10年前東京の支店を任されたときに東大和市に分譲地を計画しました。
確か某企業の工場跡地だったような気がしますが、開発面積55000㎡、入札でした。
　知り合いを通して当時の市長さんにも環境を重要視した街並みを築いていくことをお約束いたしました。
　場所は市の公園や野球場、テニスコートに隣接した素晴らしい住環境が望める立地でした。
　場所を目にした時一気に気に入ったことを明確に覚えています。

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　最初に4階建てとなるイトーヨーカドーを誘致、建築し、そしてマンションを４棟３１８世帯分、そして一戸建てを２１区画分譲する計画でした。
こういった商業施設を取り入れた分譲地は当時としては画期的でした。
　３年間の東京生活のうちに落札し、徐々に形が出来上がっていきました。
名称は地名「桜ケ丘」にちなんで「SAXAの杜」と名付けました。

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　最初戸建て住宅に関しては１区画１億円以上の価格でしたので東京２３区に顧客ターゲットを定めて日本経済新聞に全面広告を出しましたが、反響が２件しかありませんでした。失敗を経験して都内の人達は東大和市への希望が無いようだと感じました。その後地元に狙いを定めてコツコツと販売活動を実践、完売に至りました。

　久しぶりに　今その場所に立っています。
素晴らしい環境です。
都心とはいえ緑が多く環境の良さが明確に理解できます。
住人の方々が散歩に興じていらっしゃいます。
幸せなそうな笑顔が印象的でした。後世までこの街並みは残っていくに違いありません。

　街並みを創っていく仕事、いい仕事をさせて頂いたと感謝しています。