スポーツ観戦が大好きです。
先日はロッテの佐々木朗希投手の完全試合すごかったですね。
13連続三振、19奪三振というおまけもついてまさに感動でした。
弱冠20歳、これからにさらに大きな期待が大きく膨らみます。

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さて、個人的に学生時代から東京6大学野球を応援してきました。
僕の学生時代には2年下に江川卓投手がいて、母校法政大学が強い時代でした。
尤も僕が4年生の時は明治大学が優勝しましたが・・・。
たまたまその試合を法政の応援席から眺めていましたが、明治大学の優勝が決まった試合は法政の応援席の倍以上の明治大学の学生数で数で圧倒されました。
又、帰りの中央線の電車の中が明治の校歌や応援歌が歌われて明治の学生の喜び方が半端ないものでした。

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独立して東京へ顔を出す機会も増えてからも 6大学野球ファンの僕は神宮球場へ顔を出す機会が多くありました。
必ずしも母校法政の試合だけでなくとも、日本における野球の歴史は1925年に始まった6大学野球からであり、今でも天皇杯は唯一6大学野球の優勝校にだけ授与されます。
1936年開始のプロ野球よりも古い野球の歴史は誇りでもあります。

自分の眼で観戦した中で立教の日野泰彰投手が早稲田を相手にノーヒット・ノーランを達成した試合は印象的でした。
また東大と明治の試合で女性の投手同士が投げ合った試合も目にしました。
2001年5月28日だったと記憶しています。
明治の小林千紘投手と東大の竹本恵投手の二人が先発して始まった試合はもちろん6大学野球でも史上初の出来事でしたが、小林投手が3回まで東大打線を無失点に抑え結果は10対0で明治の勝利となりました。

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つい先日、4月9日の事ですがこんなことがありました。
早稲田対法政戦、当日早稲田の応援団からコロナ患者が発生して早稲田の応援席は誰もいない状態でした。
そこで早稲田の応援団に変わって1回、9回の場面で法政の応援団が早稲田の校歌や応援歌を演奏したのです。
これには早稲田の応援席からも拍手が起こり、早稲田の小宮山監督も御礼をしておられました。

実は昨年法政大学の野球部員にコロナが発生し通常の試合日程を6大学の協会が変更して法政大の便宜をはかって下さったことがあります。
これは法政にとってはもう感謝しかありませんでした。

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今回の演奏も決して大したことではないかもしれません。
が、何か戦う相手に対しての気遣いが嬉しいですね。
地球上で戦火がうごめく中、爽やかな感動を覚えた瞬間でした。