僕の若き友人である石井友規君が今月末から北海道へ居を移します。
地球に魅せられて、地球を撮り続けて、オーストラリアを、北極圏を旅してきた彼の次の旅先は日本の果て知床でした。

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 何でも3年間の間、ユースホステルで働きながら世界遺産の知床にシャッターを向けていきたいという。

 若き才ある細胞の行く手は冒険的であり、希望もあるが明日は不透明だ。

 かつて自分自身が青春の真っ直中にあって迷い、悩み、戦い、挫折し、悲しく、空しく、生きてきたことを思えば、彼の挑戦は純粋でかつ、素敵であり美しい。

 彼の挑戦をある時は新聞の題材にさせて貰った。
それは人が簡単にはマネの出来ない彼独特の使命感と、自由性、現実を敢えて飛び越えていこうとする勇気がそこに存在したからに他ならない。

 3年後、一段と成長した彼をしっかりと見つめてやりたい。
例え、その挑戦が必ずしも成功裡に終わらなくとも・・・
挑戦したことにこそ強く高い意義があるからだ・・・。

石井君、僕は君と一緒に行動していることが好きだった。
それは君自身が現実の中に埋もれない、魅力ある心を持っていたからに違いない。

頑張れ! 
若き魂に光と力を! 
成功を祈る!