とにかく強い、強かった。
東福岡高校ラグビー部の話です。
優勝候補NO1にあげられてはいましたが、試合のほうは決勝戦まで苦しむことなく勝ち進み決勝戦も圧勝でした。

1回戦 シード
2回戦 61対0 深谷(埼玉)
3回戦 92対0 黒沢尻工(岩手)
準々決勝 23対7 東海大仰星(大阪)
準決勝 67対12 京都成章(京都)
決勝 31対5 桐蔭学園(神奈川)

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 何と決勝までにあげた得点273点は今までの高校ラグビーでの新記録、史上最強といっても言い過ぎではありません この東福岡高校を率いる監督は谷崎重幸監督、三重県出身の51歳、法政大ラグビー部から教員になりたくて福岡県の高校へ。
 当初は厳しい監督だったと聞きます。
それが奥さんが38歳の若さで他界したことから人生が変わります。
3年間ニュージーランドへ家族で移住、本人は人生のハーフタイムと言っていますが、この3年間が大きく監督の人生の転機となったようです。

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その後の指導は選手たちの自主性を重んじる手法に切り替えたようです。
今、高校ラグビー界をけん引する監督は自分の高校をこう判断しています。
チームワーク10点、キック10点、フォワード10点、バックス10点、タックル10点つまりは全て満点、な訳です。

 結果として選手たちは監督の期待に見事応えました。
監督は選手たちに声をかけました。「皆、ラグビーを楽しんだかい」