中仙道の宿場町「太田」の宿です。現在も写真のように昔の面影をイメージして町が創られています。夜この町を通るときはメイン道路を避けてあえてこのストリートを通過します。この通りのほとんどの家には「行燈」風の明かりがともされています。・・・ですから逆に現代風の明るいネオンはここには似合わないしまた雰囲気を壊すもとでもあります。
 仕事でよく住宅展示場を企画し創りました。僕としては「暗さが存在するからから明るさが理解される」という考え方があります。明暗を創る、音の静かさと騒がしさ、香りの種類、自然を取り入れる・・・など、人の持つ繊細な感性をくすぐるのは成功へのポイントです。人は論理でなく感覚で評価するのです。

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