週刊「東洋経済」に興味深い記事が掲載されていました。

null

 2000人のマネージャーと面談した男が語る・・・・とあります。
 その中には、なんと「上司は人格者である必要はない」と書いてありました。
そう語る、この方は、リクルートHCソリューションユニット・ゼネラルマネージャーの太田芳徳さんです。
太田さんによれば、現在のマネージャーは「背中を見て学べ」という精神論的な教育を受けてきたので、組織の方向性を決めて、現場に伝える訓練が出来ていないといいます。

 ではどうすれば、現状から脱出できるのか。
一番大切なことは自分たちのチームの方針・戦略をしっかりとたてること。
そして方針を決めてそれをみんなで共有し、チームに浸透させていけばその後の仕事が一気に楽になる。思いつきの提案が減り「求められる行動」が明確になってチームのモチベーションが上がると言います。

 方向を定める際に「CAN]と「WILL]と「MUST}を意識するとよいそうです。
組織が出来る事、やりたい事、すべきことの3つの輪が出来るだけ重なるようにする。
日々実行と見直しを通じて正解に近づけていけばいい。・・・・と言います。

 上司は人格者になる必要ななく、まとめ役と思えばよい。
自分自身の弱みを積極的に開示して得意な人にゆだねたほうがよい・・・と言います。

 この意見、個人的に賛成です。
上司はえらぶる必要ななく、自分の人間的側面を開示することなどは効果的ですね。