2019年 09月の記事

September 2019
カテゴリー:スポーツ
author: Masahiko Kato
 
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「パスを放ってくれるとわかっていた。いい形でチームがつないでくれたトライ。
みんなに感謝したい。」
 そういう福岡のトライは最高でした。
本当にすごいですね、優勝候補アイルランドに逆転勝利。
ひょっとして彼らならやってくれるんじゃないか、そんな淡い期待が心の隅に少しだけあったように思います。
15人全員の一丸となってのディフェンス、タックルの正確性、素晴らしいの連続でした。
そして、まさに大金星でした。

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・・・でも今回は少し違います。
 4年前の南アフリカの時は確かにジャイアントキリングだったように記憶しています。
ですが、奇跡は2度とは起こりません。
今回の日本の勝利は実力の表れといっていいですね。
まさに「ワン・チーム」みんなが一つになったいい試合でした。

 残念ながらこの日僕は静岡での打ち合わせでタイムリーでの観戦はできませんでしたが、21時からの再放送でこの歴史的勝利の瞬間を振り返ることができました。
 そういえば静岡からの新幹線の中、アイルランドの緑のジャージと日本の桜のジャージのファンたちが数多く乗り込んできました。
 皆一様に顔にはフェイス・ペインティングをして。

 人によっては日本チームに外人が多くその外人パワーで勝利が生まれたと思っておられる人もいるかと思われます。
 ラグビーの代表資格はほかのスポーツと比べて多少は緩く「3年以上の居住歴」で認められる形になっています。
 ただしここで理解しておきたいことは15人の外国出身メンバーのうち8名が日本国籍をもって活躍している事実です。
つまりは外国出身選手というより、日本人としてプレーしているということです。

 ここに今までを大きく上回るチームとしての一体感が生まれ、まさにワン・チームとなって戦う彼らの姿があるように思えてなりません。
 この一体感こそが今回の優勝候補を撃破した何よりの原動力といってよいのではと感じています。

 企業にあっても自分たちの組織が「グループ」ではなく「チーム」になっていることが大切ですね。
 「集合体」から「組織」へ!絶えず脱皮していこうとお話しすることがあります。
 
 そういえば一昨日、東京でかつて僕のチームに入社してきた新入社員と再会しました。
今はというと、もう彼も50代に入って自分で会社を興し代表者となって大活躍中でした。
かつての辛かったことや涙したこと、感激したこと・・・数多くの思い出を財産にして今の彼があります。
 まさにかつての業績を上げた我々の組織はワン・チームでありその塊度では群を抜いていたように振り返ります。
そういったチームからまた新しく強いチームが生まれたと考えます。

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 ラグビーの感動を胸にして、自分自身もまた新しい感動に向かってゆっくりではありますが歩き出していきたく考えています。
 
 「ワン・チーム万歳!」ラグビーって素晴らしいスポーツですね。
感動に感謝。次のまた新たな感動の目撃者になりたい気持ちでいっぱいです。
カテゴリー:スポーツ
author: Masahiko Kato
ラグビーワールドカップ日本大会が始まっています。
先回の大会では日本の躍進が見られましたね。
優勝候補南アフリカに対してのジャイアントキリング(大番狂わせ)で熱狂させてくれました。

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 そして今回のラグビー日本大会、アジアで初めての開催です。
そもそも日本で開催されることもサプライズでした。
ラグビーの列強国に対して「あなた方はいつまで自分たちだけでボールを回しているのですか・・・?」という発言があったとかなかったとか・・・?
いずれにしても日本での開催は喜ばしいことです。
開幕戦でロシアに勝利、今回の目的はあくまでも決勝リーグへの進出ですから、まだあと2勝は必須条件です。
是非先回達成できなかった予選突破を実現していただきたいものです。

 よく仕事でコミュニケーションの重要性を説きます。
その折に引用するのがラグビーからの言葉です。
「一人はみんなのために、みんなは一人のために」
素晴らしい言葉ですね。

 さて今回のワールドカップで面白い現象が見られ始めています。
それは何かといえば「お辞儀ブーム」です。
21日、南アフリカと戦ったニュージーランド代表が観覧席に向かってお辞儀をしたことか話題になりました。

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 イタリアの主将セルジオ・パリセは「お辞儀をしたのは日本と日本のファンに対しての感謝の気持ち、大雨が降ってきたのにかかわらず席を立つことなく80分間、試合を見続けてくれた」ことへの感謝の表れだということです。

 ナミビアのFBヨハン・トロンプも「日本に来て以来、本当に素晴らしいおもてなしをしてもらっている、ゲームでも大きな声援を送ってもらえた、それに対して僕たちも大きなリスペクトを表したかったんだ」と話しています。

 先回の優勝国オールブラックス(ニュージーランド代表)から火が付いた今回のお辞儀ブーム、ワールドカップ日本大会が「お辞儀」に象徴される記念すべき大会になることを希望したいものです。

 毎日の営業活動においてもしっかりとした礼儀作法、「お辞儀」ができるかどうか、人に対しての感謝の心が形になっているかどうか・・・あらためてその重要性を感じずにはいられませんね。