カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
「よくまあ、続いてますね」
そう言われることは嬉しいものです。
? 何のことかと言いますと、実はこのブログの事です。

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このブログの「記事一覧」をクリックして頂くと今まで書いてきたブログが全てご覧になれます。
ちなみに第1回目は2004年8月23日、友人からのアドバイスもあってとにかくブログというものを書いてみようと始めました。
とりあえず、挑戦しようと言った感覚で始めました。

「甲子園にての想い・・・」
大阪への仕事帰り、初めて甲子園球場へ足を運んで甲子園球児たちの熱い夏を心に刻んだ思い出を綴りました。
そしてその直後、アメリカ・ポートランドへ8日間、住宅視察に行ってきました。
住宅に関わる自分の仕事を真摯に見つめようとの気持ちの表れでもあったように振り返ります。

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最初のころはブログを書く頻度は月1回程度、しかも文章オンリー、あんまりおもしろいという感じではなかったですね。
「住宅コンサルタント」である自分の検索エンジンに少しでも寄与できればという根拠からという感じでしょうか・・・。

そしてブログに初めて写真を取り入れたのが2007年3月21日、「英雄伝説」と称して、住宅営業に携わる人たちにヒーローやヒロインになって頂きたいとの思いを綴らせて頂きました。
その後はずっと何らかの写真や絵をブログを一緒に表現させて頂いています。

日課として毎日書かせて頂いていた時もありました。
小学生時代の絵日記を思わせるような感覚でした。

2021年2月26日にブログを16年6か月継続して書いています・・・と書かせてもらいましたが、現在では20年10か月になろうとしています。
実はブログをどのくらいの数書いたのかが解らなくなってきています。(すみません)
細かくゆっくりと調べればわかるのでしょうが、推測で2850回ぐらいでしょうか。

かつて7年間に亘って業界新聞でしたが週に1回の連載(コラム)を書かせて頂いていましたが結構気を遣いました。
業界新聞とは言っても全国への発信ですから、新聞社の編集長さんにも毎回内容のチェックをして頂いていました。
実際に読者の方からのコラムに対してのご質問もありました。

それと比べるとブログは自由に書かせていただけます。
ですから内容が今一つチンプンカンプンの時もあるかと思いますが、お許しもいただける範囲かと・・・。

ブログの継続のおかげもあって「住宅コンサルタント」でグーグルでの検索順位はずっと第1位です。
「継続は力」と巷間よく言われます。

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時折、正直「何を書こうかな?」という日があります。
少しばかし悩んでしまう時が存在します。
そんな折、もう一人の自分が囁きます。
内容よりも楽しみながら気軽に書けばいいんじゃないの・・・と。

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そんな自分と戦いながらどこまで続くか不可解ですが、自分との会話でもあるブログをもう少し頑張ってみたく思います。
どうか今後もよろしくお願い申し上げます。






カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
このブログにも時折登場していますが個人的にスポーツ観戦が大好きです。
スポーツなら何でも来いと言った感じなのですが、敢えて言えば野球・ラグビー・駅伝・サッカー・アメフト・相撲といったところは興味津々ですね。
特にアマチュア野球(高校野球や大学野球)は目が離せないというか、つい先日も東京6大学野球は釘付け状態でパソコンで観戦していました。
現在も全日本大学野球選手権大会が行われており、Jスポーツで時間が許す限り目が皿になっている状態です。

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そんな中で躍動する選手たちのプレーももちろんですが、その選手たちに向かってに熱い声援をする応援団の一生懸命さにも心が持っていかれます。
応援団は大きく分けると3つの組織で構成されています。
1つはリーダー部、2つ目はチアリーダー、そしてもう一つが吹奏楽団です。
その中で全体の士気を高揚させるリーダー部はかつて男たちの象徴、バンカラが何よりの売りでもあったように思います。
話しかけても無口でというか、ひたすら寡黙を守り、異様な雰囲気を醸し出していて独特の存在感があり、時として怖いと言った感じさえ漂わせていたものです。

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ところが最近では応援団のリーダーたちに大きな変化が見られるようになっています。
例えば現在の東京6大学でいえば立教大学の応援団長は林田萌恵子さんが担っています。この何年間6大学に在っては女性の進出が数多くみられるようになってきました。
勿論、過去には全く考えられなかったことです。
本人曰く、「これまでも女性がリーダーになるのが当たり前とみられるようになれば…という思いで応援活動をしてきました」と、学ランをまとって凛として選手たちに熱い声援を送っておられます。
他の大学や高校においても徐々にそういった傾向が現実化してきています。

話が変わりますが、
日本の企業においての女性管理職比率は2022年度は12、7%と記憶しています。
G7の中でも日本は最低、早急の改善の必要性が問われています。

世界を目にやれば・・・明白な女性の活躍が見られます。
インディラ・ガンジー(インド初の女性首相)
マーガレット・サッチャー(イギリス初の女性首相)
アウン・サン・スー・チー(ミャンマー・ノーベル平和賞受賞者)
エレン・ジョンソン・サーリーフ(リベリア・アフリカ初の女性大統領)
アンゲラ・メルケル(ドイツ首相)

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一般に、 日本における女性の管理職の比率が低い理由として言われているのが・・・
1、管理職の負担が大きい(業務の増加・部下のマネジメントで拘束される)
2、過剰な配慮を行っている(周囲が一方的に子育て中の女性社員への配慮だと思い込
み、出張や部署異動・新規プロジェクトなどへの挑戦を加えない)
3、社内にロールモデルとしての女性が存在しない
‥‥という事でしょうか。

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2024年11月、厚生労働省は女性の管理職比率について従業員101名以上の企業に対して公表を義務付けました。(以前は301人以上でしたから多少の前進ですが…)
人手不足もあって女性の雇用には積極的な企業は多いと感じますが、更に夢を持って女性が伸び伸びと仕事に従事できる様、世界的レベルに追い付けるようスピードを持った変化を期待したいものです。

国は2030年までに女性の管理職比率を30%に引き上げるよう指導しています。
各企業に在ってはトップの意識が何より重要だと考えます。
女性管理職が増える事は企業に対してのイメージが上がるものと信じてやみません。




カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
皆それぞれ人生において転機がありますが、高校時代に僕の大きな転機がありました。
中学校までの義務教育と違って高校時代からは、厳しい教育者であった親も随分と僕の自主性を許してくれました。
反抗期も手伝って、学校もよくサボタージュしたものです。
何とか最低基準の出席日数は確保して卒業はしましたがとにかく学校の勉強はしなかったですから成績は悪いものでした。
よくもまあ親が寛大だったと改めて感心したりもします。
それでもクラスから選ばれて生徒会の書記を務めたり、好きな吹奏楽でラッパ(トロンボーン)を吹いてパレードや野球の応援には参加していました。
また定期的に寝袋を背負ってヒッチハイクの旅に出ていました。

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そんな高校時代、当時学習研究社から毎月発刊されていた「高3コース」という受験生向けの雑誌に決まって投稿していました。
なんでも詩人の寺山修司さんが詩部門の選者で、憧れの寺山修司さんに自分の作品を診てもらう事が嬉しかった記憶があります。
ところが詩はなかなか入選せず、決まって入選していたのは川柳部門でした。
ちなみにその折の僕の川柳コーナーへの投稿ネームが「加藤笑月」と名乗っていました。
投稿の常連さん達の誌上座談会に誘われたこともあります。
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毎年恒例の「サラリーマン川柳」が今年も発表されました。
ちなみに川柳の起源は日本の伝統的な短歌にたどり着きます。
皆さんご存じでしょうが、川柳も俳句も5・7・5のリズムで詠む口語の定型詩です。
ところが俳句には季語がありますが、川柳には季語を用いる必要性はありません。
そして俳句は自然に関する内容が多く情景描写などを表現するものです。
一方川柳は人間・及び人間社会に関する内容を表現するものと言えます。

今年の「サラリーマン川柳」の入賞作はというと・・・
第1位 「AIの使い方聞くAIに」
第2位 「久しぶり 笑顔は出るが 名前出ず」
第3位 「セルフレジ 母に店員 二人つく」
第4位 「妻描く 老後プランに オレ不在」
第5位 「何食べたい? いった料理は 出てこない」
…といった感じです。
ついつい「なるほどぉ」と納得の川柳群です。

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毎年思いますが実に巧妙にタイムリーな話材を表現しますね。(感心します)
確か今年で38回目になるのではと記憶していますが、かつての第1位作品を並べてみると当時の時代背景がくっきりと浮かび上がってきます。
・31回 「スポーツジム 車で行って チャリをこぐ」
・26回 「いい夫婦 今じゃどうでも いい夫婦」
・21回 「空気読め それより部下の 気持ち読め!!」
・15回 「デジカメの エサは何だと 孫に聞く」
・11回 「我が家では 子供ポケモン パパのけもん」
・6回 「いい家内 10年たったら おっ家内」

・・・なるほどといった内容がいっぱいですね。

川柳には3つの要素があります。
1、うがち
物事を正面からでなく、斜めやうしろ、様々な角度から見るという事。
2、軽み
少ない言葉の中に庶民性や通俗性を含ませること
3、おかしみ
日常の中から醸し出された意図しない笑いや滑稽さ

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個人的には俳句ではなく川柳と相性がよさそうです。
また現在のコンサルタントの仕事にも川柳が通じるものがあるように感じています。
江戸時代にも同じような時代へのメッセージが存在したように思えてなりません。
時代を透徹した確かな「眼」で見つめながら、足をしっかりと「地」に着けて歩いていきたいものです。







カテゴリー:自由
author: Masahiko Kato
欲張りなんでしょうか?
いろんなものに興味や関心があります。
この年になってもやりたいことがたくさんあります。
いやむしろ年齢が高くなってから色々とやりたいことが増えている感じさえあります。
時のすぎていくのが速いですね。
毎日があっという間に過ぎ去っていきます。
おそらくは好きな事をやっているからかもしれません。
何でも楽しい事は時間が短く感じるものですね。
例えばスポーツ観戦、映画鑑賞、食事作り、そして仕事も楽しいものです。

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直近の『住宅産業新聞』に積水ハウス建設の入校式での社長の教育訓練センターの話が掲載されていました。
「好きな事を仕事にできている人は、世の中のほんの一握り。皆さんは好きな事を仕事にできる幸せへのスタートラインに立てた」とエールを送ったという事です。

振り返れば僕もサラリーマン時代、住宅営業の仕事に大変さも感じていましたが、徐々に契約が取れるようになって、竣工した住まいをお客様とご一緒に喜びを共有する機会が増えていくと楽しいという気持ちが起きてきたように思います。
お客様の一生の一番大きな買い物であろう住まいを、お客様と一緒になって味わう歓びはひとしおでした。

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あるお客様からこういわれました。
今でもはっきりと記憶しています。
「あなた方の仕事は素晴らしい仕事ですね。作品である住宅が徐々に出来上がっていく建築の過程を見つめ、完成の折にはお客様と一緒になって喜びあえるんですね。実に羨ましい、大変かもしれませんがやりがいのある仕事ですね」と。

ハッとして覚醒したことを覚えています。
そういったことを意識し始めるとなおさらに住宅の営業の仕事が楽しくなっていったような感じがしてなりません。
支店長(マネージャー)としての仕事もまた楽しいものでした。
今も多くの社員さんの一人一人の顔、取引業者さんの顔が瞼に浮かびます。
皆さんに支えられて自分があったと振り返ります。
毎日が走馬灯のように流れていきました。

そして現在の仕事も一期一会の出会いもありますし、また関与先の企業様の業績の進捗も常に気になって向上していってくれるのが嬉しくてたまりません。
自分と同年齢の人たちが少しづつリタイアしていく寂しい現実も垣間見る事がありますが、まあこの辺りは自然体で考えるようにしています。
「我が道を行く」といった感覚でしょうか。

最近はコンプライアンスの関係もあって、かつてはこのブログにもいろいろと関与先企業の情報を具体的に書かせて頂きもしましたが、現在は企業情報はなるべくはあからさまにはしないように心がけています。
時代の変化と言ってよいでしょう。

顔を出させて頂いている企業様においては、なるべくは仕事を愉しむような工夫を提案もしています。
いつも申し上げますが社員さんが愉しんで仕事をしている会社が業績アップしている様な気がしてなりません。
そしてまた自分の仕事上の義務として、皆さんに仕事を楽しむための提案をするようにもしています。

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夢の実現に向けて邁進していってくれた社員さんも数多くいらっしゃいます。
このブログでも紹介しましたが、東京の支店時代の社員さんである現在M&Aキャピタルパートナーズの社長である中村悟君などはその典型です。
東証一部上場の企業となり、社員の1人当たりの年収は全国第1位です。
素晴らしい夢を実現しています。
彼一人にとどまらず、素晴らしい人生を歩んでいる人たちが生まれています。

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彼らの情熱に少なからず灯を付けることが出来たのは、今の自分の誇りでもあります。
関与先企業に合っても、業績の伸びは顧問として、講師として嬉しい事です。
徐々に歩みは、少なからず細くはなってきましたが「好きな事」を継続する歩みは失いたくないですね。
「意志あるところに道あり」
悔いなき人生を全うしたいものです。






カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
数年前にジャーナリストの田原総一朗さんの講演をお聴きしました。
結構前の席で目を凝らして真剣にお話を伺っていたら、偶然にも田原さんと目が合って、その後随分と僕の方を見つめてお話しされた記憶が残っています。
有難い事で、受講者の僕はしっかりとうなづき、相槌をうって、また講演後は大きな拍手をいたしました。

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その田原総一朗さんが頑張っておられます。
何と91才になられたらしいです。
僕にとっては何とも嬉しい限りです。
BS朝日テレビでは日曜18時から「クロスファイア」の司会もしっかり継続されておられます。
ああやって前向きに仕事をなさることが何よりの健康の秘訣のような気がします。
動画では田原総一朗さんの朝食を題材にしたものも在ります。
随分と朝から多くのメニューを食しておられます。

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田原さんの朝食は何と「田原総一朗の生態密着シリーズ」とのタイトルで動画になっていました。
その朝食の一例です。
・乳酸菌飲料(ヤクルト1000)
・野菜ジュース
・麦茶
・リンゴジュース
・ポーチドエッグ
・牛乳
・レタス
・食パン(トースト+バター)
・果物
・ヨーグルト(R-1)
・アンパン
・温かいお茶

ざっとこんな感じなのですが、書物が山と積まれた書斎の一角で食しておられました。
その量と品数の多さに驚きましたが、あのバイタリティの原動力を感じました。
食後の後片付けもばっちりで流石です。
見習いたいものです。

食べる事は大切ですね。
そして、睡眠と、運動は不可欠です。


僕も2年半前に大きな手術をいたしましたが、その後もリハビリを継続しています。
ほとんど毎日約1時間のウォーキングを実施しています。
目安として1日7000歩動くようにしています。
幸いにして歩くのにもって来いの市営の遊歩道がオフィスの近くにあります。
手術後一時期は車いすだったのですが、今では仕事にも支障はありません。
(多少、手術の後遺症があって歩きにくい現実はありますが…)
睡眠は7時間程度眠るようにしています。
平均して夜の12時就寝、朝7時起床という感じでしょうか。
殆ど熟睡ですが、多少起床時が辛い場合がありますのが気になる点です。

嬉しいのは食欲がしっかりとあるという事です。
田原さんには及びませんが食欲旺盛、食事が楽しみですね。
美味しい物にはついつい手が出てしまいます。
結構自分でいろいろとレシピを観ながら料理もするようになりました。
最近はカロリー計算をして健康管理も意識するようになりました。
野菜と魚・肉はなるべく食べるようにしています。
大正製薬さんの「あすけん」というアプリを使わせてもらっています。
毎日のデータを取ってグラフにしています。
体重・体脂肪・体年齢・血圧・内臓脂肪レベル・骨格筋率・基礎代謝・BMIなどは3年以上グラフになっています。

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いろんな人との交流も健康に有効な気がします。
脳のトレーニングをしたり、本を読んだり、テレビを観たり、何事にも関心を持つことも重要な気がします。

ウォーキングで歩くのも手術後はきつかったですが、少しづつ和らいできました。
歩くのも仕事と自分に言い聞かせて一歩一歩足を前に出しています。

健康が一番、田原総一朗さんをお手本にして頑張る覚悟です。
何でも今年は昭和から数えて100年、大きな転換期になるそうで、確かにそんな感覚がありますね。

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懐かしいフォークシンガー加川良さんの『教訓1』の歌にもあります。
♪命は一つ、人生は1回、だから命を捨てないようにね・・・と。
大切な命、大事にしたいものです。





カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
「仕事を遊びにしてしまおう!」
なんてことをあえて社員さん達に呼びかけたことがあります。
「仕事がどうして遊びになるんですか・・・?」という質問もありました。

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どうしても仕事というものが大変なもの、辛いもの、時には苦しさも伴うものといった概念を持ちがちかもしれません。

僕の答えはこうでした。
単純に遊びの定義が楽しい事をするものであれば、仕事を楽しいものにしたならば仕事は遊び化されたということになります。
つまりは日々の仕事を愉しむものに変化させていく事が肝要です。

そのために必要な事は仕事が自分にとって大切な事を知る事仕事ができる喜びを感じる事、家族がある人にとっては家族を扶養する使命感のある労働でもあります。
家族から期待され、仕事をすることは家族を幸せにすることにもつながります。

仕事を愉しめば自然と能率も上がります。
仕事が自分の成長に繋がっていく事も多々あります。
周囲や上司から仕事での成長を認められることはとても嬉しい事でもあります。

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僕の著書に『すごい部隊のつくり方』という書があります。
全部で17冊ある書の中で最初に書かせて頂いた書です。
要領がわからなくて出版社さんに知恵もいただきライターさんを紹介されてお手伝いして頂きました。
僕とライターさんは名古屋と東京の遠距離でしたが、5回ほどお会いして懸命に声を出しながら、書を書きあげました。
駅の近くにあるカラオケルームを利用して(歌はもちろん歌いませんが)缶詰めになって1回につき6時間から8時間しっかりと充実した時間を持ち完成させました。

嬉しかったのはコンビニ業界のファミリーマートさんが1万Ⅰ千冊まとめて購入して下さったことです。
つまり販売後の一時期全国のファミリーマートさんのビジネスコーナーにに僕の書が並んだわけです。
全国どこへ行ってもファミリーマートさんには僕の書がおいてあって夢心地の時期だったように振り返ります。

その書に書かせて頂いた「すごい部隊」は現実に僕が積水ハウスの支店長時代に業績向上していった現実の存在した支店の姿です。

仕事でしたから厳しさも伴ったと思いますが、それでもみんなの力で年間60億円の売り上げが6年間で120億円まで上がっていったのです。
社員さんがみんな活き活きしていました。
仕事量ももちろん多かったと思いますが、楽しかった思い出がいっぱい詰まっています。
一人一人の社員さん達の成長の姿も実感できました。
自信に充ち溢れた社員さん達の顔がまぶしく思えました。

その時僕は感じました。
みんなみんな燃えたいと思っている、懸命に仕事に向かいたいと考えてもいるのだと。

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打ち上げの時にみんなで輪になって歌った「サライ」の大合唱、仕事でも涙する事もあるんだと気づきもありました。
社員さん達一人一人もまた仕事を通じて感動できる喜びを知ったようでした。

僕は信じています。
どんなに時代が変わろうと、人間は燃えたい何かを持っているのだろうと。
それをうまく引き出してあげるのはマネジメントに携わる人間の務めでもあります。

しっかりと社員さんに関心を持ちながら、コミュニケーションする事。
お客様の喜ばれる姿をいつも見つめながら、お客様の立場に立って仕事に努める事。

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会社の顧問のいつもの仕事を離れて、企業の研修講師といういつもの自分と違って、また企業からの依頼の講演でもなく、公開型のセミナーを6月は実施いたします。

時代がどんなに変わっても、燃えたいと考える人たちが必ずや存在することを信じて元気な声を当日はお届けしたいと考えています。





カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
テレビを観る事が好きです。
その日のニュースやドキュメンタリー、ビジネス関連などの番組、歴史もの、「あんぱん」等の連続ドラマは面白いですね。
なかでも好きな番組は「カンブリア宮殿」「ガイヤの夜明け」「情熱大陸」「プロジェクトX」は殆ど欠かさず観ています。

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4月の「カンブリア宮殿」は若い経営者が出演されていました。
一人は25才の若い社長、HA=LUの岡 春跳社長です。
昨年創業したばかりの企業ですが脚光を浴びています。
興味を持ったのは社員の採用の手法、SNSで知ってZOOMで話して採用するとの事です。
そしてその基準は「素直」であるかどうかもう一つはパリピであるかどうか・・・。
そして昭和的な情熱を持っているかどうかでした。

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もう一人のこの日の出演の社長はYUTORI社長、片石貴展社長、この人は31才。
創業7年で最年少社長で株式上場です。すごいですね。
インスタグラムで良い動画が出来るかどうかが判断基準という事です。
成果が出ない事をやっていることが今の若者には苦痛であるという持論を言われてます。
バズレない人は入社出来ない(SNSが出来ないとダメ)
昭和の時代を令和で実現したい(昭和をアップデートしたい)と言われていました。

お二人に共通した思いが昭和の時代の復活でした。

確かにかつてこのブログでも書かせて頂きましたが、日本においては「熱意」ある社員がいつの間にやらいなくなってきていて、いつのまにやら世界からも日本人は働かない民族というレッテルを張られているような感じがします。

1990年代半ば以降、市場や技術動向の変化に対応できず、競争力を失った多くの日本企業、その凋落の一因に会社員のやる気が影響しているのは間違いないでしょう。

物事を減点主義で考えるようになってしまい、何かといえばすぐさまハラスメントに結びつける、コンプライアンスもほどほどにという感覚がします。
社員どうしのコミュニケーションの不足、社内の人間関係のぎくしゃくさも大きな問題です。

ところでブログの冒頭に「パリピしてますか?」と謳わせて頂きました。
その意味はお判りですか?
「パリピとは多くの人が集まる場所に行ってみんなで盛り上がる事を好む人といった意味です。
クラブや、様々なイベント、フェスなどでたくさんの人と集まり、騒いだり、パーティをしたりすることが好きな人を指します。
パリピするとは仲間と一緒に騒ぐといった意味と考えてよいでしょう。」

振り返れば昭和の時代、僕としてはサラリーマン時代にさかのぼりますが、仕事を毎日しっかりとし、その後は社員通しの盛り上がり会が必ずと言って存在しました。
まさに日々パリピしていたわけです。

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若い情熱家の社長二人の口から共通して出てきたのは、過ぎ去った「昭和」の時代の復活でした。
「やる気」を無くした社員の活性化は必須事項でしょう。
企業内にたった6%としかいないと言われる「やる気」ある社員、「やる気のない」70%の社員、「迷惑を掛けている」24%の社員の構成が変化してこれば企業の業績も随分と良い方向へ変わっていく事でしょう。

先日4月29日はおりしも「昭和の日」でした。
おそらく日本の一番輝いていた時代は「昭和」であったであろうと思われます。
明日の日本は素晴らしい国になるに違いないと誰もが信じていた時代が昭和にはあったと思えてなりません。

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企業経営者はもちろん、マネジメントに携わる社員さん達の重要な使命は「やる気」溢れる社員さん達の育成に他ありません。

もっともっと活気に満ちた企業がたくさん欲しいものです。
生きていく事の歓びも日々感じていたいものですしね。






カテゴリー:接客/サービス
author: Masahiko Kato
4月13日から大阪・夢洲で大阪・関西万博が始まっています。
10月13日までの約半年の期間です。
皆さんは行かれる予定ですか?

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実は僕は万博に思い入れが人一倍あります。
このブログでも書いたことがないと思いますが、実は僕は1970年の大阪万博で働いていた経験があります。
もうずいぶんと年月が経つ訳ですが、1970年、高校を卒業した日の翌日(3月2日)から
今でいうフリーター感覚で僕は大阪万博のフランス館に勤務していました。
当時の僕は海外に憧れを持ち、せっかくの日本で開催される万博に大きな興味を抱いていました。
大学へ行く事ももちろん考えていましたが、その前にまず働いてみる事もいいんじゃないかという事で、ちょうどタイミングよく開催された大阪万博に応募したわけです。
何をやっていたかと言いますと、実は当時の仕事で唯一OKだったのが警備の仕事でした。
現在のALSOK、当時綜合警備保障㈱と言いましたが、そちらの企業の仕事をした訳です。
もう55年前の話ですが万博に対する思いが強かったせいというか、世界をこの目で知ってみたいという気持ちでした。
当時の海外旅行はなんていっても1ドルが360円の時代です。
海外旅行は夢のまた夢という時代でした。
国内をヒッチハイクで廻っていた僕ですがさすがに海外には疎遠でした。
ですから、身近で開催された万博でインターナショナルな経験をしたいという願望で出かけたわけです。

当時の僕は18才、千里ニュータウンの仮設の建物での寮生活、2段ベッドでの集団生活は大変でした。
ずっと家での生活をしていた僕にとっては毎日が試練の日々でした。
僕の下の人間は誰もいません。
先輩方からの厳しい叱咤もありました。(いい勉強です。)
逆に優しい先輩たちもたくさんおられました。(感謝です。お世話になりました)
大学生のアルバイトの方々が数多くいらっしゃいましたが、元自衛官の人も多かったように振り返ります。
仕事は24時間勤務(仮眠時間が4時間ありました)翌日が休みという勤務形態でした。
休日は睡眠と、掃除、洗濯、雑用で時間が足りませんでした。

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フランス館の入り口に直立不動で立っていました。
動くなと言われていて随分ときつかった思い出があります。
フランス館の皆さんには「ボンジュール」「ボンソワール」とか「メルシー」の挨拶に始まり、片言のフランス語をお話しして可愛がっていただいていました。
フランス国歌の「ラ・マルセイエーズ」を毎日のように耳にした思い出があります。
当時の 4つの白い球体が並んだエアドームのフランス館は夜は1235個のストロボランプが点滅し、昼は白い塗装が優雅で清楚は印象を与えていました。

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なんていってもこの大阪万博は凄い人、人で溢れていました。
岡本太郎さんの作品「太陽の塔」はしっかりと覚えています。
そして何と言ってもアメリカ館の「月の石」が超の付く大人気でした。
6か月の開催期間の来場者数は6421万人、1日の平均入場者数は35万人でした。
参加国は76か国、展示施設は32施設でした。
ちなみに入場料は大人で800円、子供が400円だったと記憶しています。
参考に、当時の平均月収は5万円です。
会場にいたおかげでパビリオンのほとんどすべてをこの目で見させて頂きました。

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万博のテーマは『人類の進歩と調和』
三波春夫さんや、坂本九さんの「♪こんにちわ、こんにちわ西の国から・・・」で始まるテーマソングも懐かしいですね。
日本中が活気づいていました。
後に沖縄や愛知で開催された万博もありますが、この大阪万博の盛り上がりは最高に凄かったと思います。

現在開催されている大阪・関西万博に対して個人的に行きたいという気持ちと、興味を抱かない気持ちが錯綜しています。
今回のテーマは『いのち輝く未来社会のデザイン』ですね。
キャラクターの「ミャクミャク君」ももう一つ魅力に欠ける感じです。

若かったあの頃の希望が溢れていた時代、万博も夢でした。
今回は不参加のロシアが、当時はソビエト館で存在感のある大きな建物で出展されていました。
残念ながら、現在の世界情勢は希望とは遠い現実が存在します。
世界の人が夢を追って明るい未来をと考える状況とは少しばかり違ってきているように思えてなりません。

それでも万博には人を魅了してやまないものも在るように思います。
行ってよかったという人が多ければ足を運ぶことにもなるのでしょうね。
かつての自分の様に、若い人たちが希望と夢を抱いて出かけていく万博であってほしく望んでやみません。




カテゴリー:営業
author: Masahiko Kato
現在の僕の主たる仕事は企業の顧問です。
専任の講師として登録頂いている企業からのセミナーもあります。
また一般企業からの依頼の講演もあります。
今回は公開セミナーのご案内をさせて頂きます。
このセミナーはどなたでもご参加いただけます。

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売上アップ・販売促進・DX推進のための展示会
【営業・マーケDXPO名古屋’25】の専門セミナーに登壇いたします。
・会期:2025年6月12日(木)13日(金)
・会場:ポートメッセなごや第1展示館

・受講料:無料

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僕は「できるマネージャーはここが違う!やる気を高める強い組織のつくり方」
というタイトルで11時40分から1時間お話しさせて頂きます。

主催者(ブティックス㈱)からの案内文にはこう記してあります。
「現在、日本人のやる気のなさが問題になっています。
社員のモチベーションをあげて積水ハウス全国トップの実績に結びつけた成功体験と、
顧問会社の業績向上のエッセンスをお話いたします。
仕事をいかにして面白くさせるか、感情指数の高いマネジメントでいかにメンバーの心を掴むか、手段を組織に変化させた講演内容です。」


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当日の営業・マーケDXPOは中部エリア最大級260社の企業が出展いたします。
その営業支援システム展、営業コンサル・アウトソーシング展の講演を依頼されました。

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当日は多くの来場者が予想されますが、僕の講演にも足を運んで頂ければ幸いです。
公開での講演会はなかなかありませんので僕も楽しみにしています。
6月12日会場で皆さんとお会いしましょう。






カテゴリー:一般の記事
author: Masahiko Kato
最近の『住宅産業新聞』賃貸住宅に暮らす人からのご意見が掲載されていました。
出典は住宅改良開発公社、執筆・監修は千葉大学の鈴木雅之教授です。

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以下、賃貸住宅への不満を並べてみますと・・・・・
1、冬寒い 32.9%
2、隣の音が聞こえる 24.5%
3、収納が狭い 24.0%
4、料理がしにくい 23.7%
5、家賃が高い 22.3%
6、狭い 18.1%
7、日当たりが悪い 14.7%
8、夏暑い 13.9%
9、上の階の音がうるさい 12.9%
10、傷や汚れに気を遣う 12.9%


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かつて、僕は積水ハウスの東京の支店長時代、事業所長の仕事の他に東京営業本部のアパート委員長を任されてもいました。
その折、感じていたのは一般の戸建て住宅がお客様と直接向き合っての商談をするのに対して、賃貸物件(アパート・マンション)は大家であるオーナーさんとの打ち合わせはするものの、直接入居者とは話し合いがありません。
オーナーさんは自分のアパートであっても実際入居はしません。
つまりは、ここに入居者の声が直接届かない現実が生じます。
そこでもっと入居者の声を聞いた形の賃貸住宅を創ろうと考えました。

今から23年ほど前の実話です。
一番感じていたのはお風呂とトイレが一体になっている現実でした。
アパート委員長の僕は住宅業界のトップである積水ハウスのアパートを変えれば、他の住宅会社も右に習うと考えました。
トイレとお風呂を別にする事を当たり前にしました。
キッチンがお粗末なものが殆どでした。
これはキッチンをグレードアップして一般住宅並みに仕上げるようにしました。
同様に収納量の少ない下駄箱を辞めて、天井までの下駄箱クローゼットに変更しました。
結果というと高い評価を頂きました。

今から振り返るとみんな実行して良かったことでしたが、これだけのことを変化させることにも一部には反対意見もありました。
人は変化しない事が一番楽なんだという言う現実に失望感も味わいましたが、自信を持って改良に取り組みました。(今は皆当たり前になっています。ほとんどの住宅会社が改良されました。)

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今回の入居者からの声(要望)も、しっかりと活かしていきたいものです。
「寒い」と答えた入居者は3分の1です。(すぐ改善です)
遮音の悪さ、収納率の低さ、料理のしにくさも改善の余地がありますね。
またこのアンケートには出てきていませんが、共用部分に関わるもので、「24時間ゴミ出しシステム」や、「宅配ロッカー」、「駐車場」、「駐輪場」、にも着眼していく必要がありそうです。

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もっとお客様に近づくこと、入居者の気持ちに近づくことが大切ですね。
顧客目線、入居者目線での住宅建設を望んで止みません。
私達はZ世代のニーズやウォンツにしっかりと応えていきたいものです。