾杯

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多少のおふざけもありますが、全て仕事中に実行した事でした。
まさに「ばかばかしい事を、いかに面白く感じて実行するか」でもありました。

当時の私は、厳しい支店長でもあり、自分からばかばかしい事を率先してやっていくのが大好きなおふざけ支店長でもありました。
結果、社員さん達の頑張りで3年間の東京での支店時代、年間売上は120億円から160憶円迄上がっていきました。

「怒る」のではなく「叱る」、「おだてる」のではなく「褒める」
一人一人を主役にする、仕事はゲーム化する、遊びの要素を入れる、ライバルを創る、
具体的な話をする、現実的な話をする、
ポジティブに考える、数字を使って話をする、しっかりと認めてあげる。
みんなみんな大切な事、忘れてはならない事ですね。

人間はみんな成長したいと思っている、いい人生を送りたいと思っているはず、大変だけどやりがいのある仕事なら懸命にやるはず・・・・・。
たった一度の人生だから後悔はしたく無い筈なんだ・・・。


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そんな中で素晴らしい社員さん達が育っていったのも事実です。
「自己実現」して生きている社員さん達万歳、良き仲間であってくれたことに感謝です。





カテゴリー:自由
author: Masahiko Kato
ご存じの様に好奇心が旺盛です。
やりたいことを行動に移してきました。
不器用ですが、そうやって結構我儘に自由さを保って生きてきたつもりです。

そんな中で趣味の一つに映画鑑賞があります。
そのルーツをさかのぼれば学生時代に池袋の文芸座でオールナイトの映画をちょくちょく見に行っていたことでしょうか。
狭い劇場でしたが、観客はいつも満員状態、任侠映画等、出演者が一人ひとり画像に映し出されるだけで、その都度「ウォー」という大きな歓声に館内が包まれたものです。
その独特の高揚感や雰囲気が大好きでした。

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昨年、映画を35本観ました。
年間に30本を目標にしていましたから予定以上です。
今年も1月は7本と過去最高で映画館へ足を運びました。
2月以降は月1-2本ペースで落ち着いていますが時間を作って足を運んでいます。
かつてと比べて映画館は設備が随分と良くなっていますね。
音響も素晴らしく、実に気持ちよく鑑賞できます。
但し2時間以上の大作になると、途中でトイレに立たないように、また空腹状態や睡魔にも注意が必要でもあります。(現実的な話です)
体調も万全で見る事が肝心です。
インドは映画が盛んですが、インド映画は3時間を超える作品が一般的です。
「RRR」などインド映画の特徴でもある独特の作品は踊りあり、アクションありで目が釘付けになりました。
日本映画ではかつて懐かしい小津安二郎監督作品ですが「東京物語」は途中休憩がありました。
「アラビアのローレンス」も4時間ほどの超大作だった記憶があります。

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最近ではトム・クルーズの「ミッション・イン・ポシブル」ブラッド・ピットの「エフワン」を鑑賞しました。
感心するのは主演の二人のアクションのすばらしさ、よくまああんなにというくらいに動きまくります。
勿論、色々と工夫はなさっておられるのでしょうが、トム・クルーズは1962年生まれの62才です。
確か僕が「トップガン」で目を皿のような状態にしてくれたのが1986年、「ラスト・サムライ」での活躍が2003年だったように記憶しています。
今回の作品でもスタントマンを使わないでの空中アクションはもうハラハラドキドキ状態でした。
常日頃からしっかりと鍛えている素晴らしい肉体には魅せられます。

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ブラッド・ピットも1963年生まれの61才の筈、「エフワン」での2時間40分の映像の殆どがレースの画像で、すべての映画をぶっちぎるような感覚の超高速体験、彼もまた衰えを知らないアクションの数々を見せてくれました。

実は最近、少しばかり自分の年齢が気になってきています。
そんな僕のネガティブさを吹き飛ばしてくれる二人の活躍はモチベーション・アップに貢献大と言えますね。

最近の日本映画では寺尾聡さんの「父と僕の終わらない歌」に感動し、10月に封切りの吉永小百合さんの「てっぺんの向こうにあなたがいる」も待ち遠しいですね。
映画によると、なんでも人生は8合目からが面白いらしいですから期待大です。

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7月25日からのどちらも日本映画で戦争が題材ですが、堤真一主演「木の上の軍隊」もいいし、8月は竹野内豊主演の「雪風」に魅せられます。
新シリーズの「ジェラシック・ワールド」もウキウキですし、11月の「TOKYOタクシー」は倍賞千恵子と木村拓哉の共演で、生きる、乗せておろしてまた生きる…の世界観も楽しみです。

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映画を鑑賞した後には次はこの作品を…といつもながら頭にインプットするのが僕のルーティーン、話題作「国宝」が次の候補です。





カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
全国の様々な企業から仕事のご依頼を受け務めさせて頂きます。
お陰様でこの仕事は旅好きの僕にはうってつけであるように感じています。
高校時代に将来は「旅を日常化したい」と希望したのがかなった感じで嬉しい限りです。
「思いは実現する!」と考える事は大切ですね。

現在の仕事のメインは企業の顧問です。
主に社長や幹部社員との話し合い、そして社員さんの研修です。
お付き合いの長い企業さんは10年をはるかに超えています。
社員さんより長くその企業に顔を出している勘定にもなります。
幹部から新人さん迄、さまざまな階層に至って研修を実施しています。

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そんな僕が、時折ついつい涙腺が緩むことがあります。
何かというと受講生さんからの研修レポートを目にする時です。

例えば・・・ある中間管理職さんからの感想文
『本日の研修でも、お話の一つ一つに「そうそう」と同調し納得できることがありました。部下からの相談で、今までは「そうだね」と同じ目線で話が終わっていましたが、答えの前に相手の考え、問題解決策を聞くようになりました。愚痴をこぼす時間があったら「効率の良い仕事」を常に考えて行動するチームにしたいです。「何もせず、だから失敗もしない」減点主義の社風にしてはいけないと考えます。』

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他の社員さんからの感想文
研修を通じて、新たな気付きや頭ではわかっていたが実行出来てなかったことを認識することが出来ました。どれも実行する事自体は特殊なスキルが必要でもなく、それぞれの気持ち、信念が重要になってくることですが、経験や年齢を重ねる事でなかなか周囲の人が言ってくれない事でもあります。間違っているのに周囲が注意してくれない、それが一番不幸な事だと思います。そういう意味でもこの研修は大変為になるモノだと感じました。』

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もう一人別の社員さんからの感想文
部下を成長させるためには、まず自分が成長しなければならないと強く感じました。部下が成長しない=自分の責任だと思い、貴重な人材を無駄にしないように日々意識します。それぞれ限られた時間の中でできるだけ無駄を省く、スケジュール管理を徹底する、目標に対して責任を持つ等、強く意識するようになりました。』

…といったように頂きます。
ああ、この人は真摯に考えてくれているのだなぁ…とか、うんうんそうなんだよね、とか、前向きでいい感じだね・・・とか嬉しい感想文に出会うのです。

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講師冥利に就くとはこんなことかもしれません。
但し、大切な事はしっかりと社長ともコミュニケーションを日頃から重ねて、会社の方針を認識しておく事、自分一人で動くのではなく社長の方針をしっかりと意識した上で研修に臨むという事でしょう。

あくまでも研修講師は企業からの依頼で成り立っていくものです。
研修等実施する事が依頼先の企業の右肩上がりの業績向上を約束するものとなり、企業と社員さん達、そして私迄トリプルウィンになっていく事が不可欠と言ってよいでしょう。

頑張って下さった社員さん達の益々のご活躍を祈らずにはおられません。




カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
「よくまあ、続いてますね」
そう言われることは嬉しいものです。
? 何のことかと言いますと、実はこのブログの事です。

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このブログの「記事一覧」をクリックして頂くと今まで書いてきたブログが全てご覧になれます。
ちなみに第1回目は2004年8月23日、友人からのアドバイスもあってとにかくブログというものを書いてみようと始めました。
とりあえず、挑戦しようと言った感覚で始めました。

「甲子園にての想い・・・」
大阪への仕事帰り、初めて甲子園球場へ足を運んで甲子園球児たちの熱い夏を心に刻んだ思い出を綴りました。
そしてその直後、アメリカ・ポートランドへ8日間、住宅視察に行ってきました。
住宅に関わる自分の仕事を真摯に見つめようとの気持ちの表れでもあったように振り返ります。

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最初のころはブログを書く頻度は月1回程度、しかも文章オンリー、あんまりおもしろいという感じではなかったですね。
「住宅コンサルタント」である自分の検索エンジンに少しでも寄与できればという根拠からという感じでしょうか・・・。

そしてブログに初めて写真を取り入れたのが2007年3月21日、「英雄伝説」と称して、住宅営業に携わる人たちにヒーローやヒロインになって頂きたいとの思いを綴らせて頂きました。
その後はずっと何らかの写真や絵をブログを一緒に表現させて頂いています。

日課として毎日書かせて頂いていた時もありました。
小学生時代の絵日記を思わせるような感覚でした。

2021年2月26日にブログを16年6か月継続して書いています・・・と書かせてもらいましたが、現在では20年10か月になろうとしています。
実はブログをどのくらいの数書いたのかが解らなくなってきています。(すみません)
細かくゆっくりと調べればわかるのでしょうが、推測で2850回ぐらいでしょうか。

かつて7年間に亘って業界新聞でしたが週に1回の連載(コラム)を書かせて頂いていましたが結構気を遣いました。
業界新聞とは言っても全国への発信ですから、新聞社の編集長さんにも毎回内容のチェックをして頂いていました。
実際に読者の方からのコラムに対してのご質問もありました。

それと比べるとブログは自由に書かせていただけます。
ですから内容が今一つチンプンカンプンの時もあるかと思いますが、お許しもいただける範囲かと・・・。

ブログの継続のおかげもあって「住宅コンサルタント」でグーグルでの検索順位はずっと第1位です。
「継続は力」と巷間よく言われます。

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時折、正直「何を書こうかな?」という日があります。
少しばかし悩んでしまう時が存在します。
そんな折、もう一人の自分が囁きます。
内容よりも楽しみながら気軽に書けばいいんじゃないの・・・と。

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そんな自分と戦いながらどこまで続くか不可解ですが、自分との会話でもあるブログをもう少し頑張ってみたく思います。
どうか今後もよろしくお願い申し上げます。






カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
このブログにも時折登場していますが個人的にスポーツ観戦が大好きです。
スポーツなら何でも来いと言った感じなのですが、敢えて言えば野球・ラグビー・駅伝・サッカー・アメフト・相撲といったところは興味津々ですね。
特にアマチュア野球(高校野球や大学野球)は目が離せないというか、つい先日も東京6大学野球は釘付け状態でパソコンで観戦していました。
現在も全日本大学野球選手権大会が行われており、Jスポーツで時間が許す限り目が皿になっている状態です。

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そんな中で躍動する選手たちのプレーももちろんですが、その選手たちに向かってに熱い声援をする応援団の一生懸命さにも心が持っていかれます。
応援団は大きく分けると3つの組織で構成されています。
1つはリーダー部、2つ目はチアリーダー、そしてもう一つが吹奏楽団です。
その中で全体の士気を高揚させるリーダー部はかつて男たちの象徴、バンカラが何よりの売りでもあったように思います。
話しかけても無口でというか、ひたすら寡黙を守り、異様な雰囲気を醸し出していて独特の存在感があり、時として怖いと言った感じさえ漂わせていたものです。

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ところが最近では応援団のリーダーたちに大きな変化が見られるようになっています。
例えば現在の東京6大学でいえば立教大学の応援団長は林田萌恵子さんが担っています。この何年間6大学に在っては女性の進出が数多くみられるようになってきました。
勿論、過去には全く考えられなかったことです。
本人曰く、「これまでも女性がリーダーになるのが当たり前とみられるようになれば…という思いで応援活動をしてきました」と、学ランをまとって凛として選手たちに熱い声援を送っておられます。
他の大学や高校においても徐々にそういった傾向が現実化してきています。

話が変わりますが、
日本の企業においての女性管理職比率は2022年度は12、7%と記憶しています。
G7の中でも日本は最低、早急の改善の必要性が問われています。

世界を目にやれば・・・明白な女性の活躍が見られます。
インディラ・ガンジー(インド初の女性首相)
マーガレット・サッチャー(イギリス初の女性首相)
アウン・サン・スー・チー(ミャンマー・ノーベル平和賞受賞者)
エレン・ジョンソン・サーリーフ(リベリア・アフリカ初の女性大統領)
アンゲラ・メルケル(ドイツ首相)

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一般に、 日本における女性の管理職の比率が低い理由として言われているのが・・・
1、管理職の負担が大きい(業務の増加・部下のマネジメントで拘束される)
2、過剰な配慮を行っている(周囲が一方的に子育て中の女性社員への配慮だと思い込
み、出張や部署異動・新規プロジェクトなどへの挑戦を加えない)
3、社内にロールモデルとしての女性が存在しない
‥‥という事でしょうか。

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2024年11月、厚生労働省は女性の管理職比率について従業員101名以上の企業に対して公表を義務付けました。(以前は301人以上でしたから多少の前進ですが…)
人手不足もあって女性の雇用には積極的な企業は多いと感じますが、更に夢を持って女性が伸び伸びと仕事に従事できる様、世界的レベルに追い付けるようスピードを持った変化を期待したいものです。

国は2030年までに女性の管理職比率を30%に引き上げるよう指導しています。
各企業に在ってはトップの意識が何より重要だと考えます。
女性管理職が増える事は企業に対してのイメージが上がるものと信じてやみません。




カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
皆それぞれ人生において転機がありますが、高校時代に僕の大きな転機がありました。
中学校までの義務教育と違って高校時代からは、厳しい教育者であった親も随分と僕の自主性を許してくれました。
反抗期も手伝って、学校もよくサボタージュしたものです。
何とか最低基準の出席日数は確保して卒業はしましたがとにかく学校の勉強はしなかったですから成績は悪いものでした。
よくもまあ親が寛大だったと改めて感心したりもします。
それでもクラスから選ばれて生徒会の書記を務めたり、好きな吹奏楽でラッパ(トロンボーン)を吹いてパレードや野球の応援には参加していました。
また定期的に寝袋を背負ってヒッチハイクの旅に出ていました。

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そんな高校時代、当時学習研究社から毎月発刊されていた「高3コース」という受験生向けの雑誌に決まって投稿していました。
なんでも詩人の寺山修司さんが詩部門の選者で、憧れの寺山修司さんに自分の作品を診てもらう事が嬉しかった記憶があります。
ところが詩はなかなか入選せず、決まって入選していたのは川柳部門でした。
ちなみにその折の僕の川柳コーナーへの投稿ネームが「加藤笑月」と名乗っていました。
投稿の常連さん達の誌上座談会に誘われたこともあります。
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毎年恒例の「サラリーマン川柳」が今年も発表されました。
ちなみに川柳の起源は日本の伝統的な短歌にたどり着きます。
皆さんご存じでしょうが、川柳も俳句も5・7・5のリズムで詠む口語の定型詩です。
ところが俳句には季語がありますが、川柳には季語を用いる必要性はありません。
そして俳句は自然に関する内容が多く情景描写などを表現するものです。
一方川柳は人間・及び人間社会に関する内容を表現するものと言えます。

今年の「サラリーマン川柳」の入賞作はというと・・・
第1位 「AIの使い方聞くAIに」
第2位 「久しぶり 笑顔は出るが 名前出ず」
第3位 「セルフレジ 母に店員 二人つく」
第4位 「妻描く 老後プランに オレ不在」
第5位 「何食べたい? いった料理は 出てこない」
…といった感じです。
ついつい「なるほどぉ」と納得の川柳群です。

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毎年思いますが実に巧妙にタイムリーな話材を表現しますね。(感心します)
確か今年で38回目になるのではと記憶していますが、かつての第1位作品を並べてみると当時の時代背景がくっきりと浮かび上がってきます。
・31回 「スポーツジム 車で行って チャリをこぐ」
・26回 「いい夫婦 今じゃどうでも いい夫婦」
・21回 「空気読め それより部下の 気持ち読め!!」
・15回 「デジカメの エサは何だと 孫に聞く」
・11回 「我が家では 子供ポケモン パパのけもん」
・6回 「いい家内 10年たったら おっ家内」

・・・なるほどといった内容がいっぱいですね。

川柳には3つの要素があります。
1、うがち
物事を正面からでなく、斜めやうしろ、様々な角度から見るという事。
2、軽み
少ない言葉の中に庶民性や通俗性を含ませること
3、おかしみ
日常の中から醸し出された意図しない笑いや滑稽さ

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個人的には俳句ではなく川柳と相性がよさそうです。
また現在のコンサルタントの仕事にも川柳が通じるものがあるように感じています。
江戸時代にも同じような時代へのメッセージが存在したように思えてなりません。
時代を透徹した確かな「眼」で見つめながら、足をしっかりと「地」に着けて歩いていきたいものです。







カテゴリー:自由
author: Masahiko Kato
欲張りなんでしょうか?
いろんなものに興味や関心があります。
この年になってもやりたいことがたくさんあります。
いやむしろ年齢が高くなってから色々とやりたいことが増えている感じさえあります。
時のすぎていくのが速いですね。
毎日があっという間に過ぎ去っていきます。
おそらくは好きな事をやっているからかもしれません。
何でも楽しい事は時間が短く感じるものですね。
例えばスポーツ観戦、映画鑑賞、食事作り、そして仕事も楽しいものです。

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直近の『住宅産業新聞』に積水ハウス建設の入校式での社長の教育訓練センターの話が掲載されていました。
「好きな事を仕事にできている人は、世の中のほんの一握り。皆さんは好きな事を仕事にできる幸せへのスタートラインに立てた」とエールを送ったという事です。

振り返れば僕もサラリーマン時代、住宅営業の仕事に大変さも感じていましたが、徐々に契約が取れるようになって、竣工した住まいをお客様とご一緒に喜びを共有する機会が増えていくと楽しいという気持ちが起きてきたように思います。
お客様の一生の一番大きな買い物であろう住まいを、お客様と一緒になって味わう歓びはひとしおでした。

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あるお客様からこういわれました。
今でもはっきりと記憶しています。
「あなた方の仕事は素晴らしい仕事ですね。作品である住宅が徐々に出来上がっていく建築の過程を見つめ、完成の折にはお客様と一緒になって喜びあえるんですね。実に羨ましい、大変かもしれませんがやりがいのある仕事ですね」と。

ハッとして覚醒したことを覚えています。
そういったことを意識し始めるとなおさらに住宅の営業の仕事が楽しくなっていったような感じがしてなりません。
支店長(マネージャー)としての仕事もまた楽しいものでした。
今も多くの社員さんの一人一人の顔、取引業者さんの顔が瞼に浮かびます。
皆さんに支えられて自分があったと振り返ります。
毎日が走馬灯のように流れていきました。

そして現在の仕事も一期一会の出会いもありますし、また関与先の企業様の業績の進捗も常に気になって向上していってくれるのが嬉しくてたまりません。
自分と同年齢の人たちが少しづつリタイアしていく寂しい現実も垣間見る事がありますが、まあこの辺りは自然体で考えるようにしています。
「我が道を行く」といった感覚でしょうか。

最近はコンプライアンスの関係もあって、かつてはこのブログにもいろいろと関与先企業の情報を具体的に書かせて頂きもしましたが、現在は企業情報はなるべくはあからさまにはしないように心がけています。
時代の変化と言ってよいでしょう。

顔を出させて頂いている企業様においては、なるべくは仕事を愉しむような工夫を提案もしています。
いつも申し上げますが社員さんが愉しんで仕事をしている会社が業績アップしている様な気がしてなりません。
そしてまた自分の仕事上の義務として、皆さんに仕事を楽しむための提案をするようにもしています。

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夢の実現に向けて邁進していってくれた社員さんも数多くいらっしゃいます。
このブログでも紹介しましたが、東京の支店時代の社員さんである現在M&Aキャピタルパートナーズの社長である中村悟君などはその典型です。
東証一部上場の企業となり、社員の1人当たりの年収は全国第1位です。
素晴らしい夢を実現しています。
彼一人にとどまらず、素晴らしい人生を歩んでいる人たちが生まれています。

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彼らの情熱に少なからず灯を付けることが出来たのは、今の自分の誇りでもあります。
関与先企業に合っても、業績の伸びは顧問として、講師として嬉しい事です。
徐々に歩みは、少なからず細くはなってきましたが「好きな事」を継続する歩みは失いたくないですね。
「意志あるところに道あり」
悔いなき人生を全うしたいものです。






カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
数年前にジャーナリストの田原総一朗さんの講演をお聴きしました。
結構前の席で目を凝らして真剣にお話を伺っていたら、偶然にも田原さんと目が合って、その後随分と僕の方を見つめてお話しされた記憶が残っています。
有難い事で、受講者の僕はしっかりとうなづき、相槌をうって、また講演後は大きな拍手をいたしました。

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その田原総一朗さんが頑張っておられます。
何と91才になられたらしいです。
僕にとっては何とも嬉しい限りです。
BS朝日テレビでは日曜18時から「クロスファイア」の司会もしっかり継続されておられます。
ああやって前向きに仕事をなさることが何よりの健康の秘訣のような気がします。
動画では田原総一朗さんの朝食を題材にしたものも在ります。
随分と朝から多くのメニューを食しておられます。

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田原さんの朝食は何と「田原総一朗の生態密着シリーズ」とのタイトルで動画になっていました。
その朝食の一例です。
・乳酸菌飲料(ヤクルト1000)
・野菜ジュース
・麦茶
・リンゴジュース
・ポーチドエッグ
・牛乳
・レタス
・食パン(トースト+バター)
・果物
・ヨーグルト(R-1)
・アンパン
・温かいお茶

ざっとこんな感じなのですが、書物が山と積まれた書斎の一角で食しておられました。
その量と品数の多さに驚きましたが、あのバイタリティの原動力を感じました。
食後の後片付けもばっちりで流石です。
見習いたいものです。

食べる事は大切ですね。
そして、睡眠と、運動は不可欠です。


僕も2年半前に大きな手術をいたしましたが、その後もリハビリを継続しています。
ほとんど毎日約1時間のウォーキングを実施しています。
目安として1日7000歩動くようにしています。
幸いにして歩くのにもって来いの市営の遊歩道がオフィスの近くにあります。
手術後一時期は車いすだったのですが、今では仕事にも支障はありません。
(多少、手術の後遺症があって歩きにくい現実はありますが…)
睡眠は7時間程度眠るようにしています。
平均して夜の12時就寝、朝7時起床という感じでしょうか。
殆ど熟睡ですが、多少起床時が辛い場合がありますのが気になる点です。

嬉しいのは食欲がしっかりとあるという事です。
田原さんには及びませんが食欲旺盛、食事が楽しみですね。
美味しい物にはついつい手が出てしまいます。
結構自分でいろいろとレシピを観ながら料理もするようになりました。
最近はカロリー計算をして健康管理も意識するようになりました。
野菜と魚・肉はなるべく食べるようにしています。
大正製薬さんの「あすけん」というアプリを使わせてもらっています。
毎日のデータを取ってグラフにしています。
体重・体脂肪・体年齢・血圧・内臓脂肪レベル・骨格筋率・基礎代謝・BMIなどは3年以上グラフになっています。

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いろんな人との交流も健康に有効な気がします。
脳のトレーニングをしたり、本を読んだり、テレビを観たり、何事にも関心を持つことも重要な気がします。

ウォーキングで歩くのも手術後はきつかったですが、少しづつ和らいできました。
歩くのも仕事と自分に言い聞かせて一歩一歩足を前に出しています。

健康が一番、田原総一朗さんをお手本にして頑張る覚悟です。
何でも今年は昭和から数えて100年、大きな転換期になるそうで、確かにそんな感覚がありますね。

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懐かしいフォークシンガー加川良さんの『教訓1』の歌にもあります。
♪命は一つ、人生は1回、だから命を捨てないようにね・・・と。
大切な命、大事にしたいものです。





カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
「仕事を遊びにしてしまおう!」
なんてことをあえて社員さん達に呼びかけたことがあります。
「仕事がどうして遊びになるんですか・・・?」という質問もありました。

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どうしても仕事というものが大変なもの、辛いもの、時には苦しさも伴うものといった概念を持ちがちかもしれません。

僕の答えはこうでした。
単純に遊びの定義が楽しい事をするものであれば、仕事を楽しいものにしたならば仕事は遊び化されたということになります。
つまりは日々の仕事を愉しむものに変化させていく事が肝要です。

そのために必要な事は仕事が自分にとって大切な事を知る事仕事ができる喜びを感じる事、家族がある人にとっては家族を扶養する使命感のある労働でもあります。
家族から期待され、仕事をすることは家族を幸せにすることにもつながります。

仕事を愉しめば自然と能率も上がります。
仕事が自分の成長に繋がっていく事も多々あります。
周囲や上司から仕事での成長を認められることはとても嬉しい事でもあります。

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僕の著書に『すごい部隊のつくり方』という書があります。
全部で17冊ある書の中で最初に書かせて頂いた書です。
要領がわからなくて出版社さんに知恵もいただきライターさんを紹介されてお手伝いして頂きました。
僕とライターさんは名古屋と東京の遠距離でしたが、5回ほどお会いして懸命に声を出しながら、書を書きあげました。
駅の近くにあるカラオケルームを利用して(歌はもちろん歌いませんが)缶詰めになって1回につき6時間から8時間しっかりと充実した時間を持ち完成させました。

嬉しかったのはコンビニ業界のファミリーマートさんが1万Ⅰ千冊まとめて購入して下さったことです。
つまり販売後の一時期全国のファミリーマートさんのビジネスコーナーにに僕の書が並んだわけです。
全国どこへ行ってもファミリーマートさんには僕の書がおいてあって夢心地の時期だったように振り返ります。

その書に書かせて頂いた「すごい部隊」は現実に僕が積水ハウスの支店長時代に業績向上していった現実の存在した支店の姿です。

仕事でしたから厳しさも伴ったと思いますが、それでもみんなの力で年間60億円の売り上げが6年間で120億円まで上がっていったのです。
社員さんがみんな活き活きしていました。
仕事量ももちろん多かったと思いますが、楽しかった思い出がいっぱい詰まっています。
一人一人の社員さん達の成長の姿も実感できました。
自信に充ち溢れた社員さん達の顔がまぶしく思えました。

その時僕は感じました。
みんなみんな燃えたいと思っている、懸命に仕事に向かいたいと考えてもいるのだと。

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打ち上げの時にみんなで輪になって歌った「サライ」の大合唱、仕事でも涙する事もあるんだと気づきもありました。
社員さん達一人一人もまた仕事を通じて感動できる喜びを知ったようでした。

僕は信じています。
どんなに時代が変わろうと、人間は燃えたい何かを持っているのだろうと。
それをうまく引き出してあげるのはマネジメントに携わる人間の務めでもあります。

しっかりと社員さんに関心を持ちながら、コミュニケーションする事。
お客様の喜ばれる姿をいつも見つめながら、お客様の立場に立って仕事に努める事。

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会社の顧問のいつもの仕事を離れて、企業の研修講師といういつもの自分と違って、また企業からの依頼の講演でもなく、公開型のセミナーを6月は実施いたします。

時代がどんなに変わっても、燃えたいと考える人たちが必ずや存在することを信じて元気な声を当日はお届けしたいと考えています。





カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
テレビを観る事が好きです。
その日のニュースやドキュメンタリー、ビジネス関連などの番組、歴史もの、「あんぱん」等の連続ドラマは面白いですね。
なかでも好きな番組は「カンブリア宮殿」「ガイヤの夜明け」「情熱大陸」「プロジェクトX」は殆ど欠かさず観ています。

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4月の「カンブリア宮殿」は若い経営者が出演されていました。
一人は25才の若い社長、HA=LUの岡 春跳社長です。
昨年創業したばかりの企業ですが脚光を浴びています。
興味を持ったのは社員の採用の手法、SNSで知ってZOOMで話して採用するとの事です。
そしてその基準は「素直」であるかどうかもう一つはパリピであるかどうか・・・。
そして昭和的な情熱を持っているかどうかでした。

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もう一人のこの日の出演の社長はYUTORI社長、片石貴展社長、この人は31才。
創業7年で最年少社長で株式上場です。すごいですね。
インスタグラムで良い動画が出来るかどうかが判断基準という事です。
成果が出ない事をやっていることが今の若者には苦痛であるという持論を言われてます。
バズレない人は入社出来ない(SNSが出来ないとダメ)
昭和の時代を令和で実現したい(昭和をアップデートしたい)と言われていました。

お二人に共通した思いが昭和の時代の復活でした。

確かにかつてこのブログでも書かせて頂きましたが、日本においては「熱意」ある社員がいつの間にやらいなくなってきていて、いつのまにやら世界からも日本人は働かない民族というレッテルを張られているような感じがします。

1990年代半ば以降、市場や技術動向の変化に対応できず、競争力を失った多くの日本企業、その凋落の一因に会社員のやる気が影響しているのは間違いないでしょう。

物事を減点主義で考えるようになってしまい、何かといえばすぐさまハラスメントに結びつける、コンプライアンスもほどほどにという感覚がします。
社員どうしのコミュニケーションの不足、社内の人間関係のぎくしゃくさも大きな問題です。

ところでブログの冒頭に「パリピしてますか?」と謳わせて頂きました。
その意味はお判りですか?
「パリピとは多くの人が集まる場所に行ってみんなで盛り上がる事を好む人といった意味です。
クラブや、様々なイベント、フェスなどでたくさんの人と集まり、騒いだり、パーティをしたりすることが好きな人を指します。
パリピするとは仲間と一緒に騒ぐといった意味と考えてよいでしょう。」

振り返れば昭和の時代、僕としてはサラリーマン時代にさかのぼりますが、仕事を毎日しっかりとし、その後は社員通しの盛り上がり会が必ずと言って存在しました。
まさに日々パリピしていたわけです。

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若い情熱家の社長二人の口から共通して出てきたのは、過ぎ去った「昭和」の時代の復活でした。
「やる気」を無くした社員の活性化は必須事項でしょう。
企業内にたった6%としかいないと言われる「やる気」ある社員、「やる気のない」70%の社員、「迷惑を掛けている」24%の社員の構成が変化してこれば企業の業績も随分と良い方向へ変わっていく事でしょう。

先日4月29日はおりしも「昭和の日」でした。
おそらく日本の一番輝いていた時代は「昭和」であったであろうと思われます。
明日の日本は素晴らしい国になるに違いないと誰もが信じていた時代が昭和にはあったと思えてなりません。

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企業経営者はもちろん、マネジメントに携わる社員さん達の重要な使命は「やる気」溢れる社員さん達の育成に他ありません。

もっともっと活気に満ちた企業がたくさん欲しいものです。
生きていく事の歓びも日々感じていたいものですしね。