映画を観ました。「感動しました!!」・・・・・「旭山動物園物語」です。
年甲斐もなく ほほを伝う涙が止まりませんでした。

 1996年年間来場者が26万人から2006年には300万人以上に。
廃園間じかだった動物園が見事によみがえった。

 その理由は動物園の従来型の「形態展示」を「行動展示」に切り替えたことが大きな要因と言える。
…というより小菅園長はじめ職員の情熱のたまものと言っていい。
もちろん旭川市の協力もあってのことだが…。

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 マキノ雅彦さん(津川雅彦さん・本名加藤雅彦さん・どういうわけか私と本名は同じ)の監督としての指揮の取り方も、主演を演じた西田敏行さんの演技も素晴らしいものだった。1940年生まれの69歳、まだまだ情熱の源泉は枯れてはいない。

 津川さんは「廃園の危機を乗り越えた旭山動物園ですが、私も肺炎の危機を乗り越えました」と退院後にファンに向かって舞台挨拶をしている。「小菅園長の気合は猛獣にも負けていない、そういう役を演じられるのは西田さんしかいない」と言えば、西田さんは「行動展示に重点を置いて情熱を貫いた小菅園長と、この役を僕に委ねてくれた監督に敬意を表したい」と答えている。

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 情熱は必ず明日を創っていく。
今の社会情勢は厳しいが、情熱をもって進めば必ずや光が見えてくると信じたい。
「変化」は明日を創るのだ!!

 そう、あのペンギンでさえ空を飛んだのですから・・・・・。