企業の不祥事が時として当たり前のように起きています。
かつて食の業界も「赤福」「不二家」「白い恋人たち」「雪印」「吉兆」・・・・と問題が発生いたしました。

 その中で不祥事を教訓として、売上アップというプラスに作用させたのが「赤福」と「白い恋人たち」といえます。
残念ながら「不二家」「雪印」「吉兆」はマイナスに働いてしまいました。

 今日の朝食です。
「吉兆」の定食を頂いています。null

 消費期限・賞味期限の偽装問題でグループの一つ、「船場吉兆」は廃業となりました。
創業者であった湯木貞一が、息子、娘を中心に「本吉兆」「京都吉兆」「神戸吉兆」「東京吉兆」「船場吉兆」ト拡大したのですが、「船場吉兆」は今や存在しません。

 おいしく食事を頂きましたが従業員のヒソヒソ話が気になりました。
ヒソヒソ話は聞こえないから良いのですね。
お客側に聞こえるヒソヒソ話はどうも感心しかねます。

 企業体質は簡単には変化しないものです。
「船場吉兆」の教訓を生かして「吉兆」グループの発展を願いたいものです。