2014年 08月の記事

August 2014
カテゴリー:スポーツ
author: Masahiko Kato
 このところ一躍脚光を浴びているのは軟式高校野球ですね。
軟式野球はボールが飛ばないことでなかなか点が取りにくいという現実があるのですが、まさかここまでといったとにかく凄い状況でした。
 もうすっかり感激しました。

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 通常9回で終了する野球の試合がまさかまさかの再試合、再試合、再試合で何と決着がついたのが50回、岐阜の中京高校と広島の崇徳高校の長ーい長ーい白熱の試合は、こんなにも高校生を投げさせていいのかという問題にも発展もしました。

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 勝利した中京高校の主戦の松井投手、4試合目も途中からリリーフ、準決勝に勝利したまた直後に決勝戦に臨んで2対0でチームを優勝に結び付けたわけですがすごい気力ですね。
投げた玉数は1000球を超えました。
よくまあ体がもつものだと感心することしかりです。
本当に感動しました。
試合を観戦しに行こうとさえ思いました。

 この試合には後日談もあります。
試合を終えて地元へ帰った中京高校の選手達、究極の試合を戦った広島のチームに対して、今回の土砂崩れを見舞うチャリティーも全校生徒で行ったというまたまた嬉しい知らせが入ってきました。

 感動はまた新しい感動を生んでいくのですね。
高校野球はいつも硬式野球のほうに興味や関心がいってしまいがちですが、この夏の一番の感激をどちらかというと地味な軟式高校野球が味あわせてくれました。

 松井投手をはじめ選手の皆さん、監督、応援団、ゆっくり体を休めてください。
感動をありがとうございました。
カテゴリー:スポーツ
author: Masahiko Kato
 スポーツ観戦が大好きで,その中でも特にアマチュア野球に夢中です。
今年も熱い高校野球の季節がやってきました。
この日はおりしも故郷岐阜代表の大垣日大高校が戦いました。
去年甲子園に出場したメンバーが今年7人残っていることで勝利を確信していました。

 また今年は大垣市代表の西濃運輸が都市対抗野球で初めて優勝しました。
高校野球もとついつい期待をしてしまいます。

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 この大垣日大高校の坂口監督のことを、かつて2007年4月に当時僕が連載していた「住宅産業新聞」に記事にさせていただいたことがあります。
 かつては愛知・東邦高校の監督として全国優勝の栄冠もある甲子園で著名な監督はかつては鬼監督でした。
 ところがその指導方針を「鬼」から「仏」に変えて、7年前には楽しむ野球で大垣日大を全国準優勝に導きました。
 まさにEQマネージャーといって過言でありません。
 70歳となった今、坂口監督は少年の日に帰ったように野球を楽しんでいるようにも感じられます。

 この日大垣日大は1回にまさかの8得点を許し敗戦濃厚、ところがその裏4点を返し逆転の希望をつなぎました。
 ところが5回に2点を追加され6点差になってさすがの坂口監督も「勝負あったな」と思ったそうです。

 ところが徐々にその差を詰めると、なんと8回にはホームランで大逆転、奇跡とも思われるゲームを演じてくれました。
 何と夏の高校野球史上タイ記録となる8点差をひっくり返しての逆転劇となりました。

 坂口監督としては池田高校蔦監督に並ぶ甲子園通算37勝、鬼の目じゃない・・・仏の目に感動の涙が光りました。