相撲の話題です。
僕が相撲を初めて見たのは3歳の時だそうですが、もちろんあまり記憶にはありません。
父親が地方巡業に連れて行ってくれたのです。
確か、鏡里・大内山が相撲取りとの最初の縁でした。

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 数々の不祥事が勃発した相撲界の中で、今場所は栃ノ心の優勝がさわやかな印象を与えてくれました。
あとは、新入幕の二人が三賞に輝いたことでしょうか。
 昨年名古屋場所、栃ノ心の属する春日野部屋は愛知県春日井市に部屋を構えておりアシスタントさんと一緒に見学に行きました。
その折、栃煌山や碧山と一緒に稽古していたのをよく覚えています。
そばによるとその体の大きさに圧倒されました。
ぶつかりの迫力も相当なものでした。

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 栃ノ心は柔道とサンボのヨーロッパチャンピオンという看板を背負って2006年初土俵、とんとん拍子で出世して、2008年に関取になるや十両で13勝2敗でいきなり優勝、すぐに幕内力士の仲間入りを果たし、小結まで上り詰めました。
 ところが2013年7月場所、右ひざに大けがを負いその後は約10か月相撲が取れない状態で幕下55枚目まで地位も転落してしまいます。
普通ならここで相撲人生をあきらめてしまうものなのでしょうが・・・。

 それからがすごいところですね。(普通ではできないところです)
諦めないで養生しその後なんと4場所連続で幕下と十両優勝、完全復活です。
 そして今場所今までの苦労がしっかりと実を結びました。
 もう「素晴らしい!!」の一言です。
 遠く離れたヨーロッパ・ジョージアではお母さん、奥さん、そしてまだ対面したことのない子供さんが大喜びでしょう。
噂では母国ジョージアの国民栄誉賞(日本でいう)も与えられるようです。

実力者です。
さらに上を狙える力士です。
これから大関そして横綱を目指してもらいたいものです。

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 我々の営業の世界でも壁を乗り越えた人とそうでない人とのギャップは大きいですね。
大きな壁を越えてこそ新しい道が開けるものと信じます。
人間は平等にできています。
頑張った分だけ結果が出てくるものです。
自分に負けないで仕事に向かっていきたいものです。(自分のための仕事なのですから・・・)

「苦労を超えての歓喜」ベートーベン