フランス・パリではオリンピックが始まりました。
セーヌ川を参加各国選手団が船に乗って手を振りながらの開会式は今までの手法とは打って変わって素晴らしい演出効果があったように思います。
また自国の選手だけでなくカール・ルイスやコマネチなどのスーパーレジェンドが顔を見せたこともオリンピックがインターナショナルなイベントである事を印象付けた感じで好感を持ちました。

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かつてサラリーマン時代、業績向上を目的にして色々と仕事のゲーム化を実行したことがありました。
相撲やサッカー、野球、プロレス、等のスポーツ系を筆頭に、話題の映画をモチーフにしたり、戦国時代をテーマにしたりもしました。
毎回毎回ではなく、3カ月間を一つの枠にして、マンネリ化を防ぐために次の3か月は通常通り、その次の3ヶ月に次のイベントを実行という形が一般的でした。
イベントは、その時々の世の中の動きに合わせて話題性のある物を取り入れたことがポイントでしょうか。
また当初は営業だけで行っていたこのイベントを、徐々に全員参加型に変化させていったこともよかったと振り返ります。
販売会社であるという自覚を社員全員に意識してほしいばっかりの実践でした。
直接販売員の営業さん達はともかく、間接部門の社員さん達には多少サプライズだった事でしょう。

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オリンピックが行われている時にオリンピックを題材にして仕事をゲーム化したことがありました。
この時は営業65名を中心に、営業事務の女性社員も巻き込んで実行しました。
どんなことを実行したのかお話ししましょう。
もちろん、業績アップを考慮して、きめ細かく問題提起しました。
営業対象には・・・・・
野球・・・契約人員比率(対象は営業の各チーム)
サッカー・・・契約棟数
やり投げ・・・外構契約
柔道・・・高額物件の受注
重量挙げ・・・契約金額
飛び込み・・・最小値引き率
レスリング・・・契約時の入金
100メータ―走・・・月間最初の契約
ハンマー投げ・・・入手カード数
クレー射撃・・・アポ面談数
マラソン・・・有効面談数
テコンドー・・・オーナー面談数
アーチェリー・・・現場案内数
ビーチバレー・・・紹介受入数
ボクシング・・・設計依頼数
体操・・・契約前打合せ数

営業事務女性社員さんには・・・・・
シンクロナイズスイミング・・・電話コール数
新体操・・・テレアポイント数
女子マラソン・・・名簿取得数
女子柔道・・・プラン取得数


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結果はどうだったかというと大成功でした。
会社の経費を使わせてもらって魅力的な商品・賞金も多数用意しました。
社内はオリンピックの飾りつけをしました。
社員さん達の心に徐々に火がついていきました。
そして業績アップに繫がりました。
仕事をするというか、ゲームに参加するというか・・・皆さん大変だったでしょうが、モチベーションが上がっったことが何より良かったと思います。

出来れば、仕事を楽しみながら実行する。
おもしろおかしく実行する。
この時には営業以外の社員さんや取引業者さん達にはサポーターとなって頂きました。

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各地に顔を出させてもらって今痛切に思う事です。
残念ですが、仕事に対しての「やる気」が失せている感覚が強いです。
会社に顔を出すことが嬉しい、仕事に興味・関心がある、仲間と一緒にいる時間が楽しい・・・

そんな工夫、マネージャーやリーダーは真剣に考えたいものです。