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author: Masahiko Kato
 公益社団法人「全日本能率連盟」主催で経済産業省後援の経営マネジメント大会に参加しました。
65回を迎える今回のテーマは「人の活力を引き出す真の経営を探る」
「企業成長・発展の源は社員の活性化」がサブテーマでした。

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 この日は法政大学の坂本光司教授「社員と顧客を大事にする経営」と題した基調講演がありました。
 坂本教授は「日本で一番大切にしたい会社」の著者でもあり僕も坂本教授の本から共鳴する点が数多くあって今回の講演会を楽しみにしていました。自分の勉強の場と位置付けていました。

 数多くの日本企業が将来に不安を感じ、つまずいている中でこの日紹介された多くの会社は明確な目標を持ち、何よりも社員と顧客を大事にしていることが特徴でした。

 共通点を列記しますと・・・・・
1、社員の幸せを第一に考える
2、障害者雇用に注力する
3、高齢者を積極的に雇用する
4、女性を重要な戦力に変える
5、仕入先とウィンウィンの関係になる
6、顧客に対して感動を与える
7、地域社会との絆を大切にする・
・・・ということでした。

 講演を聞いて改めて社員を大切にする会社の重要性を感じました。
お客様と株主を満足させるのは社員であり、社員のモチベーションを上げて、実績につなげていくことの大切さを痛感しました。

 自分自身の仕事にもしっかりと導入していきたく思います。
いい勉強をさせていただきました。
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author: Masahiko Kato
 東京・浅草です。
部屋から窓を開けると見えた景色が印象的でした。
左には浅草寺・五重塔が、そして右手後方には東京スカイツリーがくっきりと・・・。

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 あたかも過去と未来が同居しているような不思議な感覚でした。

「温故知新」古きを訪ねて新しきを知る。
僕たちの心の中には、古き時代のものを探求する気持ちと、新しいものを希求する気持ちがあるように思います。

 写真に現われた窓からの景色は、今迄の自分を振り返ることと、これからの自分を夢見ることの双方をイメージしているかのようでした。

 
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author: Masahiko Kato
 建築家の安藤忠雄さんの講演をお聞きしたことがあります。
その安藤さんのお話です。

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 あるとき、コンクリートの打ちっぱなしの住宅を設計し完成しました。
コンクリートは出来上がりが難しいものです。
出来上がりにズレが生じてしまいました。

 コンクリートの施工をした担当者は安藤さんから「壊してやりなおせ!」と言われるに違いないと観念しました。
 安藤さんに叱られることを覚悟に見せると「これは直されへん、まあこれも味やからいいや」と言われました。

 安藤さんは、依頼されたご主人に言いました。

「こいつが手を抜いてこういう結果になったのなら壊させました。
一生懸命やった結果なのはよくわかります。
壊せと言ったらこいつはやり直す覚悟です。
ただもう一度やってもうまくいくとは限らない。これは神さまが決めたことやから・・・・・
こいつの一生懸命さでこの作品はできている。
このままでいきましょう。


 出来上がったものの仕上がりよりも一生懸命やってきたことを評価した深い話です。