三菱財閥3代目社長、岩崎久弥が用いた屋敷を拝見しております。
洋館、和館、ビリヤード室の3つの建物ですが皆重要文化財となっています。
岩崎邸へと続くアプローチ、あじさいの花が綺麗です。

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 洋館はジョサイア・コンドルの設計で531,5㎡、明治29年に竣工しています。
ちなみにビリヤード室へは地下で繋がっており同じくコンドルの設計です。



和館は大河喜十郎(推定)の設計です。
釘隠しなど各地に岩崎家の家紋である三階菱の意匠が見られて細かな部分まで丁寧に作られております。
当初は550坪の大邸宅だったらしいのですが現存するのは大広間と茶室のみです。